テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
透が起きないようにと、声を押し殺し、手の甲を深く噛んで堪えながらも、腰の動きはさらに大胆になっていく。結合部からはグチュッグチュッと卑猥な音が絶え間なく響き、それが余計に理人の興奮を煽った。
「ん……っ、は……っ、く……っあ」
(――ヤバイ、イけそう……っ)
限界が近いことを感じて、合わせる腿ががたがたと震える。今まさに絶頂を迎えようとしたその時、不意に腰をがっちりと掴まれた。下から弾かれるように大きく突き上げられ、理人の身体は弓なりに跳ねた。
「――ひ、ぁっ!?」
一瞬何が起きたかわからずに混乱する。だが、状況を把握するより早く、ズンズンと容赦なく下から突き上げられ、背中に鋭い戦慄が走った。
「ぅ、あっ待て……っ、それ、だめっ……」
涙目になって視線を落とすと、ついさっきまで閉じられていた瞳と真っ向から目が合い、一気に血の気が引いた。
「や、あ……っ、と、透、これは……っ」
「え、理人……? なに……? 理人が、オレの上でエッチしてる……?」
「ちが、違うんだ……っ、これは……んんっ!」
慌てて弁解しようと言葉を探すが、それよりも先に無遠慮に腰を揺すられて、まともな思考が霧散していく。――どうしよう、見られた。最悪だ。 絶望的な自己嫌悪が襲いかかるが、それと同時に、脳を焼くようなゾクゾクとした快感が押し寄せてくる。
「ん……っ、は……っ、ん、んんっ」
(――やばい、声が抑えられない……!)
慌てて唇を噛んで堪えようとするが、透のモノが一番敏感な場所を抉るたびに、甘えたような鼻にかかった喘ぎが漏れ出してしまう。
「すっごいリアルな夢……。なにこれ……気持ちいい」
透はうっとりと呟くと、むくりと起き上がり、理人の肩を力任せに押してベッドに沈めた。そのまま細い腰をガッシリと掴み、本能のままに打ち付け始めた。
「っ、ん……っ、は……っ、んん……っ」
透の剛直が何度も最奥を突き上げ、堪らずに身体が仰け反る。すでに限界近くまで高まっていた身体は、暴力的なまでの快楽に従順で、あっという間に追い詰められていく。
「あーすごい……理人がエロい……。こんなエッチな夢、見たことないや」
透はすっかり夢見心地で腰を振りながら、蕩けた笑みを浮かべていた。どうやら未だに寝ぼけているのか、現実との境目が曖昧で、これを都合のいい夢だと判断したようだった。
「ん……ふ……っ、んん……っ」
「は……っ、すご……っ、なにこれ、めちゃくちゃ気持ちいい……っ」
透はうわ言のように繰り返しながら、夢中で腰を振りたくってきた。テクニックも何もない、獣のような荒々しい動きに翻弄され、突き上げられるたびに抑えきれない嬌声が部屋に響く。
「は、くそ……、ぁあっイく、もう、無理……っ!」
「あ……はぁ……っ、やば……っ、そんな締め付けられたら、出ちゃう……っ」
「へっ!? あ、待……ナカは……っ!」
慌てて腰を引こうとするが、一歩遅かった。制止の声も虚しく、透は理人の腰をぐいと引き寄せると、小さく呻いて、そのまま腰を震わせて内側に熱い飛沫をぶちまけた。
その瞬間、強烈な快感が閃光のように全身を駆け巡り、溢れた白濁が二人の腹を汚した。
透の射精は長く、その間も腰を押し付けられてグリグリと奥を捏ね回されるような感覚に、理人はゾクゾクと肌を粟立たせる。
「はぁ、はぁ……っ。つか、どんだけ出すんだよ……」
「あー、気持ちよすぎて、腰抜けるかと思った……。じゃあ、次は……」
「えっ、は!? おいっ、透……っ!?」
射精の余韻に浸る間もなく、繋がったままの状態でグルンと身体を反転させられ、理人の腰は高く持ち上げられた。
「ちょっと、待て……っ」
「はぁ、はぁ……凄い、後ろからも最高に気持ちいい……」
透は理人の制止も聞かずに、再び腰を動かし始めた。先程出したばかりだというのに、既に猛り狂っているソレが容赦なく中を穿つ。
「ひぁっ、ま、待て……俺、まだイッたばっかで……っあぁっ!」
「はぁ……っ、ごめん。気持ちよすぎて、腰が止まんないんだ」
「んんっ、ふ……っ、あ……っ」
一度果てたばかりだというのに、透のモノは既に凄まじい硬度を取り戻しており、激しい律動に理人の身体は翻弄される。
「は、はぁ……っ、凄い。中、ぐちゃぐちゃで熱くて……めちゃくちゃ締め付けてくる……」
「ちが……っ、お前が、いっぱい出して……っ、んんっ」
透はうっとりと呟くと、理人の腰をがっしり掴んで、ひたすら抜き差しを繰り返した。テクニックも何もない、ただ獣のように荒々しく突き上げてくる。
「ん、あ……っ、ちょ……っと、透……っ」
「あぁ……凄い、気持ちいいよ理人……。ずっと、こうしてたい……」
「馬鹿言うな、んぁ……っ、あ……っ、んん……っ」
背後からの容赦のない攻めにシーツを握りしめて耐えるが、四つん這いで深く繋がっているせいで、先ほどとは当たる場所が違ってひどく変な感じがする。 まだ、透は夢だと勘違いしているのだろうか。確かめたいけれど、今はそれどころではない。一突きごとに理性が焼き切られそうなほどの快感が襲ってきて、まともに言葉を発することすら出来ず、理人はシーツの布地を指に食い込ませながら、漏れ出る声を必死に唇で塞いだ。
あんなに酷い絶頂を迎えたというのに、身体の奥底では更なる快感を求めて疼いている。
(――もっと、めちゃくちゃにしてほしい)
浅ましい欲望が次から次に溢れ出てくる。 駄目だ、こんなのはおかしい。そう思うのに、裏腹な身体は無様に快楽を追い求めていた。 気づいた時には自ら腰を揺らし、もっと奥へと誘うように、熱を孕んだ内壁を細かく波打たせていた。
「あ、はぁ……っ、やば、気持ちいいっ」
「ん、ん……っ、あぁっ!」
透は蕩けた表情を浮かべながら、一心不乱に腰を打ち付けてくる。肌同士が激しくぶつかり合う音と、結合部から溢れる水音が静かな部屋に響き渡り、耳からまで犯されている気分になる。
「く、は……あー、出る……っ!」
「んんっ」
ドクドクっと脈打つと同時に、再び奥へと注ぎ込まれる熱い飛沫を感じた。しかし、それで終わりではないらしく、繋がったまま執拗に腰を揺すられ続ける。今度は浅いところを何度も擦られたかと思えば、一気に最奥まで突き立てられて、理人は息を詰めた。
「ぁあっ、も……やめっ……」
「ごめん。……腰、止まんないや」
もう二回も出したはずなのに、透のそれは一向に萎える気配がない。それどころかさらに質量を増して、理人の内側で暴れまわっている。
「うそ、だろ……? ぁッ、動くな、は、ぁあっ!」
これ以上されたら、本当におかしくなってしまいそうだ。必死に抵抗を試みるが、そんなことはお構いなしに、再び容赦のないピストンが開始された。
#すのあべ
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!