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⚠️【attention】⚠️
⚠️BLです
⚠️純粋様はお帰りくださいませ
⚠️学パロです
⚠️生徒×先生です
キーンコーンカーンコーン
今日も聞き馴染みのある音が学校全体に鳴り響く。
最近は天気が良く、窓から見える景色は青空が広がっている。それに負けないほど自然がより濃く緑に見えるのも俺は好きだ。
大体の授業は寝るか落書きするか窓を見るかのどれか。
でも、テストの点数を落とさないから先生には
「もう少し真面目に受けてくれたら」
と怒られては居ないが溜息をつかれている。
別にいいじゃないか。俺は別にあの先生以外の授業には興味が一切湧かないどころかやる気が出ないのに、無理やり受けろと言われても…ねぇ…?
なんて考えている内に授業が終わったようだ。
次はあの先生の授業。そう考えると娯楽と言わんばかりの休み時間だって終わって欲しいと思ってしまう
………来た。
黄色のサラサラな髪に黄金色のキラキラした瞳。ぴょこっと毎回出ているアホ毛に少し小さい背、好奇心旺盛なその言動
黄天片斗先生。通称、”ぺいんと先生”。
俺がさっきから言っている先生はこのぺいんと先生なのだ。
……実を言うと俺の好きな人でもある。
授業が初めて始まった時から一目惚れし、ぺいんと先生の科目だけは絶対に点数を落とさないようにしている
「はいじゃーあ、教科書の108ページ開いて下さい」
クラスの皆もぺいんと先生の事は結構好いていて、
さっきの授業よりかは全然雰囲気がゆるい。
「えーっと、じゃあこの問題を…、」
「らっだぁくん!」
………びっくりした。急に名前呼ばれるんだもん
えぇ…っと?この問題を解け、と。
前に出て、黒板にチョークで答えを書く
自分の席に帰る途中、ぺいんと先生の匂いがふわっと香る。凄くいい匂いだ
「……ん!大正解ー!!」
と大声で褒められる。正直、めちゃくちゃ嬉しい
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授業が終わってしまった。
最近、授業に当てられる回数が多くなってきたから復習しておいて正解だったと心の中で思いながら席を立とうとすると誰かに声を掛けられる。
「えぇっと…、ちょっといい?」
「え、あぁ…ぺいんと先生。どうしたんですか?」
「その…、ノート借りてもいいかな…?」
「いいですよ。何でですか?」
「そのね、ノート回収する時がさ来週あるじゃん?僕、コメントを付けて返したいからさ…、1番授業聞いてくれてるらっだぁくんにお願いしたくて…」
「……汚いかもですけど(笑)」
と言いながらノートを渡す。
「………ありがと!!」
と笑顔で感謝され、ぺいんと先生は教室からでていった。
ノートを渡す時に手が少し触れたのは内緒のお話。
「はぁー…やっと放課になった…」
授業が終わって賑やかな教室の中、俺は背伸びをした。俺は、教室の窓と教室の電気を消してと先生にお願いされているのでいつも帰える時は部活の生徒と一緒の時間になる。俺は幸い、テニス部兼帰宅部なので無理に部活に顔を出さなくてもいいそう。
「………隣のクラスの〇〇と☓☓、付き合ったんだ」
学年LINEから隣のクラスの人達が付き合ったんという報告が入る。
「好きな人、ねぇ…」
目の前の机に突っ伏す。俺は女性経験がそんなにない。
強いて言えば近所のお姉さんに抱き枕にされた事しかない。しかも小学生1年生くらいの時の思い出だし、兄弟も居ないから
「……ぺいんと先生だって、…、」
初恋は叶わないと言われた同性の年上の先生。
ただでさえ、接点はこの学校の”生徒と先生”ってことだけ。好きな音楽だって、彼女さんが居るかどうかも分からない。
知らなすぎる自分がどれだけ嫌か考えるだけで凹む
「あ”ー…帰りにアイス買って帰ろ」
それだけ呟いて教室の外へ出る。こんな時間に教室にいるのは先生か告白の生徒かはたまた補習の生徒だけだ。
(告白出来たらどれだけ楽なのだろうか。)
「あ、誰か教室の電気消し忘れてんじゃん…」
ある組の電気だけ消されて無かったのでいつもの俺ならスルーするけどまぁ可哀想だし、と思いながら電気を切る。
そして教室のドアを開ける瞬間__
目の前に誰かが走り込んできた。
「は、?え、ちょ、…」
「らっだぁくん…!!俺を匿って…!!」
走り込んできたのはぺいんと先生だった。
なぜ俺に匿ってと言ったのだろうか、でも、いつも穏やかな先生なのに今回は凄い焦りきってるのが一目で分かる。急に頭の回転が速くなった。
「先生、こっち」
手を掴んで2人で入り込む。ここは掃除用具ロッカーだ。2人はギリギリだけどロッカーに入りきった。ドアを閉めて一息つく。
__間も無く、誰かがドアを勢い良く開けてきた。
「ぺいんと先生~♡何処行ったんですかぁ~♡」
話し声からするに女の人だ。しかも”ぺいんと先生”と言っているのだからこの学校の生徒という事が分かった。
「あれれ~?♡私、先生の為に頑張ってバイトして…指輪買ったんですよ?♡♡ほら、ペアリング!!♡」
ぺいんと先生を見ると、サーッと顔の血が引いていた。
この女、ぺいんと先生が好きなのか。
じゃあなんで当の本人はこんなに気分が悪そうなんだ…?
「……はぁ、なんで振り向いてくれないんだろ…」
「私、ぺいんと先生と付き合う為に好みを聞いて、メイクもお洋服も買えたのに…」
「……チッやっぱあの青髪か…」
「あいつさえ居なければ今頃…っ」
………あ?なんだこの女。アホなのかな
ぺいんと先生が居ないことを確認したらスラスラと本当の自分曝け出してもう少し頭使えないのかな。
すると、ぺいんと先生がロッカーから飛び出した。
「あのさぁ、!?なんでらっだぁ君が出てくるの、!?」
「あっ♡ぺいんと先生じゃないですかぁ?♡」
「どうされたんですか?♡」
「どうされたもこうされたものないけど!?」
「本人が居る前でそれ言う!?」
その発言を聞いたその…雨利と言ったか。
雨利は一瞬で声色を変えた。
「は?あいつ居んの?」
「ま、そんな事関係ないでしょ、?♡早く指輪貰ってくださいよぉ~♡」
「そんな事!?そんな事じゃないでしょ!?」
……駄目だ。我慢できない。
俺はロッカーを開けた。
「てめぇさぁ、人の話聞けないの?」
「なに?黙ってろ外野が」
「外野?いーや、俺は少なくともお前みたいな」
「”自分の好きな人を怒らせたりする奴”とは違うね」
「あんたさぁ、調子乗らないでくれる?」
「ただでさえぺいんと先生の”お気に入り”なのに」
お気に入り、ねぇ…。そんな扱いしてたっけ?
「そもそもあんたみたいなモブとは違うし?」
「お前の中ではな?俺は主人公だし。」
「私はこの世界の中心なんだから。ね♡ぺいんと先生♡」
「……お前なんか中心じゃない…っ」
「………はぁ、ぺいんと先生、なんか吹き込まれた?大丈夫?」
「そもそも今日初めて話しただろ…っなんだよ急に”付き合いましょう”とか」
「あと雨利みたいな子、タイプじゃない。」
その1言を聞いた瞬間にポケットから小さな小型ナイフを取り出した。
ナイフの先端は光っており、切れ味が良さそうだ。
俺の方にその先端の向けてぼそぼそと呟いている
「………お前のせいだ…!!お前が居るから…!!私がこの世界のヒロインなのに…!!」
言い終わった瞬間、俺めがけて刺そうとしてくる。
刺そうとしてくる手の手首を掴み、思いっきり床に叩きつける。
「はぁ…っ!?」
「あのさぁ、1つだけ言わせてもらうけど」
「そんな性格だから嫌われんだよばーか」
雨利は諦めたようでナイフをポケットに仕舞う。
ぺいんと先生は雨利がナイフを取り出した時点で警察を呼んでいたようで、すぐに駆けつけてくれた。
事情聴取の為に俺達も呼び出されたのだけれど
「はぁ…もう最悪!!」
隣で嘆く雨利に向かって俺は言う
「お前はどちらかというと悪役ヒロインだろ」
その言葉に文句は無いようで、ただ
「……好きな人に怒らせちゃったから、そうね…」
と凄い反省しているようだ。
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その後、雨利は退学処分。
ぺいんと先生は、雨利にストーカーされたり、SNSから住所を特定したりされていたらしいのでメンタルケアを。
俺は………親に心配されただけの人。
まぁ、好きな人を守れたのは良かったと思った。
ただそれだけ。
(はぁ゛ー…授業つまんねー…)
ぺいんと先生の授業が無くなってから、俺は学校に行く意味が無くなっていた。しかも無くなっただけでは無く、学校に来ていないからもっと来る意味がなくなった。
窓を見ると雲1つ無く、過ごしやすい晴天の今日。何か良いことあるかなと心なしか思ってしまう
「___おーい、らっだぁ居るかー?」
名前を呼ばれてハッとした。
「え、あ、はい…」
「ちょっと会いたがってる人居るから帰っていいぞ」
指でグッドマークを作り、廊下に向かって刺すような動きをしたあと、帰ってった。
クラスの皆に羨ましがれながらバックを持ち、教室へ出る。
玄関まで着くと見慣れたオレンジ色の人が立っていた。
「元気にしてた、?(笑)」
サラサラな髪に黄金色の瞳。ぴょこっと毎回出ているアホ毛に少し小さい背。好奇心旺盛なその言動。
「ぺいんと先生じゃないすか。」
「ちょっと学校サボってドライブ行こ」
「良いじゃないですか(笑)」
「あのさぁ…、大事な話して良い?」
海沿いを走りながらぺいんと先生が言う。
「わざわざ呼び出して話かぁ…、結婚、とか?」
自分で言って自分で傷つく事を言ってしまった。もしこれで本当にそうなのだとしたら俺はどうしたらいいだろうか。
「んははw!!そんな訳ないじゃん!!」
「僕が結婚とか億年先だよw」
「えぇ〜…?先生なら結婚できると思いますけど〜?」
先生が億年先まで結婚出来なかったら今まで周りにいた人の目が無いって事で俺がぺいんと先生と結婚するし。
なんて、言えるはずもない事を脳内で連ねてるだけの自分に殴りたくなる
「結婚もそうだけど……」
ぺいんと先生は、ある海沿いの公園に車を止め、
俺の手を引いて、噴水の前に立たせる。
「らっだぁさん、」
「はーい、なんですかぁ?」
「……wなんか恥ずかしいなぁ…」
「はぁ…?焦らさないで〜??」
「んん゛ん…改めまして」
「好きです、付き合ってください。」
「じゃあ俺もか」
「ぺいんとさん」
「ふぇ……?」
「出会った時から好きです」
「所詮、一目惚れってやつです(笑)」
「は、え、ちょ…//」
「こちらからもよろしくお願いします。」
「………嘘じゃない…?(泣)」
「ほんと、本当だって〜(笑)」
たった数分前の出来事が俺達にとっては今後のなによりも大事な時間だった。
叶わないと言われた奴らにこれだけは言えること!
『叶わないとって思った方が叶わないんだぞ!』
「……らっだぁ、?」
「ん〜ん、?なーに?ぺんちゃん」
「何もない…」
「んふふ(笑)かーわい」
「可愛いっていうのやめて…//」
「可愛いから言ってるだけだよ?」
「むぅ…」
「可愛いのが悪い!」
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あ、皆さんどうもこんにちは〜
らだぺん好きこと白海らいとです
初めて執筆したのがらだぺんとかネタが降ってきて良かった〜!!と心から思ってます🙄🙄
最近…いや、5ヶ月前?からネタを考えてたんですよ
全然思いつかなかったのに今日急にネタが降ってきて‼️
で、勢いで5000以上書きました!!えらい!!
これからもね、色んな方のお話書くと思いますが、
軽い気持ちで見てくれるとありがたいです👍
………あとしぐなるわんの動画見返して来たんですけど、実写で絡んでくれていることがものすごく嬉しくて発狂しながら見返してました(笑)
本当に同性婚OKにならないかな…。
今は少子化の問題で出来ないんだろうと
授業中に考えてました🙃
ではでは〜👋