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💚「なんだ…あれ…ッ?」
ビルの屋上から見下ろすと、
夜の闇を裂くように爆発が閃いた。
一瞬後、耳に爆音が突き刺さる。
👹「ぐぁ〜っ、!!!」
👹「な、何なんだこれッ!?」
💙「脳ミソも飾りじゃなかったか…笑」
カイザーが苛ついた様子で
笑みを浮かべる。
💚「はぁ?」
💙「はぁ…世一クンは目が悪いでちゅね♡」
暴言が口から出る一歩手前で
言葉の飲み込む。
カイザーに言われた通りよくよく見ると、
バチバチと音を立てて
炎が燃え盛っているのに
その周りにある建物は無傷だ。
つまり、あれは…
💚「なるほどな」
💚「わかったら、もう俺には通じないぜ?」
高ぶる感情を抑えてカイザーに
視線を送る。
💙「面は被っていけよ?」
💚「はいはい」
指をボキボキと鳴らして
一気に下へ降りていく。
ドンッ
世一の着地と同時に、
地面がバキバキと悲鳴を上げる。
ただの着地とは思えない威圧に、場の空気が凍る。
その瞬間、一気に視線という視線が俺に集まる。
💚「随分と楽しそうなことしてるなぁ…」
声がかすれる。
体がウズウズして速く動かせろと
脳が信号をだしているのが
ジンジンと伝わってくる。
その感情(エゴ)に俺は身を任せる。
💚「俺も、混ぜてくれよ…っ!」
第3話 脳みそ