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inm様右短編集

40 - hsrb × inm

♥

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2025年07月06日

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- ̗̀⚠︎ ̖́-

hsrb × inm

VTA時のhsrbが居ますご注意を

VTA時のhsrbの解像度低いですご注意を





















































inm視点

星導が昔の姿になった、らしい。

姿だけではなく記憶も。

俺の事も覚えてないしカゲツのことも覚えてないのに何故かロウのことだけは覚えていて。

現実逃避をするようにそういえば2人ともVTA生だったなと思い出した。

今の星導の恋人は俺だけど昔の星導が好きだったのはきっとロウだ。

そんなの見ればわかる。

だからこそ苦しい。

俺の方が星導のこと好きなのに。

そんなふうに思ってしまう俺に自己嫌悪しながらも今の星導は俺の事が分からないから初めましてって挨拶しなきゃ行けない。

でも初めましてなんて言いたくなくて。

どうすればと頭をフル回転させた結果が

「俺は伊波ライって言います!よろしく!」

だった。

そもそも俺徒歩導が付き合ってるのを知ってるのは俺のオトモと星導のオトモぐらいなわけで。

ロウもカゲツも知らないから仕方ないけどすごく距離が近い。

これ以上見ていられないと思い2人に声をかける。

「俺これからパトロールカー行かなきゃ行けなくて……。

明日の朝に収録も入っちゃってるからこのママ家帰るね!ごめん!」

なんて言ってから拠点を出る。

やっぱりおれの恋人だった星導も俺じゃなくてロウのことが好きだったんじゃないかなんて重い気分が沈む。

早く元の星導に戻って欲しい気もするけど星導が幸せになれるのはロウの隣なのかもしれないなんて思うと戻らない方がいいのかもしれない。

そう思っては気分が更にどん底へと沈んでいく。

なにか見えた気がして隣を見れば何故か星導のオトモが隣をふよふよと佇んでいた。

「……星導の、オトモ。」

「心配しくれてるの、?」

そう聞けば空中で一回転した後俺の頬に擦り寄ってきた。

「…………ありがとう、今ご主人様は君のこと覚えてないから嫌かもしれないけど家に帰ろう。」

なんて声をかければそのまま俺の肩に座る。

心配になり落ちないようにと少し手を添えた。たまにそちらの方をちらちらとみながらパトロールをすぐに済ませる。

帰路に着こうとしたら後ろから星導と小柳、カゲツの3人の気配がし始めた。

先程はしなかったから走って追いかけてきたのだろうか?

と考えていれば冷静になる。

このまま帰ってしまえば星導の家に帰るおれの姿が3人に見られてしまう。

なんとしてでも撒いて東に行こう。

スマホを出してすぐに東のホテルの部屋の予約を取る。

問題はどうやって撒くか。

とりあえずヒーローの力を最大限活かして撒こう。

対KOZAKA-C用に霧を発生させる装置を作っていたのでそれを利用し全力で撒く。

とりあえず東行きの電車には乗れたからこれで一安心。

なんか聞かれたらあれロウ達だったの?!って言って誤魔化そう。

東に行った理由は…明日の収録場所が東だったで良いか。

なんて思っていたらがらがらの電車内で隣の号車から移動してきた3人組がいた。

もしや……なんて思い少し緊張しながらスマホの反射で確認したら東のヒーローだった。

あいつらが東のヒーローにも連絡していたら面倒なため気づいてないふりをしながら遠回りをして予約したホテルに向かった。

「はぁ〜……、あれ。

星導のオトモ……。」

ベッドに寝転がりながら窓を見たら星導のオトモが居た。

さすがにそのままにして寝るのは気が引けるので急いで窓を開けて部屋の中に招き入れる。

「どうしたの、?家に帰れなかった?」

俺は最初に3人を撒いた時に星導のオトモに鍵を渡して帰れるようにと家の前まで連れて行ってあげていた。

それなのにここに居るから少しびっくりしてしまった。

疲れのせいか窓を開けっ放しにしていたのが良くなかった。

「ぁ、あの……。

その子に連れてこられたんですけど……。」

すごく聞き覚えのある声が聞こえた。

「……星導…、さん。」

「ぇ…っと、伊波さん、ですよね?」

「ぁ、そうです。」

「あ、あの!!」

「?」

「ぃ、いや、こんなこと気持ち悪いって思うかもしれないんですけど!

俺!いなみさんに……一目惚れ、しちゃったんです…」

「ぇ、?星導が、俺に……?」

「星導、じゃなくて……晶って呼んでください。」

なんて手を握られる。

「……晶。」

「あの……、もし良かったら、!!!」

なんて言われたと同時に星導のオトモからいつもの星導がでてきた。

これから起こる波乱の日々を考えながらベッドに寝転び目を閉じた。

起きても星導が2人だったらその時はその時で考えよう。

そのまま騒がしい声を聞きながら意識を手放した。

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