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え"っ、内容神ですか???、ヤバい好きすぎるッッ、真坂の太宰さんが仕向けて乱歩さんが見抜けぬ程依存するとは………最高かよ、矢張乱太は最高ですね直で見たi((、ゆあさんの語彙力が語彙力過ぎてヤバいです(←語彙力抹消)
ゆあです。
今回は太宰さん視点で書きました。
楽しんでいただけると幸いです!
それではどうぞ。
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ガチャ
私は逃げるように乱歩さんの部屋を出て、走って自分の部屋へ向かった。
ガチャ
バタン
自分の部屋の扉を閉めて玄関に座り込む。
座った瞬間、物凄い脱力感があった。
が、同時に全身が熱くなるような感覚もあった。
何故なら、
「…ふふっ」
彼の人(アノヒト)は私の嘘の涙に気づけない程、私 に狂ってしまっていると知れたから。
普段の乱歩さんならすぐに分かるだろう、私の嘘の感情に。
でもどうだ。今はそんなことに気づきもしない。それ程私といると脳が低下しているということだろう?私に依存してしまっているということだろう?
あの頭の良い乱歩さんが!!
どれ程待ち望んだことだろう、
乱歩さんが私に完全に依存する事を。
嗚呼、頑張ってよかった!
入社当時から長い間コツコツと 乱歩さんが私に依存するように仕向けた甲斐があった!
今思えば大変だった、まァ結果努力が報われたからその過程なんてどうでも良いけど。
入社当時、会話を交わした瞬間心を奪われた。やっと自分と対等に、否、それ以上に会話が出来る人間を見つけたのだから。
子供の頃から周りの人間と会話が噛み合わなかったり、思考を読めてしまうことからか気味悪がられたりしてずっと孤独だった。天才ゆえの苦悩、というやつだ。
だが乱歩さん相手にそれらの苦悩を感じることは無かった。きっとこれからも、乱歩さん以外で私を孤独から解放してくれる人間などほとんど現れないだろう。
だからそんな貴重な存在の乱歩さんに、私だけを見ていて欲しいのだ。
あともう一つ。顔を合わせた時から魅了されていたものがある。それは、彼の人の瞳だ。
翠色の美しい瞳。彼の瞳に見つめられると全てを見透かされてしまうような気がして、常に貼り付けている笑顔が剥がされてしまうような気がして、若干の恐怖を感じる。
でもそれが心地よかった。
きっと私は、誰かに自分を見て欲しかったのだろう、知って欲しかったのだろう。
我ながら滑稽なことだ。こんな感情、抱いたことなど1度もなかったのに__。
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今回はここまで、短めです、!誤字脱字等あればごめんなさい。
そして、更新が遅くなりまくってしまい申し訳ありませんでした😭
ずっと考えてはいたのですが、なかなか浮かばなくて…
あと思ったことがあるのですが、ストーリー構成が素晴らしい方々は結末まで考えてから書かれるのでしょうか、!?
私に足りない部分はそこなのかもなと、最近痛く痛感しております…
もう手遅れですが……
あとがきが長くなってしまいました!笑
それではまた次の話で。