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限界学園①
―朝のHR、もうすでに騒がしい―
ガラッ
教室のドアがゆっくり開く。
「……おはよ〜」
マフラーをした少年が入ってくる。
焼きパンだった。
窓際の席にすわった瞬間−−
ドンッ!!
勢いよく教室のドアが開いた。
「おい原人!!!お前廊下走んなって言われてんだろ!!」
「いや俺じゃねぇよ!!」
バリーン‼
窓の外から飛び込んできたのは 原人だった。
「いやだから廊下じゃなくて外だからセーフだろ!」
「どこがだよ!?!?!?」
ぐちつぼが机を叩く。
その横で、そめさんが普通に座っていた。
「ぐちつぼうるさ」
「俺が悪いみたいに言うなよ!?!?」
「いや悪いだろ」
声が横から入る。
かねごんだった。
「朝から声デカい」
「お前も止めろよ!」
「めんどい」
その時——
「アホガキども朝から元気だな」
後ろの席で、バラが ぼんっ と咲いた。
たらこだった。
机から生えてきたバラの棘がゆらゆら揺れる。
「たらこお前また植物生やしてんじゃねぇ!!学校だぞ!!」
「いいだろ別に」
「良くねぇよ!!」
そのとき。
スー……
窓の横から半透明の人影が浮かび上がる。
「……うるさい」
みどりくんだった。
「朝から元気すぎ」
「お前幽霊なんだから静かに出てこいよ!?!?」
「幽霊だから静かに出てる」
「いや今透けながら出てきたろ!」
ぐちつぼのツッコミが止まらない。
すると突然——
ドン!!!!
「うわああああああああ!!!!!!」
???が窓から落ちてきた。
「窓から入んなって言ってんだろらっだぁ!!!!」
ぐちつぼが即ツッコむ。
らっだぁは机に倒れながら言う。
「いや鬼出したら窓から入る流れになってさぁ!!」
「そんな流れ存在しない」
すると後ろから触手がにゅるっと出てきた。
「朝から騒がしいね〜」
コンタミさんだった。
触手でらっだぁを持ち上げる。
「はい廊下」
「待って待って待って!!!!!」
その横で
ばさっ
羽が広がる。
「朝から地獄かこのクラス」
金豚きょーだった。
「らっだぁお前毎回窓から来んな」
「だってドア混んでるんだもん!!」
「言い訳が小学生」
その時、教室の上の方から声がした。
「……みんな朝から元気だね」
黒いガストがふわっと降りてくる。
レウクラウドだった。
「先生来るよ」
その瞬間。
全員
スッ……
席についた。
僕は一息して言う。
「……今の騒ぎ、なかったことにしよ」
すると
ガラッ
先生が入ってきた。
「今日は平和そうだな((」
クラス全員
(さっきまで戦争だったし窓割れたまんま…)
ぐちつぼが小声で言う。
「このクラス絶対そのうち学校壊す」
「……もう半分以上壊れてるけどね」
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