テラーノベル
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アンアン「あなたなんですね、環さんの実のお父さんは?」
浩「そうだ、だから何だ?俺たちはただ息子を取り戻したいだけだ」
アンアン「ふざけるな!!お前に環さんの何がわかるんだよ!!お前なんか環さんの実のお父さんなんかじゃない、親失格だ!!環さんが養子になって新しい家族を見つけたのはお前らのせいだろうが!!でもこれだけは言える。
お前たちにはお前たちの正義があって僕たちを悪だと思って滅ぼすかもしれないけど、僕たちは僕たちで自分たちの正義で行動する…例え悪だの不完全だのレッテルを貼られたとしても、前に進むしかない!!」と言って浩に挑むのだった。
浩は先に刺股を持って攻撃してくるアンアンの頬を何発も「バンッ!!」、「バンッ!!」と殴り、アンアンが「グワッ!!」と倒れるのだった。アンアンが刺股の返しの部分を浩の足首に「ヒュイッ!」と引っかけて浩はひっくり返って倒れながらも、アンアンの刺股攻撃を避けていた。
浩「はぁ…はぁ….」と息を吐きながらある嫌なことを思い出していた。
浩の回想シーン(今から33年前の1991年。東京江東区の江東第一小学校の同窓会の教室にて 雰囲気は教室特有の閉鎖的な姿だった。
輩A『俺様なんてな、若くして社長になったんだよ、スゲぇだろ?』輩B『スゲぇなぁ、テメェなんて中学・高校の時やんちゃして先公ぶん殴って退学してたくせによぉ…でも負けちゃいねぇぜ、俺だって他校のレディースの総長と付き合っててもう直ぐ結婚するんだけどよ。』輩C『マジかよテメェら!!俺なんてバブルが壊れちまったからすぐ会社リストラ喰らって無職なんだよ!!ジュリアナ(東京)で扇子振ってお立ち台で踊ってたのが懐かしいぜ!!』このようにマウントの取り合いの空気感が漂っていた。
教師を務めていて2年経ち、浩(当時25歳)が当時憧れのマドンナの同窓生Aの変わりようにある発言をした。浩「君は随分と太ったね。」と無神経な発言をしていた。 その発言を聞いた輩だった同窓生たちが『おいテメェゴラ?今こいつに何て言った、あぁ?!!』とスーツ着ている浩の胸倉を掴んでいた。浩『ただ普通に太ったね、って言っただけだよ』と。そう言って輩同窓生たちが浩を押し倒して『ドンッ!!』、『ドンッ!!』と浩のお腹や脇腹、胸元を蹴り続け、集団リンチを味わわせていた。マドンナの同窓生A『もう君は用無しだね。よく教師なんかなれたものだ。そんな無神経な発言が相手を傷つけることもあるってあんたはやっぱ昔からそう言うやつだったよね。』と。取り巻きA『あーあ。お前のせいで楽しい同窓会の空気がしらけちゃったよ。どうしてくれるの?』輩A『テメェみてぇな昔から空気読めねぇ奴はなぁ…小学校と中学校の同窓会になんてそもそも来るところじゃねぇんだよ、ゴラぁぁぁ!!高校と大学の同窓会にでも行ってろ!!あそこは小中学校の同窓会より生きやすいからな!!』輩B『無神経で不完全な人間が来るからこの同窓会の雰囲気が台無しになるだろうが!!』と。輩C『この世の中は完璧こそが全て!!テメェなんかただの劣った遺伝子に過ぎねぇんだよ!!小中学校の同窓会なんて2度と来るな!!』輩D『同窓会とは今の自分に自信があって、尚且つ空気が読める適正がある人間のみ楽しめる場所!!そうでないお前はただの負け犬!!小中学校の同窓会に行けるのに相応しい人間じゃない!!』輩E『空気を読むことは社会で生き抜くための最大の美徳なんだよ!!テメェはそれを破った社会不適合者だ!!マナーのクソ悪ィ人間だなテメェはよ!!わかったらさっさと適応できるように努力しやがれ!!』)と罵詈雑言を浩に浴びせ続けるなど暴力や精神的な攻撃を加えていた。当時担任の先生からも見て見ぬフリをされて以降、さらに人間不審に陥り、完璧を求める人間へと変貌するきっかけにもなった。)
浩「不完全なガキどもがァァ!!」とさらに闇落ちを初めて狂気に駆られ、アンアンに襲いかかるのだった。
アンアン「殴りたかったら殴って来いよ。僕がお前の思いを拳で受け止める」と言って刺股を「ホイッ」と捨てて、刺股がアルミ製特有の音を「ガンッ!」と鳴らしていた。
怒りに身を任せて激情した浩はアンアンを一方的に「おりゃぁぁぁぁぁ!!」と身体全体に殴り、蹴り続けていた。アンアンは表情を保ったまま両手を十字のように横に広げていた。
アンアンは「ドンッ!!バンッ!!」とアザを身体中に作っても倒れずに怯まなかった。
浩「なぜだ……なぜ俺を殴らない……俺がしてきたことは、すべて、すべて無意味だったのか……!なぜ俺を殴らねぇんだよぉぉぉぉぉ!!!!」と叫び、息を吐いた。
そして激しい打撃を浴びせ続けた浩が、アンアン様の十字に広げた腕のその先に『33年前の同窓生ではなく、自分を許そうとする息子の面影』を見てしまい、拳が止まる。アンアンが『お前が犯した罪は消えない。でも、もうお前一人で背負わなくていいんだ。自分が組織したチームと一緒に罪を償ってくれ…今のお前たちができることだ。』と。
その言葉を聞いた浩は『アアアアアアアアアア!!!!』と涙と鼻水を流して地面にうずくまり、泣き崩れてしまうのだった。
アンアンはその時自分の敵味方関係なく辺りを見渡していた。
リーアンとリンドンは幹部であるヴィクトリアと全美をほぼ瀕死状態で倒し、陽理はブレンダを拳で殴って倒し、ミンはアマンダを。ファジンはベサニーを。クロブはルーカスを。デニズとサイハンザヤはハワードとノブヒトを。カイとみりみ、ケイドはトリ銅を。環とナタリー、ベリンダはトリ銀を。
カラスとハクランは自身の武器である漆黒木刀と水色の炎でできた水鸞刀から水鸞薙刀へと変化させてダブルアタックしてトリ金を倒した。
ツェリンとアミナグリはダブルパンチで麻希を圧倒して倒した。
兵隊である無キャ、オタク、ウィアブー、地雷系の男女、元ニート、元子供部屋、元児相出身、元施設出身とマー・ユーニン、三面アシュラ、狩田ナヨミ、日暮影。
それから卒業生のA.クマール、アーリアン・シャルマ、ソー・ハイン、イェ・ウェイ、青嶋怪威、武野トシ、さらにはタイから移住してきており、ハインの両親の店で働くプラパッソン・チャイディー、ブヨン・ビンティ・ハッサン。ミャンマー人男性のヤン・ロン、女性のシャキル・ザウまでもが全員で勝利の雄叫びを上げていた。
機動隊風の兵士たち全員倒れていた。
カラス「よく覚えておきなさい、普完連合。」と。
ハクラン「ただ自分さえ強くなれば自分を勝ち誇れるなど弱さへの裏返し。本当の強ぇ人とはどんなに弱く、挫け、どんなに不条理な思いをしたとしても、事情があって生きづれぇ思いをしたとしても前を向いて諦めずに立ち向かって行く人のことだ。この区は誰もが生きやすい社会にするために作られている平和な街だ。それを汚す奴らがいたら私たちは決して見過ごすことはしねぇ。お前ら完璧連合なんて所詮私たちから見ればただのろくでなしに過ぎねぇんだよ。」
カラス「この区が滅びるなんて思わない方がいいってことね。でもあなたたちには生きる価値があるわ。ムショに入って反省でもして社会復帰できるよう己を精進しなさい」
その時、サイハンザヤとデニズによって倒され、重傷を負った敵幹部のハワードとノブヒトが負けてしまった兵隊や幹部たちとは対照的に諦めなかった。ナイフを持って「ふざけんじゃねぇぞ…お前たちなんか…ただの負け犬なんだよ!!」と不意打ちをするためにリーダーのハクランやカラスに襲いかかるが、アンアンとイェ・ウェイが駆けつけ、同じくデニズとサイハンザヤも駆けつけてハワードとノブヒトを「ボンッ!!」と蹴り上げ、ウェイが「テメェらみっともねぇことしてんじゃねぇー!!」とアンアンと一緒にハワードを右と左の拳の双方のフックで「バーンッ!!」と吹き飛ばし、サイハンザヤとデニズも「論理的誤謬…負けたのに諦めずに挑み続けることはただの無謀」と言い、ノブヒトの後ろ首をジャンプして「フッ!!」と気絶させるのだった。
アンアンは浩の元へ歩み寄っていた。
浩「君の名前は何だい?」
アンアン「チャン・アンアンです。」と
浩は頭を下げ、「……お前たちの絆に、完敗したよ。俺たちも、少しは人間らしく生きる方法を考え直してみる」と反省の色を見せるのだった。
ハクランはスマホを取り出し、冷静に110番通報した。「ウウー!」とサイレンの音が聞こえ、
パトカーが到着し、普完連合のリーダーやその幹部、および機動隊風兵士たちは全員逮捕され、警察官に連行されていくのだった。
アンアンたちフリーク連合は彼らを見守り、自分たちは戻る場所へ帰っていった。そして夜になっていた。
コメント
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みぅ🤍🥀です。 37話、めっちゃ熱かった…!アンアンの「お前たちにはお前たちの正義がある」って台詞、胸にグッときたよ。浩の過去もつらすぎる…同窓会でのあの経験が彼を歪めちゃったんだね。でも最後、涙ながらに「完敗した」って認めるシーンで私も泣きそうになった。自分の罪と向き合おうとする一歩、すごく尊いと思った🌙