それでは、どうぞ!
次の日 剣持視点
ty[__それじゃあ、行ってきます]
kg〔行ってらっしゃい、今日は何時ぐらいに帰ってきますか?〕
ty[今日は部活があるので、夕方ぐらいになると思います]
hr「分かりました!行ってらっしゃい!」
ty[うん]
ガチャッ バタンッ
学校 教室
ty[はぁ…]
学校…普通に言ってダルい……
てか今日部活あること忘れて、昨日夜中までゲームやっちゃってたわ…
ふわっちなんか、寝ようとしたら姫?に呼ばれてたし
No.1ホストだと天然でも忙しいんだな…()
まぁ、僕は優等生なので?ズル休みなんてしないけど
とにかく、早く学校終わることを願うしかないか
数時間後
生徒《起立、礼》
生徒達《さようなら〜》
先生《さようなら》
ty[ふぅ〜…やっと終わった……]
次部活だから、早めに行って着替えないと…
ty[えっと、竹刀入れは…]
ty[…?]
あれ…僕の竹刀入れが、ない!!!
え、ぇ…え?なんで?僕確か……
ty[…あ……]
玄関に置いたままだったぁ!!!!!!
どうしよう…今から走って取りに行っても間に合わないよね?
あ、誰かに電話して持って来てもらう?でも今頃みんな仕事だと思うし…
ty[うぅ〜…どうしよう……]
生徒《お〜い!剣持〜!》
ty[ぇ、あ、な、なに?]
生徒《お前なんか、すごい人達に呼ばれてるぞ》
ty[すごい人達…?]
とりあえず、行かないと…だよね……
もう…今急いでるのに!
正門前
ty[もう…本当に誰……]
なんか、門前めちゃくちゃ人盛り出来てるし!!
しかもほとんど女子じゃん!僕、今からあそこに行かないといけないの!?ヤダよ絶対!!
余計、誰だよ!!こんな女子の人盛り作る奴!!
???「あ…!居た!もちさ〜ん!!」
ty[は…?]
あの声、もしかして…
い、いや、さすがにそんなわけ……
kg〔剣持さ〜ん!!こちらです!!!〕
ty[………]
女子《え、剣持…?》
女子《剣持、って…あの剣道部の人?》
女子《待って待って、マジで言ってる!?》
あ〜はいもう、これは加賀美さんのせいです
加賀美さんが分かりやすく呼んだせいで僕が女子から、変な視線を浴びてます
hr「もちさん!これ!届けに来ました!!」
ty[あ…!それって!]
僕が探してた竹刀入れ!!
ダダダダダダ!!
hr「はい、どうぞ」
ty[ありがとう、ちょうど探してたんだ]
kg〔玄関のところに置いてありましたので、届けに来ました〕
ty[でも、2人とも大丈夫なの?仕事は?]
kg〔私と甲斐田さんは、今日は仕事休みなんですよ〕
hr「まぁ、不破さんは呼び出されて行きましたけど…」
ty[そうだったんだ…本当にありがとう]
てか、甲斐田くん和装のまんまじゃん
社長は私服だから、そんな目立たないと思うけど…
甲斐田くんが和装だったから目立ってたんだ、そっかそっか
ty[甲斐田くん、後で覚えといてよね]
hr「なんで!?届けてあげただけなのに!」
kg〔剣持さん…私は、ちゃんと止めましたよ〕
ty[うるせぇ!私服だけど顔面が良すぎるんだよ、この野郎!!]
kg〔え!?ありがとうございます!〕
ty[褒めてねぇわ!]
hr「もちさん!甲斐田は顔面に自信が無いので、僕のせいではn…」
ty[なぁに言ってんだ馬鹿たれ!お前もだわ!てか和装で学校来んな!!]
hr「褒めてるのか注意してるのか、どっち!?」
ty[褒めてるわけねぇだろ!!注意してるだけだわ!!]
ty[用が済んだら、さっさと帰れ!そしてお菓子でも作って待ってろ!!]
hr「理不尽!!てか、昨日作ったじゃん!」
fw『んあれぇ〜?みんなやん!なんでここにおるん〜?』
kg〔あ、不破さん。仕事お疲れ様です〕
ty[いや、なんでここ来てんだよ!帰れ!]
hr「不破さん相当飲みましたね…ほら、帰って寝ましょ」
fw『ん〜?もちさんは帰らないん〜?』
ty[僕は部活があるのでね、てか遅れそうだからさっさと帰ってもらっていい?]
kg〔あ、すみません!それでは、家で待ってますね!〕
hr「ちゃんとお菓子作って待ってますので、部活頑張ってください!」
fw『んなぁ〜…またな〜…』
ty[はいはい、またね]
ほんともう…仕方のない人達だなぁ!!
とりあえず、早く行かないと…遅れちゃう
ダダダダダダ!!
数十分後 家 不破視点
fw『ん〜…あれ、?』
ここは…リビングのソファか?
どうやってここに?俺、あの後なにしてたっけ…?
kg〔おはようございます、不破さん〕
fw『はよ、もしかして社長がここまで送ってくれたん?』
kg〔まぁ、そうですね〕
fw『ありがとうな〜、俺マジで酔ってて覚えとらんわ』
hr「でしょうね」
fw『んわ、甲斐田やん』
hr「不破さんフラッフラでしたよ?あそこに僕らが居なかったら、学校前で倒れて大事件になるところでした」
fw『え?学校前…?』
kg〔不破さん、酔っ払って剣持さんの学校に来てたんですよ〕
fw『えぇ!?マジで!?あっぶなぁ〜…』
もしあそこで倒れたら終わるところやったわ…
fw『てか、2人はもちさんの学校になにしに行ったん?』
hr「もちさんが竹刀入れを玄関に忘れて行ってったので、それを届けに行ったんですよ」
fw『そうやったんや』
kg〔ほら甲斐田さ〜ん、もうそろで剣持さんが帰ってきちゃいますよ〕
hr「え゙、マジ!?やばっ、早く作り終わらせないと…!」
fw『甲斐田、もちさんになんかこき使わされとるん?』
kg〔いや…剣持さんの学校に行った時、甲斐田さんが和装のままで行って目立ってしまって…〕
kg〔なので、その罰みたいな感じですね〕
fw『へぇ〜』
kg〔剣持さんも言ってましたが、甲斐田さんは服が派手な上、顔も整ってますからね〕
fw『そうやな』
そう言うとるけど、社長の顔が良いからってこともあるんやろうな〜
ガチャッ
ty[ただいま〜]
fw『んぁ…!もちさん、おかえり!』
kg〔剣持さん、おかえりなさい。部活お疲れ様でした〕
ty[ありがとう]
hr「もちさ〜ん!簡単なのですけど、お菓子できましたよ!」
ty[え、本当に作ってくれたの?]
hr「?はい!」
ty[マジで?結構、冗談で言ったのに…]
hr「でもまぁ、もちさん学校に部活に配信に事務所での撮影も頑張ってるのでね!」
ty[そっか、ありがとう]
fw『ほんじゃあ…今日は、外食でも行くか!』
kg〔確か、今週はまだ1回も行ってませんでしたよね〕
ty[今日はどこで食べる?]
kg〔先週は不破さんのリクエストで、焼肉行きましたよね〕
fw『たまには社長が行きたいとこ行こうや!』
hr「そういえば社長って、僕らの行きたいところは聞いてくれるのに、自分が行きたいところは言ってくれないよね」
fw『そうそう!やから、今日は社長が行きたいところで!な?』
kg〔え、でも…〕
ty[良いから良いから、なに食べたい?]
kg〔えっと、ら、ラーメン屋さん…行きたい、です……〕
hr/ty/fw「[『………』]」
kg〔や、やっぱり良いですよ!みなさんが行きたいところに……〕
ty[あざといッ!!!!!!]
kg〔…!?!?〕
fw『なぁなぁ、聞いた?ラーメン屋さんやって』
hr「言い方可愛いかよ…」
kg〔???〕
ty[あぁ゙、もう!!!さっさと行くぞ!!]
fw『社長〜!どこのラーメン屋さん行きたいん?』
kg〔〇蘭…〕
hr「よし、行こう」
kg〔え!?い、良いんですか?〕
fw『もちろん、ええに決まっとるやろ!』
ty[ほら、早く行こう?僕お腹空いた]
kg〔…!はい!〕
hr「今日は僕が支払うから、食べたいの頼みな」
ty[社長、おすすめとかある?]
kg〔私もそんな食べたことないので分かりませんが…でも、やっぱり定番の豚骨ラーメンが良いですかね!〕
fw『ええやん、豚骨ラーメン!俺それ食お!』
hr「他に、なにかおすすめはあります?」
kg〔他ですとね……〕
そんなこんなで、平和なROFーMAOでしたとさ!
それでは、次回!