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11話一調教と支配と一
柊は野崎を想う自分の気持ちをしりながら
それでもそんな自分を犯すのかと・・・
緒方の言葉に絶句し
柊の瞳からはとうと耐えきれずに涙が溢れ出し頬を伝う・・・
-ひ・・・ どい・・・ 酷いよこんな… っ
抗う事も…足掻く事も・・・
“従う”以外の選択肢が無いから諦めようとしたけれど・・・
こんな・・・こんな仕打ちって…っ!
自分を引き寄せようとする緒方に
柊は嫌悪を覚え、 思わず緒方の手を振りほどく様にその場で暴れ出す
「ッ、やだ…っ、 嫌だ離せ…っ! 離せったらこの…人で無しっ!!」
「フフッw人で無しで大いに結構・・・ そんな事より――コレ。
野崎先生には――知られたくない、 でしょ・・・?」
緒方はおもむろに上着のポケットから電源の入っていないスマホを取り出すと
暴れる柊に見せつける様にしながら振って見せる
「―――ッ!」
それがどういう意味なのか・・・
瞬時に理解した柊の表情は青ざめ、暴れていた身体は動きを止める・・・
「理解してくれたようで何より・・・ それじゃあ――」
緒方が青ざめている柊を冷たい目で見つめながら静かに口を開く
「跪け。」
普段聞いた事の無い様な・・・
低く冷たい声で緒方は柊に命令を下すと
柊は青ざめながらも椅子に座る緒方を睨み付けながら小さく呟く・・・
「…糞野郎…」
椅子に座る緒方の足の間に、柊がゆっくりと跪く・・・
すると緒方は跪いた柊の前髪をグッと鷲掴み、 柊の顔を上向かせると 柊の目を見ながら同じく呟いた…
「いッ、」
「――糞野郎だなんて… 柊先生でもそんな汚い言葉を使うんですねぇ…
「悪い子だ…」
ギリギリと自分の前髪を掴み上げながら
ゾッとするような綺麗で冷酷な笑みを浮かべ、
自分の事を見つめてくる緒方に 柊は涙を溜めた瞳で睨み返す
ーああ・・・ホント、 堪らないな・・・その表情…
緒方はそんな柊の表情に更に暗い笑みを深くすると
自分を見つめる柊の目の前でズボンのベルトを緩め、チャックに手をかける・・・
「さて… 先ずは――」
緒方は自分の足の間に跪く柊を見下ろしながら
おもむろにまだ萎えている自身のモノをズボンから引きずり出すと
柊の目の前にソレを突き出してきた…
「ぅ…、」
柊はソレを見て、思わず逃げる様にその場からのけ反るが
緒方の手が咄嗟に逃げる柊の後頭部を押えつけ
嫌がる柊の顔を強引に自身の一物へと近づけていく・・・
「俺の息子――元気にしてもらいましょうかねぇ・・・柊せんせ・・・
萎えたままじゃ・・・ 使い物になりませんし・・・w」
クスクスと笑いながら緒方は顔を顰めている柊を見つめ続け
柊は目の前に突き出された緒方のモノを前に目を泳がせながら戸惑う…
「ッ、元気にって……お、 れに一体何を――」
「何をって――決まってるじゃないですか…」
緒方は未だに戸惑っている柊の耳元に唇を寄せ、 小さな声で囁いた…
「――ふぇr。」
「ッ!?で、 きな――」
柊は再び身を捩ってその場から逃げだそうとするが
緒方の手が素早く逃げようとする柊の肩を押えつけ、その場に留まらせる
「“出来ない”・・・じゃない。 出来なくても “する”んですよ… 柊せんせ・・・」
「ッ…」
「今朝の画像・・・ 野崎先生に見せても…?」
未だに逃げようともがく柊の耳元で緒方が囁き
それを聞いた柊は身を固くし、 とうとう観念したのか逃げるのを止め
緒方の足の間で泣きながら項垂れる…
「やり… ます…・・・ フェr・・・」
柊はそう呟くと、 おずおずと緒方の股間に自らの顔を埋めていった――