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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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「幡中さんのこと好きじゃないの?」



「いや、何言ってんの」

「好きなのかなって、なんとなく思ってた」

「この状況でならないよ」

どうして俺の話になるんだ。

「じゃあ、祭りのときなんで俺にあんなこと言ったの?」

「、、いや、あれは」

あまり思い出したくない自分の発言を思い返し、言葉に詰まった。

「普通に、あんなとこで幡中一人にしたら危ないって思っただけ」

「そう、もう俺振られたんだし、気遣わないでいいよ」

「だから、違うって言ってんでしょ」

「、、そっか」

佐倉は席を立ち、鞄を背負った。

「じゃあそろそろ部活行ってくるよ」

目が合い、小さく頷いた。



「、、、夏休み最終日の花火大会、幡中さん上岡くんと行くって」

視線を机に移した。


「いいの?」



「いいよ」

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