コメント
6件
完結おめでとうございます 毎日更新お疲れ様です 毎話読む度に泣いたり叫んだり奇行種になって大変だったよ🥺 5人揃ったなぁ大円団で感慨深いですが、、、、 ひっかかるところが🤔 考察しちゃうな〜😋🫰🏻
めっちゃ平和で頬が緩みました😇💗丁度🌷さんさよならのままで終わるのかなって心配してた所でした、、、来てくれてよかったです🥹✨️
春本番を迎えた街に花が咲きほこり、草木も瑞々しく背を伸ばしている。
春を祝う人々で賑わう街中、yaとurの家兼事務所。
その一室に久しぶりに4人が集まった。
「ttさん〜!変わんねーな!」
「urも相変わらずイケメンやな〜!」
ttとの再会を喜ぶur。
yaはttの腕にしがみついたままだ。
urが揶揄うように頬を突く。
「yaくんttさんいなくて寂しかったもんな」
「寂しくねーし、ttが寂しかっただろうからこうしてんだよ」
「yaくんはおっきくなったなぁ」ヨシヨシ
「ttも来てくれたし、プロジェクトの紹介しようよ!」
jpは意気揚々とパソコンを開く。
「へー!おもしろそーやな!」
キラキラした目でモニターを見つめるttに、3人は自慢げに自らの仕事を披露した。
こうやって騒ぐのは久しぶりなのに、まるでこの1年はなかったかのように、当たり前に溶け込むttの横顔をjpは目を細めて見ていた。
yaとttがプログラムについて難しい顔を始めた頃、インターホンが鳴った。
「え?なんか頼んだっけ?」
yaとurがキョトンとしたのを見て、jpとttがニヤリと笑う。
urが対応に出ていった。
「はーい」
ガチャ
「は!?え!?」
「こんにちは」ニコ
「noさん!?」
玄関に立っていたのはno。
jpとttで相談し、今日の集まりに呼んでいたのだ。
yaとurは1年半ぶりの再会に興奮する。
落ち着いているように見えるnoも、嬉しそうな笑顔を浮かべていた。
「実はさ、脚本の推敲をno兄にお願いしようと思って。相談したら興味持ってくれたんだよ」
「脚本といえばnoさんやしな」
「他でもないttさんの頼みですからね、僕で良ければ力になります」ニコニコ
「俺が頼んだんだけど、、」シュン
「ほら、noさん座って。パソコンもう一台とってくるから、俺らの構想を聞いてくれ」
yaは隅で落ち込むjpを無視して、noをttの横に案内すると部屋を出た。
urがキッチンでコーヒーを淹れ始めるのを見ていたttに、noが声をかけた。
「ttさん、変わりないですか?」
「…うん、元気やで。noさんは?」
「僕も相変わらず元気です」
「そか、良かった…」
noの力を借りよう、と提案したのはttだったが、こうやっていざ面と向かって会話するとなるとどういう態度でいれば良いのかわからなかった。
続く言葉が見当たらず下を向いたttに、noは手を差し出した。
「ttさん」
「またよろしくお願いします」ニコ
吸い込まれそうな青い瞳は夜と朝の隙間を埋める夜明けの空の色。
淡い青の中で救われた優しい日々があった。
「…こちらこそ、またよろしくな!」ニッ
その暖かい手を握り返した。
春の街角に5人の笑い声が響く。
end.
次は1話完結のアナザーストーリーです!
⭐︎💙💛