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楠木『…要らない。邪魔だ。消えろ。 』
初めて会った時俺は貴方に惹かれたんだ。
強くて一匹狼で。
そして愛する弟を亡くしても尚強く生きようとする貴方を。
柏木side
第一印象は弟好きの間抜けだった。
でも、何処かで貴方を欲しいと思った。
素直で明るくて…まるで太陽のような貴方を欲しいと思った。
でも、普通に接した所で貴方は堕ちない。
ならどうすれば、どうしたら堕ちる?
考えた結果が貴方の弟を消す事だった。
消しさえすれば、貴方は俺を見てくれると、俺を必要としてくれると……。
でも、そんな簡単じゃなかった。
弟を消しても、貴方は堕ちなかった。
ただ、悪い方へと進んでしまった。
貴方には悪い事をしたと思った。
でも、引くに引けなかった。
だからこそ、俺が…、俺だけが、貴方を支えようと思った。
楠木『……何度来ても変わんねぇよ、要らねぇ。』
柏木「そんな事言わないで下さいよ、俺はきっと貴方の役に立てますから。」
楠木『……チッ、面倒事はゴメンだ。俺にいるものは俺自身だ。お前らは要らない。』
ギッと目線でも人を殺めてしまうような視線が更に俺を奮い立たせた。
欲しいと、心の底から思った。
下っ端がミスをすれば
楠木『こんな事も出来ねぇのか、お前に生きる価値、あんの?』
他には
楠木『使えねぇなぁ?その折れた腕、更に使えないようにしてやろうか?』
貴方はずっと上に立ってて、まるで暴君かの様な振る舞いで過ごしていた。
でも、本当は違った。
ある日、貴方の部屋から聞こえた声。
泣きながら謝罪をする貴方の声を聞いた時、俺のせいだと、でも、俺を見て欲しかった。
貴方の目に俺を写して欲しかった。
そうか、俺は道を外したんだ。
なら、貴方の悪役となり、そして、貴方から憎悪を受けるようになればいい。
そうすれば、貴方の目に写るでしょう?
だから、俺を見て?俺を赦さないで、貴方の心の奥底に植え付けて……。