今まであなたはどんな道を選んで来ただろうか。そして誰と歩んできただろうか。そんなことも気にする余地も無く地球は無慈悲に回り続ける。この小説では現社会で生きるあなたに楽観視の仕方を紹介しようと思う。近年日本では自殺者が急激に増え、環境に悩まされている方も多いであろう。そこで、こんな考え方をしてみてはいかがだろうか、今起こっている全てのことがらは必然的にそうなる定めであった、と。それをことづける上で重要なのが遺伝子である。少し前から世間で話題となっている親ガチャという言葉に着目する。初めに親ガチャについて説明する。親ガチャとは親の容姿や知能、収入の高さなどの能力(DNA)が子供に影響を及ぼすという世論である。例を挙げるとするならば、親が高学歴で部活動等の県大会で優勝経験を持つ子供と、そうでない親を持つ子供では、生まれつき備わっている知能や才能に格差が生まれるということである。尚、これは貧富の差にも関係づけられる。しかし、この持論には穴がある。それは親も親ガチャを引いているということである。例を挙げて簡潔に説明しよう。日本は各国に比べ自分では生きていけないほどに貧しいという人は少ない傾向にある。それに比べアフリカのなどの発展途上国では自分の職で食べていけないほど生活が貧しく、生きる為に子供を産み、稼がせるという家庭も多い。私は日本で親ガチャが話題となった原因は日本人特有のの敷かれたレールを歩くべきという強い協調性にあると考える。日本は先程説明したように世界の中では先進国である。先進国であるが故に目上の人の言うことを信じ、特に周りから非難されるようなをせず、ある程度勉強していれば将来安泰であると思い込んでいる人が過半数であるからである。実際、将来安泰な生活を送れている方も多いが、大半の人が就活などで今までに求められててきたものとは異なるものを必要とされるであろう。話を整理すると日本人特有の協調性は日本が世界的に安全な国であり、危機感を持ちそれに特化する必要がないため見られるものだということである。環境が変われば人は暮らしをよくするために工夫し道を開拓する。そうして沢山の人が目標に辿りつくことでなく、開拓された道が近道だと信じ、その道を通ることが目的となってしまい、自分を見失ってしまう。大切なのはいかに早くゴールに辿り着くかではなく、どうやってゴールに辿り着くかである。勿論敷かれたレールを歩くのも一つの手である。まずは目標を探すことから始めればよい。目標への道は多種多様であり環境に囚われる必要はない。自分をよく観察して生活を送って欲しい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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