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遠く 見透かす 。
楽屋 の 騒めき 。
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改札 を 通り ホーム で 電車 を 待つ 。
「 … 、 ん 、 ? 」
仏 が ホーム の 線路沿い の 奥 を 見る 。
仏 には 薄い 水色 で 半透明 の 蓮華 の 花 の 花弁 が
地下 の ホーム から 何処か へ するする と 抜けていく よう に
何処か へ 吸い 込まれて 行く 。
「 蓮華 の 花 … 、 あれは 、 能力 … 、 ? 」
目 を 見開き じっ と 見つめる 。
「 ん 、 仏裙 如何か したかい ? 」
イスラム が 尋ねる 。
「 いえ 、 何も ありません 、 」
首 を 振り 答える 。
「 そう … ? ならいいが … 、
何か 遭った ら 云う の だよ ? 」
と ぽん と 背中 を 軽く 叩き 云う 。
「 は 、 はい 、 」
こくり と 頷く 。
摩訶 不思議 な 事 も 起きる もの
だ と 仏 は 心中 で 思う 。
仏 の 能力 の 結晶花 は 蓮華 の 花 。
仏 と 同じ 結晶 を 持つ 者 は 同血族 等 のみ 。
じゃあ 何故 此処 に その 蓮華 の 花 の 花弁 が 有る の だろう 。
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