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傷とキス

24 - 第27話 目覚めと兆し

♥

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2023年05月29日

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まっっっっじで遅くなりました … !!!!



あの、テストがぁ …… ((




新入生テスト 199人中 111位で …



中間テストやばくて … ()





すたーてぃん !!!!









kn視点







… まだ 、 覚めない 。







kn「 ……. 」





神様



少しだけでいいから



彼の声くらい

聞かせてくれてもいいんじゃない ?







こんな暗くて


冷たくて



嫌になるほど



ひとりぼっちなこの場所は








きっと 少し前の



誰にも頼らず



ただ笑って



耐えてた俺の




〝普通〟と変わりないんだろう







でも、



〝幸せにする〟なんて 伝えられて




〝頼って〟って言われるようになって




〝好き〟って …….















……..愛を知っちゃって









あぁ 、



もう 戻れない 。








ここに居たくない 。






ぶるーく 。





Broooock.






話しかけて 。




今すぐ


この 冷たい 俺の手を 握って、




声出してよ  、






















br『  … ねぇ 、 きんさん 、 』










kn「 ………ぇ … ?  」








ぎゅっ  と、



右手を握られる感触がした













kn「 … ぶるー… く … ? 」










神さまの


ちょっとした 気遣いなんだろうか、














br『 … ちょっとした、︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎


︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎隠し事 だったんだけどね 、』













… なに ?













br『 ….. きんときが 、屋上で 泣いてて、



僕に 、〝たすけて〟って 言った時、さ、 』













kn「 …  ! 」












耐えようと頑張って


でも、






彼に助けを求めたあの日のことを


ぼんやりと思い出す









br 『 あの後、 きんさん 、




ぽつん ってなんか、 言ったよね 』








kn「  ………… ぇ  、 」





ふわふわと記憶が帰ってくる












┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


kn『 ….  俺の ヒーロー だなぁ  …….  』


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈





確か、 そう、言った







でも、



ぶるーくには聞こえてなかったはずじゃ…..












br『 ……  聞こえてた  』








kn「 ……… へ  、 ? 」








聞こえ、てた  …  ?










br『 う っ …  ひ、ぐ、 ッ 、 』









kn「 … っ え、 」










….. 泣いてる、の …………. ?













br『 ごめん … ごめん  …  ッ



僕 ….. きんときの 、〝ヒーロー〟なのに



守れなかった ッ 助けられなかった 、っ 」










kn「 ……… ッッッッッッッ !!!! 」






そんなことない




十分



沢山




救ってもらった







また 、俺の片手を握る力が強まった気がした







br『 こんな  … ッ の、




〝ヒーロー〟 、失格だね  ….. 』








何言ってるの




失格なんかじゃない。









br『 謝っても、 もう遅いけど、




しがない 俺で  、 ごめんね  …… 』








啜り泣く 彼の 声と 吐息が




ずぶずぶと 沈んでいく 俺 の 耳に届く





言いたい。


今すぐ







お願い

















「 ……….. そんなこと、言わないで 。」







…….. あぁ 、




ようやく。




ようやく会えた






目の周りが赤く腫れた彼は



澄んだ サファイアのような瞳を


大きく見開いていた














br「 ….. きん、 さ ………….  ? 」








kn「 おはよう 、 ぶるーく !!! 」








br「 ッッッ !!!!


きんとき …….   、 ッッッ !!」






ぎゅっっっ







思いっきり 俺を 抱きしめた彼の体は




大きくて、 暖かい







kn「 …… 」





何も言わずに



そっと抱きしめ返してみる








腹の辺りに 痛みが走って、


少し顔を歪めながらも





彼の服に 顔を埋めた







br「 え、ぁ 、ごめ 、 っ 、




無理 、しないで ….. っ 」








kn「 …… ぶるーく 、 」








br「 ん 、? 」







これだけは







kn「 ぶるーくは、」







これだけは言いたい











「 俺 の〝ヒーロー〟だよ 。」










br「 ………… ッ !!!!!?? 」








心底驚いたような




嬉しいような顔をする彼 。








後、 もうひとつ 、





言いたいことが 、あったけれど 、








目の前がじわじわとゆらゆらして





声が上手く出なくて







呻き声しか、 あげられなかった 。







………..  泣いてるんだ、  自分は








kn「 ぅ ….. ッ  、 ひ っ 、 く 、…ッ 」







br「 ……. きんさん …….. 」









ぶるーくは 、




俺の背中や頭をさすってくれていた






br「 泣いて 、 いいんだよ  。 」





………….ッ








kn「 ……



… こわ、ッ か … ッ た ぁ ….. ッッッ 」






辛かったよ





痛かったよ





冷たくて




ひとりぼっちで 。








頑張って 威勢は保ってようと思ってたのに




崩れるのは もうちょっと先にしよう


って 、 思ってたのに






彼の前だと、




そんな意思も通じないようだ











br「 …….. 帰ってきてくれて 、




ありがとう  ……..  っっ …  !!!」









……. あぁ 、なんて俺は









幸せなんだろうか  。















?? 視点





nk「 きんときが目覚ました

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎って聞いて来たのに …… 」



shk「 入る隙もねぇなぁ 、 」



sm「 邪魔する訳にもいかないしな 」



kr「 看護師さんも検査したいだろうに

気使ってくれてんのなんて 滅多にねぇよ 」





nk「 ….. ま、俺ら は これからあいつらの幸せを守るために 活動するまでかな 。  」



shk「 何があったのかも聞き出したいけど 、 」



sm「 … 今はそっとしといてやろうぜ、」




kr「 お幸せにな  。 リア充共  」











ふぁぁぁぁぁぁ




えっと …….. はい




楽しい


感動シーン考えんの楽しいマジ





てか、 フォロワー様 1回100人行ったのに


98人になってるの笑う。




100人になったら、



記念するものを やります



っし、 頑張るぞ ~




フォローお願いしますねっ





おつしゅわ ~ !!!!

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