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Robrox｜Forsakenまとめ

第3話 - 結婚🟥🔵🩷

200

2025年06月21日

#Robrox

#Forsaken

彡

※3人が大人になった時の話

BluududがPr3typriincessと付き合った。

前から彼がPr3typriincessを好いていたのは知っていたし僕も応援していた。

「おめでとう！」

彼は照れくさそうに微笑む。

Pr3typriincessも可愛らしく笑った。

幸せそうだ。良かった。

でも、どうして胸が痛くなるのだろう。

「俺、そろそろ結婚を考えててさ」

ある日、僕はカフェに呼ばれてそう言われた。

「結婚⋯？」

「ああ、付き合ってもう結構経ってるし」

「⋯そっか、いいと思う、よ⋯！へへ」

驚きで声が震える。少し涙も出た。

「もし結婚して式を挙げたら、友人代表スピーチはお前にしてもらおうかな」

楽しみそうにそう言う純粋な彼の笑顔が、僕の醜くて汚い心を突き刺した。

「はは、⋯嬉しい」

この気持ちを本音にしたかった。

(嫌われたくない彼には幸せになって欲しい)

明るい声と音楽に満たされたカフェに、僕の恐怖心はかき消されてしまった。

結婚式当日。

「新郎新婦ご入場です！」

聞き馴染みのある音楽が流れ始めると共に扉が開き、ウェディングドレスのPr3typriincessとスーツのBluududが入場してきた。

会場中に拍手と声援が響き渡り、幸せな空間で満たされていた。

「それでは新郎新婦、誓のキスを」

さっきとは打って変わって、会場は静かになる。

彼の唇がPr3typriincessの唇に重なる。

その瞬間、会場はまた盛り上がったけれど、僕には何も聞こえなかった。

耳鳴りで頭が痛い。過呼吸になる。

何とか平静を装うが、内心辛くて仕方なかった。

友人代表スピーチ。

2人は頑張れと言わんばかりにこちらを見つめる。

僕はもう大人だよ、大丈夫だよと言いたい気持ちを抑えて、深呼吸をした。

「僕は2人と昔からよく遊んでいて、大切な存在でした。＿＿」

スピーチが始まると、感動的なBGMに誘われて涙を流す人が多くいた。

「Bluudud、Pr3typriincess！ご結婚本当におめでとう⋯！！絶対、幸せになってね⋯！！」

泣いてしまって震えてしまう声を拍手が優しく包み込んでくれた気がした。

結婚式終了後。

「C00lkidd」

Bluududの声が背後から聞こえる。

「Bluudud⋯！」

「今日は本当にありがとう、友人代表スピーチも完璧だったよ」

彼の言葉に思わず涙をこぼす。

「泣くなって、子供じゃないんだから」

彼は笑って頭を撫でてくれる。

(優しくしないで優しくしないで⋯)

また好きになっちゃうよ、忘れられなくなっちゃうから

「あ、あの⋯」

「？」

どうせなら今ここで気持ちを伝えてしまおうか、今の関係が壊れてもいい、歪んでもいいから。

「僕、Bluududが好き」

ああ伝えてしまった。もう戻ることは出来ない。

「好き⋯？」

「うん、好き、大好き⋯ずっとずっと前から、昔から⋯」

彼の顔は見れなかった、怖かったから。

「僕と結婚して欲しかったなぁ⋯ははっ⋯幸せになって欲しいのに⋯なんでか別れて僕と結ばれて欲しいって思っちゃうんだ⋯はは⋯おかしいよね⋯ごめんなさい⋯」

いっその事今日で全て終わらせてしまおうか。

彼の唇と自分の唇を重ねる。

上書きしちゃえば、彼は僕を見てくれる？

彼は抵抗しなくて、そのまま舌を絡めて吐息を交わらせる。

口を離すと、唾液が糸を引いた。

「好きだよ、Bluudud」

涙で腫れた瞳で彼を見つめる。ぼやけて顔はあまり見えない。

「⋯⋯」

彼は何も言わない。

夕日が会場と僕らを照らす。

ここにはもう彼と僕しかいない。

「俺も＿＿」

彼の言葉を聞く前に僕は意識を失ってしまった。

病院。

目が覚めると白い天井に心電図の音。

「C00lkidd⋯？」

「Bluudud⋯」

ベッドの横には彼がいて、泣きじゃくっていたのか目が腫れていた。

「良かった⋯起きてくれて⋯」

彼が救急車でも呼んだのだろうか。

「ありがとう⋯Bluudud」

僕の声はかすれていた。

「C00lkidd、俺⋯」

彼は僕の手を握る。

「俺前からずっとよく考えたんだ、Pr3typriincessと籍を入れること。でも、俺C00lkiddが好きで⋯でも男同士なんておかしいよなって⋯」

「⋯」

「ほんと自分勝手だよな⋯Pr3typriincessと籍を入れれば彼女を好きになるかなって思ったんだよ」

「⋯」

「でもやっぱり無理だった⋯！！俺にはお前しかいなくて⋯Pr3typriincessとキスする時もいつもお前の顔が浮かぶんだよ⋯」

「⋯」

彼の気持ちを知ると、今の状況を受け入れることができてきた。

「Pr3typriincessは、僕たちの関係をどう思うのかな」

「⋯許してくれるかな」

そう話していると、病室のドアがノックされた。

「Pr3typriincess！」

私服の彼女と目が合う。

「C00lkidd！！体調はどう？良くなったかしら⋯？？」

母親のように駆け寄って心配する彼女。

「あ、あの」

「大丈夫、俺が全部言うから」

Bluududはそう言って彼女に向き合う。

「そういうことね」

彼女は少し考えてから口を開いた。

「私は大丈夫よ、2人が好き合ってるのは知ってたし」

「え？！」

「は？！？？」

Pr3typriincessは微笑む

「私も、私なんかと結婚するならC00lkiddと結婚すればいいのにって思ってたし」

彼女は続ける

「私とキスする時の彼、少し辛そうだったの。我慢してくれてたのね」

「違うんだ、悪いのは俺で⋯」

「僕もごめんなさい⋯好きになっちゃって⋯」

「いいのよ！謝らないで！あなた達が幸せになってくれたなら私はなんでもいいから」

彼女の優しい言葉に僕たちはまた涙を流した。

「どうして泣くのよ〜！？ほらほら笑顔笑顔！」

笑いながらそう言う彼女に僕たちの涙が増えていくばかりで。

夕日の暖かいオレンジ色の光はきっと、僕たちの幸せを願ってくれていたのかな。

病室の一室は幸せな空気で満たされていた。

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う''っはぁはぁはぁはぁえろい！！！！！！大好きです😍😍😍

な、、…………………………、、なにこれぇロマンチック（？）

え、、、、、うっ、、、、、😇（神すぎて死亡）

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