テラーノベル
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小鳥が目醒めるその前。
古びたアパートの通路に、ぴちゃぴちゃと液体が跳ねる音が響く。etの服は赤黒く染まり、まるで過去のことを思い出させるようだ。
etが歩く床には、血溜まりと、生臭い鉄の香りが残っている。何度も通るこの通路の香りにも慣れてしまった。
手慣れた手つきで鍵を差し込む。
がちゃりと音を立てて開いた扉の向こうには、いつも通りの暗い部屋がある。中からは酸っぱい吐き物の香りが強く残って、etの吐き気を催した。
よろめいた身体を支え、壁に寄りかかりながら擦りながら歩く。
「はぁ、」とついたため息も虚空にすっかり消えてしまった。
大切な仲間もいなくなった今、etには何も残らなかった。
「私のために殺していいよとかっ“、、っ、?!」
急に込み上げた吐き物が、口から流れ出した。喉が焼けるように痛く、脂汗が滲んだ。薄れる意識に、涙がほろりとこぼれ落ちた。
「ごめんっ、、みんなぁ“っ、、!」
その晩。etはゆっくり起き上がると、包丁を手に取り、歩き出した。
意識がない、そのままで。
どうでしたかー!!少し駄作!!
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Nene
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