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ひじきさんだよ
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スイカはプリティー
427
ぱり
599
・今回は短い
・攻めの喘ぎ声(?)のみあり
・ぬるめの🔞
・キャラ崩壊もあり
…知らない天井だ。昨日は確か、アキラのとこで皆で飲み食いして…
(…?ああ、酔ったのか。それで、介抱してくれた誰かの家の寝台にいるわけだ)
自身の状況を理解し、さてではここはどこなんだいと周りを見回そうとした。だが
「ッ!!?」
ズクン、と身体が重く、熱くなるのを感じる。この感覚は、まさか
(まずい!人の家で暴走なんて、被害規模が計り知れない…!はやく、理性が焼き切れる前に離れないと)
慌てて立とうとしたが、シーツに足がもつれ、手こずってしまう。その間にも五感が研ぎ澄まされ、熱で頭がボーっとしてくる。
(…?)
ふと、うっすらとだが何かの匂いを感じ取った。その瞬間
「ふー…ふー…っ」
唾液が止まらない。動悸がする。本能にすべてを委ねたくなる匂い。これは
(雄の…匂い…)
ダメだ。まずは帰ろう。このままでは
「んんぅ…」
「ぴや、の?」
スン、と俺の鼻が鳴った。
(あ、まずい)
俺の意識はここで途切れた。
近くで唸り声のようなものが聞こえる。と思ったら僕にのしかかるようにお腹の上に重さを感じた。次に
(なんだ、これ。ネバネバした…唾液?)
ハッと目が覚める。目の前には
「え、スマイル、さん?」
瞳孔が開き、口から涎を垂らしながら僕の上に乗るスマイルさんがいた。
「あの、どうしたんですか?」
聞こえていないのか、スマイルさんはジッと僕の顔を見ながらグルル…と唸った。
(もしかして、先祖返りによる暴走?でも、普段は暴れ回ってるはず…どうしてこんなに大人しいんだろう)
「あ、あのー。僕一旦起き上がりたいんですけど」
ダメ元で話しかけてみる。当然のように無視された。
(仕方ない。少し手荒だけど、まずは退いてもらわないと)
「ごめんなさいっ!!」
僕はスマイルさんを思い切り蹴り上げた。
(?!おっも!?全然上がらなかった…でも、とりあえず抜け出せたし、よしとしよう)
「…」
スマイルさんは何が起こったのか分からないのかボケーっとしていた。しかし
「…!」
何かに火をつけてしまったのか、口元が愉しげに歪められ、獲物に狙いを定めたような瞳で僕を見る。
(やばい!なんか刺激しちゃったっぽいか?!)
スマイルさんが追いかけてくる。速いが、動きは直線的なため、避けるのは簡単だった。でも、あんな勢いで突進されたらいくら四神といえどただじゃ済まないだろう。
(とりあえず、近場の東に行ってシャークんさんに助けを求めよう。でも、スマイルさんが人や建物に当たらないよう配慮しながら…)
色んなことを考えながら街を爆走する。幸いまだ早朝なため、外に人はいないようだった。
(でもそれってつまり捕まったら朝の街中に堂々と僕の死体が転がるって状況になるのでは…?!)
本当に捕まらないようにしよう。そんな衝撃的なもので民を傷つけたくない。それに、僕にはまだ後継者がいないんだから、死ぬわけにはいかない。
(そもそも僕が最年少なのに誰より早く死ぬなんて嫌だ!)
そこでふと気づいた。スマイルさんが追ってきていない。まさか、たまたま外に人が出てしまったとか?だとしたら__
「うわぁ!??」
突然強い力で裏路地に引き込まれた。そしてスマイルさんがまたもや僕の上に跨ってきたが、今度は蹴りが出来ないようしっかり足まで固定されてしまった。
(え、もしかして僕、食べられちゃう?)
これはもう、足が遅くなってしまうけど、神獣体になってスマイルさんの拘束から逃れた方が
「え、す、スマイルさん!?何してるんですか??!」
動き出したと思ったら、僕の服を鋭い爪で切った。あまり加減などはないようで、皮膚が少しだけ切れ、血が滲んでいる。
「えっと…スマイルさん?あの、裏路地とはいえ、ここ街中」
するとスマイルさん自身もズボンを破り捨て、二人して下半身を露出させるような状態になった。
「…♡♡♡♡」
スマイルさんは、獲物を捕まえた快感からか顔を赤くし、僕にも分かるくらい身震いした。その表情は恍惚としており、僕は今から何が起こるかを理解した。
「だからっ!僕は酔っ払いに手を出す趣味はないんですって!!あ、でも今はお酒のせいじゃないのか…じゃなくて、こういうのには順序がありますから!!」
いくら僕がもがこうと、容易くその抵抗をいなされ、なんとか僕の陰茎を勃たせようと触ってくる。だが、痺れを切らしたのか一度僕の上から退き
「ちょちょ、スマイルさん!くっ、口に含むのは…!うッ♡」
やばいやばい!スマイルさんが僕のものを舐めているという状況だけで勃ちそうなのに、ニタリとこっちを見てくる綺麗な紫色がたまらないほど愛おしい。
「や、やめてくださ…♡流石に、飛びすぎですよ…♡」
順序も意識も飛ばしてしまっているスマイルさんの頭を掴むが、力が強すぎて離れてくれない。
(こ、このままじゃスマイルさんに絞り取られる…!しかも屋外で、想いを伝えたわけでもなく…!)
こうなったらもう腹を括るしかないかもしれない。僕は一度、頭を掴んでいた手をスマイルさんの肩に乗せ
「…責任は、取ります」
僕はこの状況を受け入れることにした。スマイルさんは、言葉の意味は理解出来なかったようだが、僕に抵抗の意思はないと分かったようで、さらに頑張って僕にご奉仕しようとしてくれる。もちろん僕は、好きな人からの刺激で容易く勃起してしまった。すると、僕の陰茎から口を離し、再び僕の上に跨り、いわゆる騎乗位という体勢になった。
「で、できるだけ優しくお願いします…」
後継者作りのために元老院から派遣された女性との行為は済ませているため、初めてというわけではないが、好きな人とは初めてなわけで、ドキドキが止まらず、言葉が通じるはずもないのにそう伝える。
(そういえば僕、好きだってことも伝えてなかった気がする)
「スマイルさん、今更ですけど、僕はスマイルさんを慕っています…あなたが、好きです」
一応伝えはしたが、理解はしていないようで、挿入れるために僕の陰茎を掴み、先端のみ中に飲み込んだ。
「うッ!♡」
スマイルさんの中は熱く、僕の鬼頭が溶けてしまうんじゃないかとさえ思うほどだった。
(先端でこれなら、全部挿入ったら…)
僕は少し期待するようにスマイルさんを見る。しかし、どういうわけか動きを止め、どこか別の方向を向いていた。その目の動きは、まるで索敵しているようで
(まさか、誰か家から出てきた?)
ここでターゲットを変えて別の人の所へ行くなんて
(…)
僕はよそ見しているスマイルさんの頬に手を伸ばし、ガシと掴んで僕の方に向かせた。
「僕に集中してくださいよ」
それを抵抗と見なされたようで、今度は首に牙をつき立て、こちらを伺うように見つめてきた。おそらく、次抵抗したら噛みちぎるという脅しだろう。
「スマイルさん。もう抵抗しないですよ」
そう言ってはみるが、僕への信用はなくなったのか、スマイルさんは器用に僕の首元に牙をつき立てたまま、陰茎をすべて中に収めた。
「♡♡♡♡♡」
そのあとは一心不乱に腰を振るスマイルさんをただ眺めていた。どうやらその体勢のままは動きづらいようで、途中から首元に手を回し、気道を塞ぎにかかってきた。さすがにそれは死んでしまうので、さりげなく間に手を挟ませてもらい、なんとか危機は免れる。
「ッ♡♡ッ♡…♡♡♡♡♡」
一旦果てたスマイルさんが僕の上にへたり込んでくる。僕はそんなスマイルさんの頭を撫でた。それがお気に召したようで、僕の手に頭を押し付け、強請ってきた。
(か、かわいい…!♡)
普段は絶対にしない仕草にキュンとし、危うく果ててしまうところだった。だが、僕のものが脈打ったのを感じたのか、思い出したように腰を振り出した。
「す、スマイルさんッ!♡もう、もう出ます、出ちゃいますッ!♡」
彼の中に出そうとした瞬間
「ッ!!??」
「…え」
僕に跨っていたスマイルさんが吹き飛んだ。次に目に入ってきたのは、細すぎる足に派手な装飾、白を基調に所々水色の差し色を入れた彼のズボン。
「あきらさ」
「スマイル。ちょっとこっち来て」
背筋が凍るようだった。彼がここまで低く、威圧感のある声を出せるとは思わなかった。それほどまでに怒っているということなのだろう。アキラさんはスマイルさんの首根っこを掴み、僕の方を向いた。その瞳に光はなく、でも吸い込まれそうなほど美しかった。
「ごめんねピヤノ。助けるの遅くなっちゃって。あとのことは俺に任せて」
僕の返事を待たず、彼は神獣体となり、空へ飛び立っていった。
『今回は失敗でした』
『そうか。監視、ご苦労様』
『しかし、発見はありました』
『聞かせて』
『四神朱雀。彼は玄武が果てるタイミングで白虎を離しました』
『…』
『朱雀は、知っている可能性が高いかと』
コメント
3件
おおっと、これは思わぬ展開だわ…!普段あんなに冷静なスマイルさんがまさかの暴走、しかもピヤノ相手にここまで積極的になるとはね。しかもそこにアキラさんがバッチリお見合いしちゃうって…これはもう修羅場確定じゃない?最後の「朱雀は知っている」って意味深なやり取りも気になるし、今後の展開が気になりすぎるわ。ひじきさん、続きが待ちきれないよ!