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高橋麻呂
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コミちゃん
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あずき
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「…あれ?斉木は?」
まずい。今ここにいるのは私と鳥束。つまり女子と男子。平凡な女の子と変態の鳥束。能力ゼロ女と霊能力者…
「じゃあ私照橋さんにまだおっふしてないので帰ります」
「何言ってんすか?そんなことより俺と話しましょうよ!前の世界の話とか」
(パンツの色とか)
心の声が聞こえた気がする。
なんで私と鳥束を2人きりにするんだ!それくらいわかるだろ!聞こえてるだろ斉木!!!
「前の世界では何してたんすか?やっぱ俺たちずっと見てたんすか?」
「そうだよ。照橋さんみたいになりたいとか言ってた。別にあの家が恋しいとかはないけど帰れるなら帰りたいな」
「好きな漫画の世界に来れてハッピー!とかないんすか?」
「別に私鳥束みたいに妄想癖とかないし…」
「俺みたいに?」
「好きな漫画の世界には来れるの嬉しいよ?なんなら来たいとか言ってたけど…来たところで誰かと話せる訳じゃないし…能力とかあるなら話せるかもだけど…前の友達とかももっと話してたいし」
「漫画の世界に来たとか十分能力じゃないんすか?」
コメント
1件
読み終えました!第3話、めちゃくちゃ面白かったです。 照橋さんの「能力ゼロ女」という自己認識と、鳥束くんの「パンツの色とか」という心の声が読めてしまう絶妙なギャップ、こういうすれ違いがたまらないですね。そして最後の「漫画の世界に来たとか十分能力じゃないんすか?」って鳥束くんの言葉、グッと来ました。照橋さんが「前の友達ともっと話したい」って本音をこぼすところが切なくて、一気に距離が縮まった感じがしました。続きが気になります!