ブルーロックプロジェクトが終了してもうほぼ1年も経った。
俺たちは初の日本w杯優勝を記録に残し、プロジェクトは最初の批判を覆し様々な歓声を浴びて終了に至って….まぁそんなことはどうでも良くて…この卒業までの1年間ブルーロックにいた分テストも沢山出されて面倒くさかった。けど、玲王が勉強教えてくれたりして、こうして卒業出来た。
楽しかったな~….でもふと思うことがある、w杯優勝を叶えた今俺たちの関係はどうなるんだろうって。
俺たちは夢を叶えるために力を合わせたパートナーだからもうそれを叶えたら玲王は俺に飽きちゃうかもしれない、きっと最期まで一緒って約束は叶えてくれるって思ってるけどそれは宝物を見るみたいなキラキラした瞳じゃなくてつまらない物に接するみたいに綺麗な瞳は見せてくれないのかな….
あ〜面倒くさ…考えるの辞めよ。なんでこんなメンヘラみたいなこと思っちゃったのかな~。
すると下から俺の頭に向かってサッカーボールが飛んでくる。
「凪…お前こんな日まで屋上に居んのかよ…今のお前がこっち来たらきっとモテモテだぞ?いいのか?」
「いたた…別にいいよ…モテるとかモテないとか、それに無駄に揉みくちゃにされるだけ面倒くさいだけじゃん。」
「お前のそう言うとこ、変わってねぇな…」
眉を下げて困り笑いをする玲王。
「玲王はこんな俺、嫌い?離れたりしない?」
そう問いかけてみると玲王は意外そうにあの大きな目を見開くとふふっと口の手を抑えて笑いだした。
「ちょっと…笑わないでよ…恥ず。」
「ごめん、お前がそんなこと言うなんて思わなかったからさ。てか凪!俺が宝物のこと嫌いになると思う訳ないだろ!」
未だ軽い笑いが口の端から零れている。いくらなんでもそんな笑わなくたっていいじゃんそんな抗議の意味を含めて口をバッテンの形にする。
「んな顔すんなってwんー…じゃあさ、嫌でも離れられないように…するか?」
優しい顔で余裕そうだけど、頬と耳は真っ赤になっていて表面上の表情では余裕そうだが赤くなったそれで台無しだ。
余裕の無さそうで、凄く可愛い。…ん?今玲王に可愛いって思った?なんで?えっでも可愛い。美人….えなにこの気持ち…愛おしいって感じ…
「….やっぱこの話無しだ!」
あ…これが恋ってものなのかな…恋愛映画の主人公の気持ちが分かった気がする。
「待って!玲王!無しにしないで、俺玲王が好き。玲王が俺に飽きちゃうのも、離れちゃうのも嫌だから!俺と付き合って!」
玲王両手を包み込む、やば…ちょっとたじたじになり過ぎちゃった…引かれてないかな…
「…返事おせーんだよ。何度アプローチ掛けたか。お前も俺から離れんなよ。俺も好きだ凪、喜んでよろしくお願いします。」
終わりーーーーーーー以下あとがき⤵︎ ︎
読んでいただきありがとうございます!甘酸っぱい凪玲大好きなんです….勿論ドロっっドロのバドエンも…でもバドエン書きたいのに書けない….なんででしょうかね。
表紙頑張って描いたんです。褒めてください、はなまるください。でももう進んで描きたくは無い。デフォルト表紙の偉大さが分かりますね。
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