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きっかけは蘭のたった一言。いつもの俺に愛を囁く声と同じ、少し甘く、美しい声で、俺に別れを告げた。
蘭「、ゴメンね。おれもうおまえのことすきじゃない。」
春「………ハ?」
蘭「おれは、おれはりんどうがすき!!おまえじゃない、りんどうがすき!!」
春「、、そー…かょ、…」
ボソボソッ、と小さい声で、でもとても悲しく、震えた声で三途はそう述べた。…数分経てばこの状況を全て理解出来たのか三途の頬に一筋の涙が伝った。
蘭「、え?泣いてんの、??」
春「…あーー、そーかヨ。御前なんか俺からもゴメンだわ。しね。カス。そんな奴って知ってたらお前何かと付き合ってねーわ。勝手に毒海月と野垂れ死んどけ。カス、カスカス、」
涙をゴシッ、と拭き取り。やけになってはつらつらと思ってもないことを述べた。
蘭「、最初っからそのつもり。」
春「っ゛、消えろ。カス。」
蘭「______、。」
と、蘭は何かを言い残し、バタンッ、と扉を締め。愛しのオトートのところへ向かったのだ。
「この感情はなんだろう??」
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