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🈂️組×380
(×というより+に近い)
待ち合わせ中にナンパされてるセミ姉を助ける話です。
捏造注意
大丈夫な方はどうぞ
今日は4人で遊びに行く約束をしてる…んだけど、時間になってもあいつらが来ない。
ミンスはメッセージで遅れるって連絡来てたからいいけど、他2人は連絡すらない。帰ってやろうか。
「ねぇ、おねーさん、すごく綺麗ですね!よかったら僕たちとカフェ行きませんか?」
…誰???声をかけられ顔を上げると知らない男の人が2人。地味に爽やかな笑顔で話しかけてくる。……ナンパか?
「あー……。ごめん、待ち合わせしてるから他当たって。」
「えぇー、そんなつれないこと言わずに行きましょーよ。」
しつこいな。待ち合わせしてるって言ってるのに引き下がらないなんて常識持ち合わせてなさすぎだろ。
「はぁ……。私が行って困るのあんたたちだと思うけど。」
「???よく分かりませんけど行ってくれるんですね!行きましょう!! 」
ナンパ男が私の腕を掴んだ瞬間、誰かが男の手を掴みあげ、誰かが私の肩を掴んで後ろにひっぱり、誰かが私を庇うようにナンパ男との間に立った。
「Hi、senyori-taになにか用でも?」
「セミ、大丈夫??何もされてない?」
やっと来たのか。
「ん、大丈夫だよ」
「っ、だ、誰だお前たち!」
「あ?こっちのセリフ。この手捻り曲げてやろうか?」
「ひっ…」
「Boys、見る目はあるが…senyori-taは俺らと遊ぶんだ。悪く思うなよ?」
ナンパ男達はサノスとナムギュの圧に圧倒され今すぐにでも逃げだしそう。
それでも逃げ出さないのは、ナムギュが腕を掴んで離さないから。さっさと離せばいいのに。今のこいつ目だけで人殺せそう。
「…ナムギュ、もういいよ 」
「ちっ。」
手を離した瞬間、脱兎のごとく逃げ出す男たち。
「あんたら遅すぎ。」
「sorry…」
「…おいクソ女、少しは抵抗しろよ」
「私はちゃんと断った。」
「そこじゃねぇ。なに触らせてんだよ」
「どうせ助けてくれるでしょ?w」
「でもセミ、遅くなってごめんね?」
「いいよ。ミンスは連絡くれたから。」
ミンスの頭を撫でるとナムギュは舌打ちをし、サノスは羨ましそうに見ている。
お前たちは連絡すらしなかったから知らない。
…まぁ、助けてくれたお礼ぐらいは言ってもいいか。
「ま、助けてくれてありがと。……ほら行こ。お腹すいた。」
「「?!?!」」
ミンスの腕を取り歩き出すとギャーギャーと後ろから着いてくる2人。
はぁ。騒がしい1日になりそう。