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第三話【バイト】(前編)
銀「(今日から俺はコンビニでバイトを始めることにした。お金も貯めたいし、一つの社会経験にもなるしな……………)」
初め、銀さんは店長にレジを任された。
銀「よし、順調順調………良い接客できてる」
その次…の客がレジに来る。
銀「え、お前って………」
ブ「よ!銀さん!!!!」
銀「ブルー!!!?」
銀「何でここに?」
ブ「いや、たまたまだけど?」
銀「いや絶対たまたまじゃないでしょ!!!!だってここのコンビニ、ブルーの家から30分かかるんだぜ………?」
ブ「あー実はな、銀さんの接客がどんな感じか見たくて!せっかくだから来てやったんだよ」銀「何で俺が来てほしいと言ったみたいな言い方…?しかも上から目線だし」
ブ「まあまあ!細かいことは気にするな!」
銀「さっき話していたことは細かいことなのか…?」
ブ「じゃあ銀さん、これ」
ブルーがレジに大量のアイスを置く。
銀「え、何これ」
ブ「見ればわかるだろ、アイスだよ」
銀「いや確かにアイスだけど!!!!これ、何個あるんだよ!!!10個以上あるぞ!!?」
ブ「帰りに食おうと思ってさぁ……」
銀「絶対腹壊すだろ………」
ブ「何言ってんだよ、銀さん!アイスは愛すべきだろ」
銀「何か………アイスとお前を見てたら俺まで寒くなってきた…………」
ブ「はぁ!!!?今そんな寒くないだろ!?」
銀「いやお前のせいだわ!!!!!」
銀「お会計は…1500円です」
ブ「じゃあ1円玉で!!」
ブルーが1500枚の1円玉を出す。
銀「………は?」
ブ「は?じゃねぇよ、ちゃんと1500円だろ」
銀「いやこの金額の出し方は無くね!!?」
ブ「え、銀さん泣くのか?」
銀「そういう意味じゃねーよ!!!!てか、まだ普通100円玉で出すだろ………」
ブ「今1円玉しか持ってねぇんだよ!」
銀「笑って言うんじゃねぇよ………てか何で1円玉そんなにあるんだ…?」
ブ「まあ今回は良いだろ、用済んだし行くな!また来るから!!!」
銀「もう二度と来ないでくれ……」
一件落着と思った銀さん、次の瞬間。
銀「はい、会計ですね」
ブルーの後ろに並んでいた客はイヤホンを付け、アメを加えているレッドだった。
銀「いや、お前何でここにいんの…絶対悪知恵働かせに来たよね…?」
レ「……………………」
銀「(イヤホンが爆音なのか、こっちの話全然聞こえてないな……なら…!!!)」
銀「お客様、袋要りますか?」
レ「…………」
銀「袋は要りませんね。チキン要りますか?」
レ「…………」
銀「チキン3個で良いですね?後、チキン1個奢ってください」
レ「……、?はい」
レッドが適当に返事をする。(銀さんの言葉は一切聞こえていないが。)
銀「後、惣菜パン、弁当、飲み物奢ってください」
レ「………はい」
銀「お会計4000円です」
銀「ん、何かこのアメの袋…開いてるな…」
銀さんはレッドがアメを咥えていた事実を思い出す。
銀「(もしや……………)」
銀「お客様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
銀さんが大声で叫ぶ。
レ「………んぁ?」
銀「んぁ?じゃねぇよ!!!!てか、やっぱりレッドか……………」
レッドがイヤホンを外す。
レ「何だ店員さん………」
銀「色々とツッコミたいところあるけど…まず、俺だってこと気づいてたよね?」
レ「まあ、気づいてるぜ」
銀「じゃあ最初からイヤホン外して!!?」
レ「そう言われてもなぁ…銀さんならこういう迷惑な客も許すと思ったんだよ」
銀「んなわけねぇだろ!!!!こっちを何だと思ってるんだよ、!!!!」
レ「何って……客は神様だぞ?」
銀「やかましいわ」
銀「俺だって人間なんだから、迷惑は嫌いだ…」
レ「え、?銀さんお前…人間だったのか?」
銀「そうだわ!!!!何、「は?」みたいな顔してんだよ!!そうしたいのこっちだわ!!」
レ「それくらい良いだろ…同級生なんだから」
銀「…それで、聞きたいことがあるんだけど」
レ「何だよ、聞きたいことって…」
銀「そのお前が咥えてるアメって…ここの店内の商品で、お前が会計してない物だよな?」
レ「!!?そ、そそそそんなわけねぇだろ!?俺がそんな汚い真似するわけ…」
銀「バレバレだから!!!!袋開いてるし!!しかもお前、どの口が言ってんだ…!!?」
レ「まあ、今回は許せよ、仲間だろ?」
銀「何でも仲間で解決しようとしないで!!」
銀「言っとくけどそれ…犯罪だから」
レ「は?今何て?」
銀「だからそれ…普通に犯罪だぜ?お前の場合故意だし…」
レ「は!!!?」
外でサイレンの音が鳴り響く。
銀「お、来たみたいだ」
銀「じゃあチキンと弁当と惣菜パンと飲み物は貰っとく。最後に奢ってくれてありがと」
レ「もう接客適当じゃねぇか!!!てか何で、俺が最後の前提何だよッ!!!」
銀「だって、実質お前犯罪者じゃん」
レ「何でだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
数分後……………
銀「だいぶ落ち着いたな……どうやら取り押さえることに成功したみたいだ」
マ「店員さん!!!ここの商品全部くださーーーい!!!!!!!!」
銀「迷惑するつもりなのなら、貴方も刑務所行き決定ですよ?」
マ「なっ…何を言ってるんだ!?」
銀「だって、俺、お前の事知ってるし…お前絶対悪気あってここに来ただろ」
マ「何故…何故バレたんだ……」
銀「だってお前、変装も何もしてないじゃん。そりゃ気づくに決まってるだろ」
マ「………また来r」
銀「二度と来店しないでください」
数分後………………
銀「接客上手くやれてるな…よしよし」
バ「すまない銀さん、バズーカをくれ」
銀「そのような物騒なものは当店では取り扱っておりません。武器屋に行ってください 」
バ「どうしてもだ、銀さん………」
銀「もう銀さんって呼んでるじゃん……何で俺が魔法使いみたいになってんだよ」
バ「今、強盗が現れて………そいつをどうしても倒したいんだ…!!!!」
銀「シンプルに早く追放しろって……てかそれ嘘だろ」
バ「酷い……銀さん」
銀「何で俺が一番悪いみたいになってんの?」
バ「もういい………また来る」
銀「全員また来るって言って帰るの何なんだよ!!!!!迷惑だからもう来るな!!」
バ「ちっ…上手く行くと思ったのに……」
銀「心の声、漏れてるぞ」
後編へ続く……
コメント
6件
僕の友人にも1円死ぬほど持ってる奴いたなぁ...??
wwwwちょっwwwwまっwwwバズーカwww