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運命なんもの壊れてしまえばいい
「 中原中也だ、よろしくな。」
中原中也。知らない人はいないぐらい有名な所の跡継ぎだ 。
御曹司とはこのようなチビのことを言うのだろうか
「では、中也くんに学校を案内してくれる人は…」
私は無意識に手を挙げた
自分でも驚いた、どうやら私は意思より先に動く癖があるらしい
「………」
「なぁ、俺あいつで」
そんな私の意思とは裏腹にあのチビ御曹司が指名したのは
「え、僕…!?」
一瞬私だと思ったが隣にいた敦くんだった
「な?いいだろ?」
「も、もちろんでございます!」
校長はうっすら額に汗を浮かべながら必要以上に頭を深くさげた
「太宰さぁん…」
助けを求めるように私を見られても
太宰は少し不機嫌そうに逸らした
「た、ただいま戻りましたぁ~…」
まるで運動してきたかのかというほどへろへろで帰ってきた
「 お疲れ様、どうだった?」
「なんか色んなところを紹介されました…」
あの我儘そうな感じ散々振り回されたのだろう
「 あ、そうだ芥川くんが来ていたよ」
「 うげ、芥川が…?」
顔を顰めた
「うん、君を探している様子だったよ」
「 もちろん誤魔化しましたよね?」
悪い笑みを浮かべた
そして1度目を逸らしてから見つめた
「もちろん、新しい人と学校回ってたよ。って」
「新しい人…って、ただ学校案内しただけじゃないですか!」
「さぁ?私はしーらない」
2人しかいない空き教室でいつもの何気ない
会話をする
時間が溶けるように過ぎていく
いつも空き教室で2人サボっている
「さて、そろそろお開きにしましょうか」
手をパンッと叩けば
その場の空気が戻ってきたかのように切り替わった
「 んで、俺はいつまで待てばいいんだ」
突如現れた身長の小さい人
「 中也じゃないか 」
「 誰が手前に呼び捨てを許可した」
「 …!」
まるで狼のように威嚇している
「まぁいい、敦ちょっと話があるからこい」
「え、僕ですか?…わかりました」
「では、お先に失礼します太宰さん」
空き教室に1人残されたとき
力が抜けるように、その場にしゃがんだ
あの瞳で見られた時体がかき乱されるような感覚
理性を崩されそうだ
「これが運命ってやつか…」
太宰は理解し顔を赤らめながらうずくまった
コメント
4件
ちゅやもだざさんで狂わないかならうへへへ
自覚前のこの瞬間が一番美味しいうへへ