テラーノベル
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首の肌って綺麗ですよね
朝、目が覚めると、ほんの少しだけ唇に違和感があった。ほんの少しだから気にしないことにした。
隣では柔太朗が静かに寝ている。死んでいるのかというほどに一言も喋らない。
一晩寝て目覚めは良好だ。しかし、昨日の夜、特に部屋に入ってから何をしていたのか思い出せない。まあ嫌なことがあった訳でもなさそうなので忘れた。
「おーい、柔太朗、はよ起きて起きて」
一言も喋らない。もしかしたら寝たフリかもひれない。体を揺すってみる。
「じゅ、う、た、ろ、う!おーきーてー!」
ようやく目を開けてくれた。「おはよう」と言った刹那、向こうから抱きついてきた。
「へっ!?」
「舜太おはよう、昨日はごめん」
「え、なんの話?」
柔太朗に謝られるようなことをされた記憶は一つもない。一体昨晩何があったんだ。
「あ、忘れてるならいいや」
そういって柔太朗は俺から体を離した。本当に何をされたんだろう。
柔太朗が公務でどっか行った。端的にいうと、やることがない。ひま。
そういえば、ここ最近大きな声を出すことができていなかった。気分転換に歌ってみたりもしてみようか。
大きく息を吸う。心音が昂まる。口を大きく開けて、声が出る。
するすると、歌いたい気持ちが意味のある音階を描いている。目の前がどんどん明るくなって、気分が上がってくる。空気が暖かい。
歌うのって、楽しいよ。
この場にいない柔太朗に語りかけたつもりだった。届いているといいね。
びび
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コメント
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おお〜第11話読み終えたよ!📖✨ 朝の何気ないシーンなのに「昨日はごめん」って柔太朗が抱きついてきて謝るの、めっちゃ気になる!! 舜太くんが記憶ないって言うのが逆にエモいし、唇の違和感…まさかね?🤭💕 そして一人で歌うシーン。声が出せてなかったから歌うって発想、舜太くんらしくて好き。心音が昂まって目の前が明るくなる感覚、こっちまで胸が熱くなったよ〜🎤✨ 柔太朗に届いてるといいね、って願う気持ちがじ〜んと沁みる😢💫 次も絶対読みます!