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桜side
見回りに何故か梅宮と楠木が居て尚且つ蘇芳と楡井と不思議な組み合わせだった。
桜「この組み合わせ可笑しくねぇか?何でお前らが居るんだよ。」
楡井「ちょ!桜さんッ!」
蘇芳「まぁ確かに、総代である梅宮さんと、楠木さんが居るのはちょっと意外ですね!」
梅宮「確かになぁ、でもコレには事情があるんだ!」
桜「事情ってなんだよ?」
梅宮「うーん、それはちょっと言えねぇなぁ。」
桜「何だよそれッ!聞きたいこと何も聞けねぇじゃんッ!」
それより、楠木はずっと黙ったまま…。
アイツは何考えてんだ……。
梅宮「じゃーん!今日は虫の退治ですッ!喧嘩じゃなくて悪かったなぁ!」
桜「けっ、たかが虫かよ……。」
蘇芳「まあまあ、風鈴なら何でもやるんだから愚痴らずにしよう?」
楡井「そうですね!あれ、楠木さん様子おかしくないですか?」
確かに楠木の様子がおかしい。
桜「何だよ、お前虫苦手なのか?」
楠木は”虫″というワードが苦手なのか後退りして……。
楠木『……アイツらは嫌いだ…。どんどん成長して……薬も効かなければ、殴っても意地でも生きようとする、それに群がる…嫌いだし、無理だ……、何より気持ち悪ぃ。』
楠木ってこんなに喋るヤツなんだな…。
桜「虫だけでアレコレ言うなよ、そんなんすぐ退治したらいいだろ?」
俺が言い終える前に
楠木『なら、お前が退治してくれるんだよな??』
圧が強いッ!!!
どれだけ虫が嫌いなんだよッ!!!
桜「まぁ、虫もチンピラも俺が殴り飛ばしてやるけど……。」
楠木『なら頼む、俺じゃ無理だ。』
どんだけ嫌いなんだよ……、そう言えば梅宮が何か言ってたな…。
理由がこれか……。
強い癖に虫が怖いとか案外上もダメなんだな……。
まぁでも、怖がってる楠木見るのもレアかもな……。
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