スマイル短編集

葡萄しか出てきません！息抜き程度に見てください！

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「おいおいスマイルさん～？」

「………」

バツが悪そうにそっぽを向くスマイル。

実は、スマイルに比較的短い動画の編集を頼んだのだが…まぁ察しのいい人なら分かるだろう。

編集をさぼっていたのである。期限が過ぎても一向にアップロードされないので問いただしに行くと「やってません…」とやっと聞けたところで冒頭に戻る。

「いやぁ…最近忙しかったから…」

「なんも予定ないって前言ってたよな」

「…ちょっとpcの調子が悪くて」

「普通に昨日マイクラやってたよね」

こいつどんだけ編集したくないんだよ…。もはや関心するわ。

「まぁいいよ、編集は俺がやるから＿＿＿」

「…シャークん…！」

「＿とでも言うと思ったか！スマイルがちゃんと完成させるんだぞ今日中」

「今日中！？そんな時間ないって」

「お前だけならな、特別に俺が手伝ってあげるから」

「…シャークん…！！」

「はいはい、早くpc起動して」

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かれこれ６時間経ったが今日中に終わる見込みがない。

まず編集の基本がわからないって言ってきたんだぞコイツ。しかもタイピングも遅いっていう二重デバフ。

スマイルはそろそろまずいと思い始めてきたのか余裕そうな顔から一転、真っ青になっている。

「…も、無理」

「編集サボった罰だ罰」

「死ぬ…マジで勘弁して」

そのあと色々あって無事完成させました。スマイル曰く、もう二度と編集したくないって言ってた。