続き
昼休み
「ねぇ、昼ご飯さウチにもゼリーくれん?」
「まぁこの手だしな」
「下手に混乱させんのはね〜」
「そうだな」
「ありがと!」
「ん、もうすぐ午後の授業やな!5時間目は英語で、その後2時間ヒーロー基礎学か」
「行くか」
「え?英語だよ?」
「お前サポートだろ?どんな形でもサポート出来るならした方が良いだろ」
「確かに!て事やけん山田〜サポート行くわ〜」
「まじかよぉその状態で来んのか?」
「あ? 」
「へいへいわーったよ〜」
「じゃあ行こっか!」
「ん」
「Heyリスナー!Are you OK?」
「OK!!!…???」
「どーしたリスナー」
「何で相澤先生と冬原先生がいるんすか?」
「相澤がサポート出来るならした方がいいって言ったけんね来たんよ!ウチもそう思ったし」
「いつもどんな風に授業を受けているのか見させてもらうよ」
「は、はい…」
(なんか新鮮だし怖い)
「じゃあ始めるze!!」
「ここはこうで…」
(相変わらず普通だなマイク先生)
「じゃあこの問題を解いてみろ!」
「はい!」
「じゃあウチは机の周り歩くけん分からんかったら声かけてね」
「はーい!」
「先生〜」
「上鳴くん?はいはいどーした?」
「ここの問題なんす…け、ど、」
「どーしたん?」
「嫌〜相澤先生いるのが新鮮すぎて…しかもずっと手を繋いでるし」
「〜〜///」
「しょうがねぇだろ…文句は敵に言え」
「そやそや!///」
「まぁ一日中離れないのも悪くは無いがなw」
「!?ッッ───///ッ馬鹿な事言わんとって///」
「すまんw」
「おいおい先生が授業中に惚気けてんじゃネェよ」
「可愛らしいわね♪ケロケロ」「す、凄い…相澤先生あんな事言うんだ…」「慣れとる…」「こっちが恥ずかしいよ…」「先生カッケーっす!!俺も先生みたいな漢になります!!!」
「いいけん!さっさ次するよ!」
「は〜い」
授業後、職員室にて
「生徒の前で馬鹿なんちゃん?」
「思った事を言っただけだが」
「ッッ///」
「顔が赤いぞw」
「誰のせいやと思っとん///」
「くくッw」
「まだまだ青いわね〜」「先輩機嫌いいですね〜」「相澤くんあんな表情するのか…」
「とりあえず次のヒーロー基礎学行くよ!」
「はいよ」
「お願いします!」
「まずここからだが…」
「ということだ…残り10分は分からないとこを聞いたりまとめたりしろ」
「はい!」
「分からんとこある人おる〜?」
「せんせー! 」
「伸ばすな芦戸」
「ごめんなさーい!」
「はぁ」
「まぁまぁ落ち着いて!ね?」
「ん」
(相澤先生、冬原先生に弱いな)
「分からないところは?」
「ここが…」
「おいこの前やったとこじゃねぇか」
「そうなんですけど忘れたんですよ!!」
「覚えること多いもんな〜、ここはね〜…」
「ありがとうございます!!」
「いえいえ〜」
キーンコーンカーンコーン
「10分の休憩後7限目を始める、準備しとけよ」
「はい!」
7限目終わり、職員室にて
「先生〜ちょっといいですか?」
「なんだ上鳴」「どしたん?上鳴くん」
「明日土曜だし最近忙しかったんで久しぶりにみんな寮でパーティーしようってことになったんすけど先生も来てくださいよ!」
「はぁ?」 「いいねぇ〜楽しそう!」
「ですよね!壊理ちゃんも来たら楽しいと思うんすけど…」
「分かったよ今が6時すぎだから7時ぐらいになったらそっちに行く」
「分かりました!!」
「ちょっと待って!そんな楽しいこと私を抜いてする気?」
「ミッナイ先生も来ます?てか来れる先生たちみんな来ません?」
「おぉいいねぇ」「俺も行こーっと」「楽しそうですね!」
「じゃあ相澤先生、冬原先生、ミッナイ先生、オールマイト、13号先生、マイク先生っすね!伝えときます!」
「そんなに来んのかよ」
「楽しくなりそうやな〜!」
7時過ぎ
「来たぞ」
「いらっしゃいませ!!!」
「おぉ凄いわね!」「この料理作ったのかい?」
「はい!」
「リスナーやるじゃねぇか!」「先輩のクラス凄いですね😲」「ほんとすごか〜」
「じゃあとりあえず食べましょ!!」
「「「「「いただきます!」」」」」
「あ…」
「どうしたんすか?冬原先生」
「ウチそういや右手塞がっとったわ」
「確かに」「どうする?」
「あ!!いいこと思いついた!」
「なになに葉隠さん?」
「相澤先生が冬原先生にアーンしてあげればいいんだよ!」
「え、な、え?は?いや?え?」
「あ、バグった」「ゆきのちゃん大丈夫?w」「冬原〜大丈夫か〜?w」「めっちゃいい案だと思いますよ先生!」「だよね!?」
「確かにいい案だ、合理的だしな」
「!?、まさか」
「俺が食べさせてやるよ」
「なッ///」
「ほらあーん」
「馬鹿にすんのもたいがいに…///」
「ほら」
「───ッッ///あー」パク
「よく出来たな」ナデナデ
「ッッッ///」
「俺ら何見せられてんだ?」「先生たち幸せそうで嬉しいわケロケロ」「なんや少女漫画見てる気分でドキドキするわ〜」「いい!青い!青いわ!!!!」「相澤先生まじかっこいいな!」「てかあんなんだったか?」「さぁ?」
「お、美味しいよみんな///」
「そりゃ良かったです!」
「てかさ先生たちヒロスのままじゃん?着替えとか風呂とかどうするんすか?」
「確かに…」
「今日は諦めるしかないな」
「じゃあ私たちの流さないシャンプーとかリンスとか貸しますよ!」「汗ふきシートだけでもすると違うと思いますわ!」「コロコロもした方がいいんじゃない?」「そうね」
「ありがとう!」「すまんな」
「はい!」
「それじゃあまだまだ食べようなゆきの」
「///…急な名前はずるいわぁ///」
「ほらあーん」
「ぁ〜///」
「ごちそうさまでした!」
「相澤先生と冬原先生はこっちで面倒見るんで他の先生たちは教師寮に行って大丈夫っすよ!」
「あらそう?ならあっちで二次会でもしましょうか♡」
「…俺大丈夫かもしれないです」
「ほら行くわよ山田!」
「マジかよ…」
「どんまい山田」「頑張れマイク!」
「じゃあ先輩はそっちいるんですよね?おやすみなさい」「相澤くんたちおやすみ!」
「はいおやすみなさい」「おやすみなさい!」
「それじゃあ片付けも終わりましたし、とりあえず汗ふきシートからしましょう!」
「じゃあ先生これ使ってどうぞ!」「俺ら(私ら)ちょっと出ときますね」
「ありがと!」「悪いな、ありがとう」
「背中が届かん…」
「やってやるよ」
「え、いいけど」
「ほら」グイッ
「おわっ!ちょっと抱きつくん恥ずかしいんやけど…」
「しょうがねぇだろじゃないと出来ねぇんだから」
「分かったよ…」
「ん……………………………終わったぞ」
「ありがと!じゃあウチもしたげるわ」
「俺のスーツは繋ぎだから無理だな」
「なんやねん」
「しかも俺はもう終わってる」
「なんやねん!!」
「おーい、いいぞ入って」
「はーい」
「ありがとう助かったわ〜」「ありがとな」
「いえいえ!」「当然のことですわ!」
「じゃあ次は流さないシャンプーリンスーしましょ!」
「おっけー!」「分かった」
「じゃあ誰が先生の髪やるかジャンケンだ!」「絶対勝ってみせますわ」「絶対私がする!」
「そんな勝負するほど?」
「おっさんの髪なんて触りたくねぇだろ」
「じゃあうちがしたげるよ!さっきのお礼にね!」
「…どうも」
(悪くないな)
「えぇ!!」「じゃあ冬原先生の取り合いだ!」
「最初はグージャンケンポン!!!!!」
「どわぁ!!負けた」「ま、負けてしまいましたわ」「負けてしもた〜」「悔しいわ」「先生の髪やりたかったのに〜!!」
「よっしゃ!一人勝ち〜」
「おぉ!耳郎さんか!よろしくね」
「はい!」
「じゃあとりあえずウチがしてから相澤先生にしてください」
「は〜い よろしくね!」
「終わりました!」
「ありがと!めっちゃいい匂いするね!」
「この香りいいっすよね」
「うん! じゃあ相澤こっち向いて座って!」
「ん」
「左手やけんムズいけん痛かったら言ってね」
「あぁ」
「てか身長高いな…膝立ちせんと手が疲れるわ」
「!?」(胸ちけぇ、顔の目の前だし当たりそうだな)
(先生胸に迫られとる…)(先生さすが、峰田みたいに興奮したりしてない)
「じゃあやるね〜……………………」ポヨン
「!?」
「あ、ごめん なんか当たったね」
「…いや大丈夫だ」
「ごめ〜ん」
「よし出来た!めっちゃいい匂いする!」
相澤の頭に顔をうずくめる冬原
「…そうか」
「わァ~…これ無料で見ていいやつ?」「俺たち何も言ってなかったけど終始やばいな」「無意識って怖い」
「!」「もう寝る時間やね」
「そうだな、どうするか 」
「空き部屋使お!」
「そうするか」
「じゃあみんな!!歯磨きをして寝るぞ!」
「は〜い!!」
「先生おやすみなさい! 」
「おやすみ〜」「おやすみ」
「よし行こか」
「ん」
「横に並んだら落ちるなこれ」
「シングルだもんね…」
「しょうがねぇ、繋いだ手を下にして頭に持っていけ」
「こう?」
「そ、で、そのまま俺の胸の方に来い」グイッ
「おぉ抱きついて寝るのか…確かに入るな」
(でもやばいこれ…///消太匂いに包まれて幸せすぎて寝れん…///)
(抱きついて寝ることとかねぇからラッキーだな…つか、いい匂い)スゥ
(頭めっちゃ嗅がれとる…///)
(手が熱くなってる 照れてんのかwそうだ💡) ギュッ
「おやすみ」(※耳元で)
「んッ…///お、おやすみ」
(声がいい///耳元やばい///)
(声えっろw…こんな風に寝れるなんて幸せだな)
(匂い落ち着いて寝れる)Zzz‥ᐝ
(寝たか…俺も寝よう)
「おはよう!」「ん、おはよ」
「手!取れとるよ!」
「ほんとだ…もっと長くても良かったのになw」
「か、勘弁して///」
「ふはっwよし準備するか」
「うん!」
fin.
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