テラーノベル
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その日の夜。
すちとらんは、そのままらんの家に泊まることになった。
らん「今日はもう遅いし、泊まってけば?」
すち「……いいの?」
らん「もちろん!」
すち「じゃあ……お言葉に甘えて」
そう言って、すちは少し笑った。
けれど――
(明日、みこちゃんと顔合わせるの……無理かも)
考えただけで、顔が熱くなる。
らん「すち?」
すち「……なに?」
らん「またみことのこと考えてる?」
すち「っ……!」
らん「図星じゃん!」
すち「……もう言わないでよ」
らん「ごめんごめん!」
らんは笑いながら、すちの隣に座った。
らん「でもさ」
すち「うん?」
らん「明日、俺と一緒にいればいいじゃん」
すち「……らんらんと?」
らん「そう。俺と行動してれば、みことと無理に話さなくてもいいし」
すち「……それ、助かる」
らん「でしょ?」
すちは少し安心したように笑った。
すち「……ありがとう、らんらん」
らん「どういたしまして!」
その夜。
二人はしばらく話をしてから、眠った。
――翌朝。
らん「すちー! 起きて!」
すち「……んー……」
らん「学校行くよー!」
すち「……もう朝?」
らん「朝!」
すち「……早い」
らん「ほら、準備!」
すち「分かった……」
二人で準備をして、家を出る。
らん「今日、俺と一緒に学校行こ」
すち「うん」
並んで歩きながら、すちは少しだけ気が楽になっていることに気づいた。
(らんらんと一緒なら……大丈夫かも)
そして学校に着く。
教室に入ると――
みこと「あ、すっちー!」
68
みこまめ
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すちの足が止まる。
すち「……っ」
思わず、みことから目を逸らした。
らん「すち、こっち」
すち「……うん」
らんの後ろについていく。
みこと「……?」
みことは二人を見ながら首を傾げた。
みこと「すっちー、今日らんらんと一緒なんだ」
すち「……うん」
それだけ答えて、らんの隣に座る。
らん「今日は俺と行動するから!」
みこと「そっか」
みことは少し寂しそうに笑った。
すちは、その表情を見てしまう。
(……あ)
胸が、少しだけ痛くなった。
(みこちゃん、寂しそう……)
でも、今はまだ。
(……顔、見れない)
すちはらんの隣にいることにした。
そしてその日。
すちはずっと、らんと一緒に行動することになった。
コメント
1件
あ〜〜もう、すちの「顔見れない」って気持ち、めっちゃわかるんだけど😭💕 らんらんのフォローも優しすぎて泣ける…!でも最後のみこちゃんの寂しそうな表情にすちが胸を痛めるところ、三角関係の複雑さがエモすぎるよ…!次、すちがどう動くのか気になって仕方ない…😢✨