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「おはよー」
「おはよ、昨日のドラマ見た?」
「待って、今日小テストじゃね?」
そんな言葉が飛び交っているこれは、ごく普通の高校のクラスだろう、だが
ガラガラと、音がして一人の少女が入ってくる 彼女は、佐藤 舞子。舞子が入ってきた途端教室の空気が変わる
「えーまたあの娘学校来たの?」
「しかも何あれトロすぎでしょw」
「あーれ?」
その一言で皆が静まり返った声の主は、森本 梓
「あんた誰?あんたみたいなのこのクラスに居ないわよ?」
「もしかして?間違えて入ってきた来ちゃった?w」
梓の取り巻きの一言で皆が笑いだす
「ははw連れてってやれよ」
「もーこの子も困っちゃうじゃんw」
「っ!」
舞子が顔を真っ赤にして教室から出ていく
梓は、学校でも有名人。それも親が大企業の社長だと言う。梓自身もフモデルをやっていてファッション雑誌等にも載っている
「馬鹿みたい」
そうぼそりと呟いたのは私のクラスメイトで大親友の雨宮 柚。柚は、スポーツが得意でサバサバしているタイプだ。
「もー皆行こ行こ」梓がそう言った途端クラスメイト達が口々に喋りだして教室を出ていく
私も立ち上がって鞄に教科書を詰めていく
「柚、帰り最近出来た雑貨屋行かない?」
「、、、」
「柚?」
「え?あぁごめんごめん良いよ行こっか」
「うん」
結局その後は、柚と雑貨屋に行って他愛のない話をして帰ったらだけなのに、どこか違和感を感じた。
ヨ ク ジ ツ
「おはー」
「今日俺の家でゲームしようぜ」
今日もまた“ふつう“の日常が始まると思うと段々嫌気が差してくるそして今日もま
ガラガラ
「、、、」
舞子が無言で席に向かう
「え?、、、何これ?」
舞子の机には死ね、根暗女、消えろ等の悪口がぎっしり書かれてある
「っぷっあははははwww」
「めっちゃ絶望的な顔してんじゃんw」
「マジウケるんですけどww」
「まー良かったじゃんwあんたみたいな生きてる価値無さそうな奴に構って貰うだけ感謝しなさいよ」
「っいい加減にしろよ!!」
「は?」
「何?雨宮?私に逆らうつもり?」
「あんたこそ何?散々舞子のこと傷つけて置いて何が私に逆らうつもり?だよふざけんな!」
「え?」
あまりの出来事に私は、その場に立ち尽くすことしか出来なかった。
「もういいわ、希、帰ろ」
「え?あ、うん。」
柚は、私の手を引っ張って教室を出る
しばらく続いた沈黙を破って私は、口を開いた。
「柚、帰りにアイスべよーよ」
「うんそうだね」
「じゃーさ近くにお気に入りの店あるから行こっか」
「うん、分か希っ!危ない!