テラーノベル
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お待たせしました。後半です。
ではどぞ
四季が死んだ。
分かってたはずだった。
でも…こんなにも世界は暗かったのか…
いつの間に俺は四季がいないといきていけなくなっちまったんだ…
四季が死んで数日後…
ブッブッ
京夜からの電話だった。
「…なんだ」
「まっすー?ごめんね。仕事中に電話して、体調大丈夫?」
「要件をとっとと言え」
「…今から会えたりしない?」
「理由は?」
「今、四季くんの病室の掃除をしてたの、そしたらね四季くんからまっすーへの手紙と日記が出てきた」
「ッ!!」
「馨くんにはもう許可とってある。だから病院に来て欲しい」
「…すぐ行く。」
「あ、まっすー」
「どうゆうことだよ」
「これ、さっき言ったやつ」京夜は真澄に四季が書いた手紙と日記を渡した。手紙には真澄さんへっと書かれており完璧に四季の字だった。
「…チッ」
「これまっすー宛だしまっすーが持ってなね?」
「言われなくても分かってんだよ」
「じゃあ俺まだ仕事残ってるから…じゃあね」京夜は仕事に戻って行った。そして真澄は病院の屋上に来ていた。ここはよく四季と来ていた。風がよく通るため気持ちが良い場所で四季がよく「俺の穴場スポット!」って言っていた所だ。真澄はベンチに座り最初に手紙から読んでいった。
真澄さんへ
これ読んでるってことは俺もう死んでんのかな。ごめんな。先にあの世行っちまって、でも俺、そんなに後悔してないんだよな。あっでも真澄さんを残していったのはちょっと後悔してる。ごめんね。正直、俺が別れよって言って家を出た時俺外で泣いてたんだぜ?だっせぇよな、あんな大嫌いだとか言っといてさ病院で泣こうと思ったんだけど我慢できなかった。真澄さんと付き合えて俺嬉しかったし毎日がすげぇ楽しかった。真澄さん口悪いけど態度で俺のことが大好きって伝わるからほんとに俺幸せだったよ。ありがとう。でももっと色んなところ行きたかった。春は真澄さんと桜を見て真澄さんの髪に桜の花びらがついちゃうのが見たかった。夏は海とか行って真澄さんと遊びたかった。俺が真澄さんに水かけて真澄さんが嫌がりながらも俺の遊びに付き合ってさ…祭りも楽しそうだな。誰もいないところで花火みて2人だけの空間とか…すげぇ楽しそう。秋はさ…たくさん食いもん食って真澄さんと幸せを味わいたかった。冬は雪遊びもいいしずっとコタツに入っていちゃいちゃするのも楽しいだろうな。年越しにあけましておめでとう。今年もよろしくって言いたい。お互いの誕生日はちゃんとお祝いしてさ、バレンタインとかも渡合いっこして、記念日はちゃんとお祝いして…何でもない日にどこかご飯食べに行ったり…デートしたり…もっと真澄さんといたかった。色んなところ行きたかった。ひどいよ。真澄さんとまた再会してから俺、また生きたいって思うようになっちまった。…あんなに覚悟出来てたのに…水の泡になっちまった。真澄さん、俺生きたい。真澄さんを置いて死にたくない。…死ぬのが怖い。入院してからは寝るのが怖くなったんだ。目を瞑る度にもう2度と目を覚まさないんじゃないかって思うようになる。…真澄さんほんとにありがとう。俺のこと好きになってくれて。愛してくれて。余命宣告された俺と結婚してくれて。また生まれ変わっても一緒にいようね。約束だよ。大好き。ずっと愛してる。
四季より
「…クソガキが…いっちょ前に溜め込んでんじゃねぇよ。」
ポタ…
真澄の左目から涙が流れていた。
そして真澄が次に取ったのは四季が書いた日記だった。
そこには──
〇月〇日
今日から日記をつけることにした。
なんでかって言うと俺急性白血病でもう長くは生きられないから!医者があと3年もったら良い方だって…。俺大学卒業出来なくね?笑医者に頼んで2週間だけ時間貰った。本当は即入院しろって言われてたけど折れてくれた!2週間だけ真澄さんと過ごすの許して欲しい。…日常だったのに…もう2週間で終わっちゃうのか
あと3年しか生きられないなら真澄さんを手放さないといけないのかも…
〇月✕日
真澄さんと無理矢理別れが成功。家出てすぐ泣いちゃったのは内緒。真澄さんには幸せになって欲しいしあと少しで死ぬ俺なんかのことは忘れて欲しい。今日から入院生活が始まった。
…真澄さんに会いたい。
◇月✕日
入院してもう結構経った。
治療は本当に辛い。それに髪の毛が抜け始めてきた。真澄さんがよく撫でてくれたのに…俺の中から真澄さんの思い出がどんどん消えてく。ほんとに神様はひどい。…死ぬのが怖い。
✕月〇日
久しぶりにチャラ先に会った。初めてチャラ先にビンタされた。痛かった。でも本当のこと言ってチャラ先が俺の部屋からいなくなってチャラ先が泣いてた。俺耳良いって何回も言ったんだけどなぁ。それに俺はやっぱり嘘をつくのが下手だな。…真澄さんにも再会するのかな…会いたくない、もう真澄さんが大好きだった一ノ瀬四季は面影なんてひとつも無いよ。…幻滅されたくない。
✕月△日
やっぱり、来るよな、真澄さん。顔には出てないけど、でもわかる。すげぇ驚いてる顔してた。あの別れも全部水の泡になっちまったな。あんなに酷いこと言ったのに傷つけたのになんでまだ俺のこと好きなんだよ。…でもそれを嬉しいと思っちまう俺もほんとにダメだな。やっとだったのに…やっと覚悟が出来てたのに…この間廊下から聞こえた。俺もうほんとに死ぬんだって。薬を投与してるけど進行が早すぎてむしろ今生きてんのが奇跡だって看護師が廊下で話してた。…今なら死んでもいい。真澄さんに会えて…初めて真澄さんから愛してるなんて聞いた。これ以上にないくらい幸せだよ。ありがとう。
◎月〇日
真澄さんにプロポーズされた。
指輪ももらった。ほぼ脅迫みたいなセリフ言ってたけどすげぇ嬉しかった。真澄さんは逃げるなって言ってたけど俺はもう真澄さんからは逃げない。俺も大好きだし真澄さんのこと愛してるよ。こんな俺と結婚してくれてありがとう。俺今世界一幸せ者だと思う。…これからも真澄さんと沢山の時間を過ごしたい。
◎月△日
多分、あと、ふつか、とかかな、さいきん、おきあがれない、ますみさんと、はなしたいのに、こえ、でない、もっと、いきたい、ますみ、さん、と、いっしょ、いたい、ます、みさん、あ、いしてる、ありが、と、だ、いすき
「…ほんとに世話のやけるガキだなぁ」真澄は何度も何度も日記を読み返していた。余命宣告されてから死ぬ2日前まで書かれた日記。時々書くのを忘れたのか日付が途切れ途切れなところもあるが真澄にとってはそこも四季らしかった。それに…治療が始まってからは唯一弱音を吐けたのがこの日記だけだったというのが真澄にとってもとても辛かった。そして日記をペラペラめくっていると…
「…ぁ?」
「死ぬまでにやりたいことリスト?」
四季はこんなことも書き残していた。そしてそのリストには…
︎︎︎︎☑︎真澄さんに沢山甘える
︎︎︎︎☑︎真澄さんと美味しいもの食べに行く
︎︎︎︎︎︎☑︎真澄さんの手料理が食べたい
︎︎︎︎︎︎☑︎真澄さんとどこかデートに行きたい
︎︎︎︎︎︎☑︎真澄さんと行ったことがあるショッピングモールに行って1人で買い物をする
︎︎︎︎︎︎☑︎肉を沢山食う
︎︎︎︎︎︎☑︎銃のプラモデルを買う
︎︎︎︎︎︎☑︎医者と仲良くする
︎︎︎︎︎︎☑︎病院探索する
︎︎︎︎︎︎☑︎ピアスを開ける
︎︎︎︎︎︎☑︎真澄さんの寝顔の写真を撮る
などなどたくさんのリストがありほとんどが済みとしてチェックが入っているが何個か入っていないのがあった。…それは
◻︎白血病を治す
◻︎真澄さんが幸せになってほしい。
「チッ、だから俺は幸せだったって言ってんだろ、あのクソガキ…」真澄は目に涙を溜めてボソッと呟いた。そして左手についている指輪を撫でて
「俺もすぐそっちに行く…俺たちはずっと一緒だ」きっと四季は俺とあの世で再会したら怒るだろう。さすがに早い!って、でもきっとそれでも迎えてくれるはずだ。…四季、俺はお前がいればそれでいいんだ。…死んでもずっと一緒だ。
この日から数日後、真澄はビルから飛び降り息を引き取った。…ちなみにその日は四季と真澄が付き合って4年目だったとか…
えっと一応完結なんですけど、ハピエン見たい方、コメントで教えてください。転生になっちゃうんですけど、それでもいいなら書くので!あとシリーズずっと書いてなくてごめんなさい。ネタ思いつかなくて書けないんです…他の書くから許して…
ではまた
コメント
1件
真澄...😭無理読んでる時に涙出てきた😭もう無理こんな悲しいやつ見たあとはますしき見るしかない😭😭😭でもいい作品書いてくれてありがとうございますーーー!!!