やあ。はじめまして。あの物語だと、僕は登場していないのかもな。筆者を登場させるなんて誰もしないだろうから。でも、もしも話す機会があるのなら。どうか僕の唄に耳を傾けてほしい。
今回は、僕の唄を聞いてほしい。つい先程もしもと言っておいてなんなんだがな。まぁ、そういうこと、君たちもよくあるだろう?許してくれ。
全て話すと長くなるな。今まで誰かに話すということをした事がなかったんだ。拙い文章で申し訳ないが、ぜひ最後まで見て言ってほしい。
君たちは、この世界をどう思うだろうか。理不尽だと思うだろうか?それとも理にかなっていて、理不尽なことなどないと思うだろうか。もしかしたら、何も感じないという人もいるかもしれない。この問いに正解も不正解もない。感じ方は人それぞれだからな。
自分語りをして申し訳ないが、僕は理不尽だと思っている。だってそうだろう?自分の運命も、人生も、結局はいつ、どこで生まれたかに左右される。
例えば…そうだなぁ。奴隷が貴族と同じ生活が出来るはずがないだろう?どれほど努力しても奴隷が命令する側にはなれない。努力したら天才を越えられる?それなら天才が努力したら凡人は一生たっても追いつけやしない。
こんなこと、理不尽としか言いようがないだろう?
昔、誰だかは覚えていないが全ての人間は平等であると言っていた。その時はその言葉を鵜呑みにしていたが今は違う。平等であるなんて思っていない。幸せになる権利が誰にでもあるなんて思わない。
こんな感じで、僕の性格は曲がりに曲がってしまった。もう笑うしかないだろう。
それでも生きなくてはいけない。ならどうすればこれ以上、絶望しなくて良いか?それは単純明快。この世界に希望を持たないことだ。それが一番。
おおっと、勘違いしないでくれよ。これはあくまでこの世界に絶望しか抱いていない人間がすればいい事だ。この世界に希望を抱いている人はそのまま生きていってくれ。
生きるのが辛いと感じている人もこの世界では何万といるだろう。別に僕は生きていればいいことがあるさとか、死ぬのはだめだよなんて偽善、言うつもりは無い。その人の人生の責任を負うなんて御免だ。死にたいのなら死ねばいい。
こんな事言うのは最低だろうか?だが、そんなこの場を言ってその人が幸せになれなかったらどう責任をとるんだ?取れないだろう?だったら最初から言わない方がいいのさ。
だからって死に急ぐのは待ってくれ。矛盾してるって?はは、よく言われるさ。それが僕だ。
そんなことは置いておいて、そうだなぁ…どんな理由で死にたいかにもよるが…一回、自分の気分を下げれるところまで下げてみな。
そのあと…そうだな、自分が好きなもの、過去に好きだったけど今はもう興味をなくしたものを思い出せる限り思い出してみるんだ。
人によってはそれで落ち着く人もいれば何も感じなかったりする人もいる。多分、後者の方が多いだろうけどね。
自分の願望を思い起こしたり言葉にして言ってみるんだ。それだけでも満たされる気持ちにもなる。
生きてることが実感できないとか色々悩みはある。実際僕もそうだからな。
そんな時は…あまりお勧めはしないがリストカットとか色々あるな。やり方は人それぞれだけどね。自分が一番楽なやり方を見つけるのもいいかもね。
親とか友達に見つかると面倒臭いからお勧めはしないよ。
──さて。ここまで読んでくれて感謝するよ。
なにか感じてくれたかな?ほんの少しでも君の記憶に残ればいいと思っているよ。
願わくば、これからの君の人生が明るくならんことを─────
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