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こんばんは💓
続きです。
吉田さん視点です。
start
勇 斗の車の中で1時間ほど、ただただ喋ってた。
真面目な勇 斗と一緒になると、どうしても仕事の話もチラホラ出てくる。でも、今日はデートということもあり、お互いシビアな話題は出さずに。
和やかな雰囲気のまま、勇 斗おすすめの宿に到着する。
佐野「予約してないけど、大丈夫か聞いてくる」
吉田「お願いしま〜す」
…
勇 斗がよく来ているということもあり、すぐに部屋に通してもらえた。
都心からそこまで離れていないのに、自然に囲まれていて落ち着く部屋だ。
こういう、何もないところでまったりするの良いよね…
佐野「残念ながら、予約じゃないから飯は無いらしい。食い行こうぜ!」
…というわけで、近くの焼肉屋さんに来た。
吉田「勇 斗、飲んじゃう?」
佐野「いいね!あ、仁 人は飲みすぎちゃだめだよ?笑」
吉田「なんでよ!…ま、じゃあ、一杯だけ」
佐野「オフだから気にしなくていいって最高だな」
…
ここでは、始めは和やかな雰囲気だった。
…んだけど、途中から酔いが回ってきたのか…徐々に言い合いがヒートアップしてきて…。
吉田「…だぁかぁらぁ!お前が甘やかしすぎるから、いきなりキレたと思って、メンバーも萎縮するんだって!」
佐野「な、なんだよそれ。そもそも普段、甘やかしてねーよ!」
吉田「甘やかしてるね!俺にはさんざん言うくせに他の奴にはコソッと注意するだけだもん!」
佐野「お前に言っとけば全体に伝わるからだろ!?」
吉田「伝わるってなんだよ!俺が努力して伝えてんだよ!!」
佐野「ああ!そうかよ!…んなこと分かってるっつの!リーダーだもんね!!💢」
吉田「リーダーだからなんだよ!文句あんの?💢」
店員さん「…じ、ジントニックお待たせしましたッ…💦」
吉田「………アッ、すんません。ありがとうございます」
佐野「それ飲んだらもう部屋戻ろ。…悪かった」
吉田「チッ…」
勇 斗が謝った。
最初にふっかけたのは俺だけど。
でも…話には納得してない。…正直まだムカついてる。
もっと勇 斗の本音を聞き出してから、直せるなら直してほしい。
…部屋戻ったらまた切り出すか。
…
宿の部屋に戻ると、布団を敷いてくれてあった。
横並びにピタッとくっつけて。
佐野「…さ、風呂入って頭冷やそうぜ」
吉田「…待てよ、俺。お前が言ってることにまだ納得してねぇんだけど」
佐野「…」
勇 斗は後ろ姿を向けたままだけど、明らかにため息をついたのが分かる。
吉田「…あ?なんだよお前」
佐野「…」
ポリポリと後頭部をかきながら、コチラに振り返った。
吉田「…」
佐野「俺はさ、お前のこと全面的に信用してる。お前が間違ってるって一瞬思ったとしても、後から、そういうことだったんだって気づいたこと、何回もある。だから、俺らのブレーキなんだよ。…自覚してないの?」
吉田「………」
佐野「だから、ごめん。俺がヒートアップしすぎた。仁 人の言う事だから、その通りしてみるから」
吉田「なんだそれ…ずるい」
佐野「…は?」
吉田「ずるい。お前だけそんな、オトナみたいな対応。俺が、まるで、聞き分けのない子供みたいじゃん…💢」
…だめだめ。
楽しみにしてたデートなんだから…こんな強がり、かましちゃダメなのに…
はやとお願い…怒って帰ったりしないで。
少しだけ時間ちょうだい…
佐野「…じんと? 」
吉田「…ッ」
佐野「泣くなよ。」
吉田「泣いてねーわ!!!」
泣いてなんかないのに。冗談やめろ。
ゆっくり近づいてきた。
警戒して威嚇する動物を抱くときみたいに、そーっと俺のことを抱きしめてくれる勇 斗。
…ずるいよ。ダメだよ。
こんなこと、されたら…もう…
佐野「じんと?ごめんね?」
吉田「やめろ…話、おわってない…よ…?」
佐野「よしよし。ごめんね。またその時になったら話そう?」
吉田「やだ…はやとが…わるいのに…」
佐野「そうだな。俺が悪かったな。ごめんね、じんと」
吉田「…」
俺が完全におとなしくなったのを確認して。
その次の瞬間には、布団の上に放り出された。
吉田「…ぅはあッ!!?…いっ…て」
佐野「…」
無言で、真顔で。
俺のシャツのボタンを外して。アウターとシャツをガサツに二枚重ねで脱がせてくる勇 斗。
ちょっ…何、急に…!?
吉田「や…やだぁ、っ、はやと、な、なに…!?」
佐野「…シー!! 」
吉田「む、むりッ、はやとッ…お風呂ッ入らなきゃ…!」
佐野「ここ、防音じゃないんだから。静かにして?」
吉田「んぐ……」
上体を起こして必死で勇 斗の肩を押し返すが、何事もなく自分の作業を続けてる。
怪力すぎん…?
佐野「…💢」
吉田「は、はやとッ…怒ってるの…?」
佐野「怒ってねぇよ。お前が抵抗してくるからだよ」
吉田「だっ、だって、焼肉屋さんに行ってきたんだから、俺、におうよ…💦」
佐野「いい匂いだよ、バーカ」
そう言いながらインナーのシャツも捲くり上げて、さらにズボンのベルトもいつの間にか外してあって…ジーッ…とズボンのジップを、下ろしていく。
吉田「あっ…あっ…はっ…はやと…だめ…ッ!」
佐野「…やっぱ、勃ってんだよなー…」
吉田「へッ…//////」
また勃っちゃってた…!?
うわ、なんでだよ…
もぉ…俺、まだ言いたいこと…あったのに…
佐野「…」
身体を動かさず、横目で何かを探す勇 斗。
間もなく俺のカバンを取ってきて…
真顔だったのがやっと、笑顔に変わって。 ただ、片方の口角だけを上げた不敵な笑い方だけど。
佐野「今日、持ってきてくれた?」
end
続きます
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