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「それでも、絶対にダメですからね!!!」と念押しておいた


「わかった、わかった、やらなければいいんだろ?」とひねくれた態度で言ってきた


「そういう態度が気に食わないんですよ!!!だから、Ωに嫌われるんです!」


「俺がΩに嫌われているところ見たことあるか?」


うぅ…図星をつかれてしまった…その質問だけは勘弁…


「見たことないですけど!」


この争いに完全に負けたのに、勝てる方法はないかとΩと囲まれているところを思い返してみる


そういえば、一般家庭のΩたちは一条様を避けているような…?


よし!勝利の女神は僕に微笑みそうだ!


「一条様は一般家庭のΩ達に遠ざけられてますよね?だったら全員に好かれているとは限らないんじゃないですか?」


「あれは、遠ざけるというのか?俺には俺に対しての希望の眼差しだと思うが?どうだ?」


「いいや!そんなことありません!希望の眼差しなんて!僕には見えません」


「そうか…じゃああれは?」と一条様がクルッと振り返ると僕の教室がありクラスメイトは全員窓に乗り出す勢いでうっとりと眺めていた

「み、みんな!?何してるの!?」と言うとそこに何故かいたかおりくんが「いやー羨ましいなと思って…ね~」と同情を求めるとコクコクとみんながうなずいた


そしたら、突然一条様がクラスメイトに「おい、俺の事を嫌いな奴はいるか!」と聞く


「ちょ!ちょっと!そんな聞き方したら、みんな違うって言うじゃないですか!」


「そうか?どの聞き方しても答えは同じだと思うぞ…ほら」といいクラスメイト達に目を向けるとすごい勢いで首を振っている


「どうやら、俺は嫌われていないらしいな」


「ど、どうですかね!」


結局争いには負けてしまった


勝利の女神もクラスメイトもイケメンが好きらしい


「ゆず、そういえば嘘ついたら1つ言うことを聞くっていう約束をしていなかったか?」


「そうでしたっけ?」


僕の記憶には覚えがない


「ゆずが忘れているだけだろう…ということで約束だな」


「え、ちょっと!そんな簡単に!もし!本当にもし!やるんだとしても!そういう…変なお願いはやめてくださいね!」


「変なお願いって?」ととぼけて聞いてきやがった


「分かりますよね?」


「いいや、分からない。言ってもらわないと何をしたらダメなのか分からない」


「分かりました…その…キスとか…夜の行為とか…」


「夜の行為って?」


「もうそれわざとですよね!!!絶対に言いませんから!」と強く言った

全寮制の学園に行ったら運命の番に溺愛された話♡【一次創作】

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