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遥

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6 - 自己紹介-1-

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2025年02月20日

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担「それでは今からクラスの自己紹介をしていくから、出席番号1番から順に起立して自己紹介頼む」


進藤先生の言葉を皮切りに自己紹介が始まっていった。


えーっと、私は出席番号15番。


何を言おうかな〜。自己紹介なぁ。

趣味、とか?うーん。ありきたりか?


なんて肘をついて考えているとその時はやってきた。



担「次〜島村」

は「あ、はい」


その場で立つとみんなの視線が一気に集まった。


うっ、やめてくれそんなに見ないで、これでも人並みには緊張するんだ。


は「…えーっと、星岡中学校出身、島村はるかです。

趣味は〜ん〜なんだろ、友達づくり?だから友達なってください!」


ぱらぱらと周りから拍手が聞こえる。

良かった。変じゃなかったみたい。


ついでに後ろからクスクスとした笑い声と、ともに、「小学生か」と。


その声の持ち主は私が自己紹介を終えると立ち上がった。


みんなの視線が後ろへうつる。


蒼「白鳥蒼です。出身は関西のほうです。雪斗とは双子です。よろしくお願いします」


と礼儀正しく挨拶をする。

「きれー」「かっこいいね」なんて声が聞こえるのは気のせいじゃないだろう。

蒼くんが席に座ると、交代で雪くんが立ち上がった。

また、みんなの視線はうつり変わる。


雪「白鳥雪斗ですっ!出身はさっき蒼が言った通り、関西の方です。蒼が兄で僕が弟ね!あんまり似てないから間違えることはないと思うけど!よろしくね」


元気の良い声で自己紹介をする。

今度は周りから「かわいい」の声。


わかる。同感。


かわいいよね。雪くん。



なんか、ハムスターみたいで。








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