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「あっつい〜、これが秋!?」
もふくんと約束を交わしてから約一週間。青々とした葉は少しずつ紅く染まってきている。なんか…去年みたいに涼しくない。俺の部屋がちょうどいい温度だったのかな?
「これが秋だよどぬー、暑いからエアコン入れる?」
「うん…!」
最近はもふくんが俺の部屋?に一日中居てくれるようになって、ずっと同じ部屋で過ごしてる。もふくんは俺といると楽しいって言ってくれて、俺も凄く嬉しい。ほぼリビングと俺のひろーい部屋を行き来する生活になってる…楽しいからこのままがいいな、
「あ”〜涼しいー、」
「涼しいねっ、」
「マジ暑すぎだろ、地球温暖がなんとかって生活影響出過ぎてる、」
「やっぱ暑いよね、エアコン無しじゃ無理…」
もふくん、流石だ。地球温暖とか俺の口から絶対出てこない言葉だ。色々ポンって知識を引っ張り出せるもふくんはかっこいい。たまに難しすぎてわからないことがあるけど、しっかり教えてくれるから俺も分かって楽しいし優しい。
「どぬー、お買い物行く?」
「え✨️行ったことないから行きたい!」
もふくんとお出かけ。どんなことでも絶対断らない。俺にはもふくんが必要だしずっと一緒に居たい。
「じゃ、どぬの食材とー、ワンピースとー、あとはジュースでも飲みに行こうか、」
「わ、わんぴーす…いらない//」
「僕のあげた女の子の服毎日ランダムできてるのに」
「だって…ッ//」
「どぬの可愛い服着るとこみたいー」
「いっぱいあるじゃん!」
「男の子の服、着物以外は似合わないって」
「似合うからっ!/」
「毎日鏡見てまで着替えてるのに、」
「うう”ッ」
「ま、一着でも可愛いの見つかれば買おうかな、」
「うん…」
「絶対可愛いよ?」
「…じゃ買う、/」
「ん、出かける準備しようか」
「うん✨️」
「えっと、お金とってくるからまってて」
「待っとくね」
「ありがと、あ、鎖外すね」
「うん」
「じゃ、とってくるから!ドア出て左の階段降りてそのまま右折、そしたら玄関だから」
「おっけ、行ってみる!」
「ん、迷子にならないでよー」
「な、ならないって!」
「ま、なっても僕の血が枷に流れてるからすぐ見つけれる」
「それならだいじょぶか」
「迷子になる気満々じゃん、気をつけてよー」
「はーい」
えっとたしか階段降りたら右…あれ左だったっけ?いや、左な筈!きっと!!
あほら、ドア見えた!
ガチャッ
「よっしゃ着いたー」
「え?」
「え、もふくん?」
「なんで入って来てんのッ!?/」
「あごめんっ/着替えてるって思わなくてッ」
「もうっ、右折だって。右に曲がってねー」
「はーい、もふくん待ってるね」
「うん」
よし!右折!!!
あ、玄関だっ✨️やったー!
「よっしゃぁっ着いたー!」
ポンッ
「んわっ!?」
「まじこれで喜ぶの可愛すぎ、
じゃ、行こうか」
「もふくん歩くのはやー、行こ行こ!」
「ん、」
もふくんはいつものように俺をエスコートする。
「はぁい!」
「ふっw 行こうか、俺のお姫様」
「…ねぇ”ッ//」
「ww」