人生を変えた貴方は。
・ロロロさんメイン
・nmmnちゅ~い
・キャラ崩壊ちゅ~い
・へたちゅ~い
大丈夫な方はど~ぞ
わんくッしょん
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解説
『』⇒ロロロ
「」⇒エーミール
《》⇒その他登場人物
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俺は、自分の顔を隠している。
何故なら、俺の瞳は特殊だからだ。
医療業界では、「earthEye」と呼ばれ、多くの人には知らされていなかった。
そのため、赤の他人からは「化け物」と呼ばれる。
子供の時の俺はそれが辛くて。
その出来事がトラウマになって、目を隠すようになった。
最初は眼帯をつけていたが、気に入らず、親から貰った天布をつけていた。
「桃色の瞳」ってだけで珍しいのに、極めて珍しい模様。
世界に1人だと言ってもいいんだろう。
俺から言ってみれば、「世界で独り」だが。
他人から気味悪がられ、この目のせいで友達も出来ず。
コンプレックスであり、恨む場所でもあった。
一生涯、ずっと「孤独」なままだと思っていた。
だけど、彼の一言で俺の人生は変わった。
__私は、ロボロさんのその目、とても綺麗だと思いますよ。
透き通った桃色と、綺麗な模様が、とてもロボロさんのキラキラした性格に似合っています。
少なくとも、私はその瞳、好きです。
こんなに泣いたことがないくらい、その人の前で声を上げて泣いた。
今考えたら、少し子供だったけれど。
それでも、認めてもらてた事がとても嬉しかった。
そして、俺が泣いてる間もずっと“エーミール”は背中をさすって、
「大丈夫、大丈夫。」
と、ずっと言ってくれた。
…それが、5年前の自分の話。
今は、w軍の幹部兼監視長をしている。
彼は、この軍の幹部で外交官だ。
エミさんに誘いに誘われ、断りきれず、この軍に入った。
天布のことについて、深く問われることはなかった。
きっとエミさんが言ってくれたのだろう。
その代わり、しんぺい神という、w軍治療班の人にはバレた。
でも、「キモイ」なんて、「化け物」なんて、言われなかった。
この軍に、俺は居て本当に良かった。
そして、今もずっと彼には感謝している。
「死にたい。」と本気で思ってた俺を。
救ってくれた。
生きる意味をくれた。
俺は、この人生の中で、彼を一生守ると決めた。
私にはずっと頭に残って消えることの無い思い出がある。
それは、ロボロさんと初めて出会った頃の話だ。
彼は、天布をしていて、顔を隠していた。
みんなの前では、明るく振舞っていて、「光」のような存在だった。
きっとこの人とは性格が合わない。
そう思って、避け続けた。
だけど、ある日を境に、そんな偏見は無くなった。
放課後、学校の屋上にいた時のことだ。
ここには、誰も来ないし、声も下に響かない。
だから、この場所で本を読んだり、夕陽を見たりするのが好きだった。
今日も本を読もうと思い、ドアを開けようとした時、ドアの反対から誰かを怒鳴る声が聞こえた。
《化け物なんだからタヒねよ、ッ!!》
《キモすぎ、笑》
《ほんと、この学校に来ないでくれる?》
《移りそうで怖いんだけど。》
『ごめんなさ、ッ』
『ごめんなさい、ッ』
はぁ、喧嘩してるのか…。
聞き覚えのある声と、その声を遮るようにして怒鳴る声。
直ぐに私は、謝ってる人がロボロさんだと気づけた。
急いで助けなければ。
同じクラスの人だし、虐めているのを見放すことは出来ない。
そう思い、ドアノブに手を掛けた。
その時だった。
《お前の目ぇ化け物みたいだよな~。》
《ほんとほんと~笑》
《何かのびょ~き??笑》
病気?目?化け物?
だから天布を付けてるのか…?
正直、天布を掛けてるのは顔に傷があるから~とか、お洒落~とかかと思っていたが。
目のことなのか…?
そんなことを考えている内に、5時のチャイムがなった。
《あ、俺もう帰らんとあかんわ。》
《じゃ、明日もよろしくね!笑》
《来なかったらぁ、》
《お前の目のことクラスの奴らに言うから!笑》
『は、はぃ、ッ』
酷い、酷すぎる。
弱い所を手に取って遊ぶなんて…。
ドアの陰に隠れて入れ違いさせるか。
そして、勢いよくドアを開けた。
「大丈夫ですか、ぁ?!」
そこには、いつものようにみんなの中心で光っているロボロさんは居なかった。
怪我で血塗れなロボロさんが居た。
貧血のせいだろう、倒れたまま反応してくれない。
予期していない事態だったため、本当に驚いた。
「ちょ、ッ!ロボロさんッ!」
「ひとまず、保健室ッ!!」
そしてそのまま彼を抱えて、傍に捨てられてあった天布を片手に持ち階段を駆け下りた。
そのあいだも、ロボロさんに声は掛けてみたものの、反応することは無かった。
校舎は全部で3階まであり、保健室は2階だったため、案外早くついた。
ノックしないといけないルールだけど、一刻も早く手当しないとやばいと思い、勢いよくドアを引いた。
《は~い、いらっしゃいッて、》
《ロボロくんッ!?》
「すみませんッ!」
「傷が酷いので手当てお願いします!」
《分かったわ!》
《ちょっとそこで待っててもらえる?》
「はい、!」
保健の先生に促されるままにロボロさんをベットに降ろす。
そのあとは、ロボロさんの応急処置が終わるまでカーテンの外にある椅子で待っていた。
数分後、カーテンが引かれた。
《応急処置、終わったわ!》
《少し時間が空いたら、きっと目覚めると思う!》
《それまで、少しお話聞いても良いかしら?》
「はい。構いません、!」
そして、私は一連の流れを全て話した。
途中で先生は顔を曇らせ、親の方へ連絡する、情報をありがとうと言うと、部屋をそのまま出ていった。
私は、ベットの近くにある椅子に移って目覚めるのを待った。
10分ほど経った時、ロボロさんが目を覚ました。
『うぅ、ん゙、?』
ロボロさんが目を覚ました時、安堵したと共に、ロボロさんの目に引き込まれた。
なんて綺麗なんだろう。
この一言に限った。
「怪我、大丈夫ですか、?」
「大分、酷いらしいですが、」
そう言おうとした時だった。
『ぇ、天布、ってッ』
『掛けないとッ!!』
「おぉ、ッ、汗」
「動いたら傷に響きますよ?汗」
『ッ゙だ、ぁッ』
「取ってきますね、!」
その会話の時も目を合わすことが気まずくて、結局合わさないまま天布を取りにいった。
取って来た天布をロボロさんに渡すと、静かに話し始めた。
『俺の目、やっぱ怖い?笑』
私は激しく動揺した。
その動揺を表に出さないように答えた。
「怖くなんて、無いですよ、?」
するとまた彼は静かに話し出す。
『…そっか、』
『俺さ、珍しい目らしいんよね。』
『ちっちゃい頃、それでよく茶化されてさ…笑』
『それが嫌で泣いとったら、母さんと父さんがこの天布くれたんよ。』
『ま、今もああやって虐められたりするんよ。』
『無様な姿見せて、ごめんな…。』
どうしよう。
どう返せばいいか分からない。
私の一言で、ロボロさんを傷つけるかもしれない。
「ごめん、だなんて、」
「謝らないでください。」
「虐めている、彼奴らが悪いんですよ。」
そして、天布を付けようとしているロボロの手を掴んだ。
「ロボロさん1度、目、合わせて話してみませんか?」
『…ええけど、』
『キモイとは思わへんの?あんさんは。』
「えぇ、勿論。」
「見てわかる通り、私も人とは違う目ですしね。」
『…そ~か、』
『じゃあ、…』
再び天布を取る。
また透き通った桃色の目が光った。
「ふふ、やっぱり、あなたにはその瞳が似合っていますね、」
『へ、ッ』
「いいですか、ロボロさん。」
「私は、ロボロさんのその目、とても綺麗だと思いますよ。
透き通った桃色と綺麗な模様が、とてもロボロさんのキラキラした性格に似合っています。
少なくとも、私はその瞳、好きです。」
そう言った。
嘘だと思われるかもしれない。
でも、それでもいい。
1度、面と向かって言いたかった。
これ以上、自分の事を嫌いになって欲しくなかった。
すると、ロボロさんは私の目の前で涙を流した。
『、ッほんま、?』ポロポロ
『ずっと、ッいやで、いやで、ぇッ』グスッ
「…辛かったですよね、」
「我慢、しないでください。」
「思いっきり泣いていいんですよ?」
『ッ゙、』
『ぅぁぁあ゙ぁあん、』ポロポロ
「大丈夫、大丈夫です。」
「私は、ロボロさんのこと絶対罵ったり、」
「煙たがったりません。」
「ずっと、ずっと隣に居ます。」
これが、5年前に本当にあった出来事。
今でも、ロボロさんと共にいる。
そして、変わらない約束もある。
それは、
仲間を見捨てないこと。
仲間に寄り添うこと。
これは、絶対に生きているこの人生の中では変わりのない約束だ。
そして、この約束を守る対象は、ロボロさんだけでは無い。
今、同じ軍に配属されている、ロボロさん含めた幹部の皆さんにも、だ。
これからも、寄り添って生きていこう。
仲間と共に。
そして、あの放課後一目惚れした瞳を持つ、ロボロさんと。
「…ほら、もう苦しくないやろ、?笑」
『うん、ありがと~な、エミさん。』
《おーい!まだかぁ?》
『!』
「ふふ、笑」
「早く行きましょう?」
『そ~やな!』
そして、二人は手を取り、仲間の方へ駆けていった。
3841文字…。
妥当な数字ですかね、
続き欲しい人いたら💬へ。
質問等も💬へ。
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コメント
1件
全米が泣いた