テラーノベル
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-RibonN-
235
奏.KaNaDe
696
#おおはらMEN
吹雪 05
130
ぼんさん視点
俺は、俺の役割を演じ続ける。みんなのいじられ役で、優しくて、めったに怒んなくて、ただのくたびれたおじさんじゃない、”ぼんさん”を演じ続ける。アンチにもへこたれず、でも滑ってないかで引きずって、でも次の日には忘れる”ぼんさん”。ぼんじゅうるという、アンチにすり減らされ、明日をこの手で止めてしまいたいと思うような男ではなく。
ドズル「ぼんさん、体調大丈夫っすか?最近明らかに食べる量減ったんで…」
ぼん「え?そぉ?別にそーでもないよ。心配しすぎ!」
ドズル「ん〜、なんかなぁ…なんかその返事がクサいんですけど」
ぼん「えぇ?!」
ドズさんには全部見抜かれてしまう。怖いくらいに全部見透かされる。
ドズル「まさか、最近のコメントのこととか?」
ぎくり、顔に出た。やばい、演じないと。笑顔の仮面を、
ドズル「ぼんさん、コメントのせいで捨てられるかもとか思ってるんでしょ」
その言葉が脳天を貫いた。あぁ、そのとおりだ。ドズさんはやっぱわかるよな。そうだよな。
ぼん「……うん」
ドズさんは、俺のそんな返答に呆れてこう返してくれた。
ドズル「捨てたりしませんよ。まぁだから、たまには休んでくださいね。」
コメント
1件
第2話、一気に引き込まれました。ぼんさんの「演じ続ける」苦しさがひしひしと伝わってきて胸が締め付けられました。特にドズルさんにあっさり見破られて「……うん」と認める場面、あの短い返しに全部の重みが詰まっていて切なかったです。それでも「捨てたりしませんよ」と言えるドズルさんの存在が、この作品にじんわりとした温かさを添えていて…。続きがすごく気になります!