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俺の名前は、里臣京介(サトオミ キョウスケ)中学3年生どこにでも居そうで居ない系のちょいレアな、いわゆる陰キャでも陽キャでもないやつだ。そんな俺にも親友と言える友が2人いる。1人は角田飛叡(ツノダ ヒエイ)、もう1人は河合維子(カワイ イコ)である。
今日は卒業式、いつもの様にぴえん公園で河合が来るの比叡と2人でに待っていた。だが、待てど暮らせど比叡は一向に来る気配がない。1時間後、「おーい 京介ー」河合が走りながら手を大きく振りながら走って来た。その時、後でとても嫌な音がした。恐る恐る後ろを振り返ってみると、真っ赤に染まった幹と変わり果てた比叡の姿があった。俺は急いで近くの大人に助けを求めたそして、河合に救急車を呼んでもらおうとしたが気を失っていたので2台要請した。病院に着くとすぐに2人とも手術室に搬送された。1時間後、俺の親と2人の親が飛んで来た。そして、河合の診察をした医者が親御さんに状況を伝えていた。執刀医の先生の話によると、一時的にパニックになって気を失っていて、あと数時間したら意識は戻るだろうと伝えられた。少し安心したが比叡の手術がいまだに終わらない。どれほどの時が経過しただろう。やっと比叡の手術を担当していた執刀医が出てきたが、顔が曇っていた。「一命は取り留めました。ですが、落下時に全身を強打したのが原因で何カ所か骨にヒビが入っています。そして、脳にも1部損傷があり意識が戻るか分かりません。戻ったとしても記憶障害が出る可能性があります。」と医者は言った。俺の記憶はそこで途絶えた。