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遥

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6 - 第6話

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27

2025年02月19日

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担「それでは今からクラスの自己紹介をしていくから、出席番号1番から順に起立して自己紹介頼む」




進藤先生の言葉を皮切りに自己紹介が始まっていった。




えーっと、私は出席番号15番。





何を言おうかな〜。自己紹介なぁ。

趣味、とか?うーん。ありきたりか?





なんて肘をついて考えているとその時はやってきた。






担「次〜島村」



「あ、はい」




その場で立つとみんなの視線が一気に集まった。


うっ、やめてくれそんなに見ないで、これでも人並みには緊張するんだ。









「…えーっと、星岡中学校出身、島村はるかです。

趣味は〜ん〜なんだろ、友達づくり?だから友達なってください!」





周りから拍手が聞こえる。

ついでに後ろからクスクスとした笑い声と、ともに、「小学生か」と。





聞き慣れた声で。





その声の持ち主は私が自己紹介を終えると立ち上がった。





みんなの視線が後ろへうつる。






蒼「白鳥蒼です。出身は関西のほうです。雪斗とは双子です。よろしくお願いします」



と礼儀正しく挨拶をする。




「きれー」「かっこいいね」なんて声が聞こえるのは気のせいじゃないだろう。




蒼くんが席に座ると、交代で雪くんが立ち上がった。




また、みんなの視線はうつり変わる。





雪「白鳥雪斗ですっ!出身はさっき蒼が言った通り、関西の方です。蒼が兄で僕が弟ね!あんまり似てないから間違えることはないと思うけど!よろしくね」





元気の良い声で自己紹介をする。



今度は周りから「かわいい」の声。



わかる。同感。



かわいいよね。雪くん。



なんか、ハムスターみたいで。








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