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母の手帳には様々なことが書いてあった。

3月4日…拓馬が初めて立った。私は嬉しくて動画を撮った。拓馬は歩き始めがとても早かった。たった10ヶ月で歩き始めたので、腰が弱くなるのを少し心配した。けど、スクスクと育ってくれるように私は頑張らないと…

(母さん…)

僕は歩き始めが早い…初めて知った。母さんは普段から頑張って仕事をしてくれていた。だから、話すこともあまり無かった。週に一回一緒に食べるご飯…その後も直ぐに仕事に行っていた。だから母さんにあまり心配をかけたくなくて、僕は不安な事など話したこともなかったし、僕自身のことを聞いたこともなかった。僕自身のことは、聞いたら父親を思い出すと思ったから…僕は涙を堪えながらパラパラとページをめくっていった。読みすすめていくうちに、あるページで目が止まった。いや、止めざるをえなかった。

9月20日…拓馬に、誕生日プレゼントとしてスマホを買ってあげた。拓馬は凄く嬉しそうにしていた。苦労したかいがあったと、本当に泣きたくなった。私は拓馬にプレゼントを買うために、秋人さんと会った。お金を貸してほしいと頼んだ。

(え…?)

秋人とは僕の父親…母さんは、父さんにDVを受けていた。そして、父さんの家族の方にも嫌われていた。だからお金を貸して欲しいなんて、絶対に何か言われたであろう。そのことは次の文を見ればすぐに分かった。次の文には…

心の声が聞こえる僕と、心を殺した君の話。(完結)

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