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緋八視点
緋八「ふッ……はぁッ……♡。」
おかしい。数十分前までくすぐったいだけだったテツの手が今は無性に気持ちよく感じる。意図的なのかは分からないが、乳首には一切触れられていないのにも関わらず俺の胸は快感を拾っていく。
いつもならテツを押し倒してやり返せるのに、手錠をされている今はそうはいかない。テツがさっきから無言なのも気になるが……正直このまま焦らされるのはもう我慢できない。
緋八「な、なぁテツ?俺やっぱ胸感じられへんみたいだからさ、もう早く挿れてくれんッ?」
どうにかして胸への刺激を辞めてもらおうと思い、そんなことを口走った。俺の言葉を聞いたテツの手がぴたっと止まる。
佐伯「マナくん、嘘ついてるでしょ。」
緋八「え…?嘘なんてついてな……はぅッッ♡♡」
テツがいきなり俺の乳首を弾いた。瞬間脳にぴりっとした快感が走り、自分とは思えないような声が漏れる。なんで俺乳首で感じてんの……!?
佐伯「ほら、やっぱり。嘘ついたら駄目でしょ〜?」
緋八「んあッッ♡♡ち、ちがッ♡嘘じゃ…なッ♡♡」
佐伯「そんな声出しといて、説得力ないよ……?」
おかしい。おかしいおかしい!!こんなわけない……!!俺が乳首で感じるわけ……。
佐伯「マナくんはどうされるのが好きか今から試していこっか♡まずは爪で優しくかりかりしてあげるね♡」
緋八「はあ゛ッッ♡♡これッ、これ嫌やッ♡♡」
焦らされまくっていた分の快感が一気に押し寄せてくる。
佐伯「指でこねられるのは…?」
緋八「ふあ゛ッッ♡♡それも嫌ッッ♡♡」
テツにされること全てが気持ちいいが、それを認めるのは俺のプライドが許さない。今までテツに情けない姿を晒すのが嫌だから、俺主体で行為をしてきたのに……。
首を懸命に振って嫌がる素振りをする俺に、テツが手を止めて悲しそうに呟く。
佐伯「もぅ……マナくんは俺に触られるのそんなに嫌なの?仕方ないなぁ……。」
ごそごそと箱を探る音が聞こえる。俺が呼吸を整えていると、不意に目の前に円形の物体が現れた。
緋八「……?なん…これ?」
佐伯「マナくんは俺に触られるの嫌みたいだから、今からはコレにたくさんいじめてもらおうね♡」
嫌な予感が脳裏をよぎる。俺は選択を間違ったのだと瞬時に理解した。
緋八「ッッ!?嫌ッッ!お願いしますッこんなんよりもテツがいいッ!!」
俺の必死の声を無視し、テツは予想どうり俺の乳首にその機械を取り付けた。乳首が吸引されてぷっくりしているのが、自分からでも見える。
これはいわゆる大人のオモチャというやつだろう。機械の中にはシリコン製のヒダのようなものが付いており今からされるであろう動きを嫌でも想像してしまう。
佐伯「スイッチ入れるね。」
緋八「いやッッ!!やめッ……ひッ♡んああ゛ッッ♡♡♡」
脳のキャパを一瞬で超えてしまうような快感に全身が震える。快感を逃がそうとして腰を仰け反らせると、息を荒くするテツと目が合った。
緋八「ああ゛ぅッ♡♡やめッ…♡テツ……見ないでッ♡♡」
佐伯「マナくん……かわいいッ♡♡」
俺が顔を逸らそうとすると、両頬をがっと掴んで無理やり目を合わせられた。見開かれたテツの瞳に自分の乱れた姿が映る。こんなん恥ずかしすぎる……!
佐伯「マナくんッ♡ちゅーしていい……?」
俺の返事を聞く前にテツが舌をねじ込む。乳首からの刺激と口内の刺激でもうおかしくなりそうだ。下腹の奥がきゅんきゅんして、つま先がピンと伸びる。
緋八「テツッ♡♡やめてッ♡これッッ♡イッちゃうッ♡♡んあああ゛ッ♡♡♡」
パンツの中で俺のモノから勢いよく精液が出てるのがわかる。目の前がチカチカして意識が飛びかけた。肩で息をする俺の胸からオモチャが外される。そして雄の顔をしたテツが顔を近づけて囁く。
佐伯「マナくん……。挿れてもいい?」
……俺たちの夜はまだ終わりそうにない。
スクロールありがとうございました。
こちらではめちゃつえーの色々な組み合わせを書きます。 自己満で書いている小説ですが、楽しんでいただければいいなと思ってます。