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【前置き】
w、m、メインです
名前の通り命に関わる話なので、得意でない方は閉じる事をオススメします。
これは、俺が
“余命__年”の君に恋をした話_。
いつも窓際に座って外を眺める君。
俺は不思議と、ふと気づいた時に君を見てしまうのが 日課になっていた。
今日も、外を見ては表情をコロコロと変える君に 不思議な子だなぁと、君への疑問が止まらない。
すると、たった今、
風が吹き、髪が靡くと同時に君がカーテンに包まれてしまった。
「 ぁ っ、」
声をかけるのはどうかと戸惑っていると、カーテンはまたたくまに元の定位置に戻ってしまった。
何故かがっかりしてしまう俺に嫌悪感を抱いた。
心の隅で君への好奇心がたまらなく俺の探究心をくすぐっていることを痛感してしまうから。
昼休み、俺は人とのコミュニケーションも苦手なため、今日も屋上の隅で昼食を食べるはずだった。
きっと、今日も誰もいないと、当たり前のように屋上の扉を開けると、屋上の柵の前で空を眺める1人の男の子が目にうつった。
気づいて去ろうとした時には、その男の子と目が合ってしまって、逃げるにも逃げれない状態になってしまい
気まづいと思っていたその時、
「君も、ここよく来るの」
へ、?
疑問と同時に、その男の子がいつも俺が目で追っていた君だと分かり、驚きがつい顔に出てしまう。
「ぇ、っと、昼食はここでよく … 」
m「そうなんだ」
「はい 、」
そう言い俺は去ろうとしたが、今日はここで食べないの?とまた俺にとって困る質問を繰り返し投げかけられる。
「君の邪魔になるかなって」
そう答えると、何言ってるの、と苦笑しながら、ここは全生徒が使う場所だ、と正論を投げかけられる。
そう言われてまで去るのは失礼かと思い、今日はここで過ごそうといつもの場所に腰をかけた。
「じゃぁ、」
黙々と昼食を食べていると、君はこっちに歩いてきて隣に腰を掛けた。
m「若井君だよね 」
「うぇ、、ぅん」
m「良かった、あってて」
「っ、君の名前は?、」
m「クラスメイトなのに〜w 」
「ごめん、」
m「w大丈夫、僕大森元貴、元貴って呼んで、よろしく」
「よろしく、元貴、」
また、しばらく痛い沈黙が続き、それを簡単に破るように元貴は喋り出す。
m「いつも一人で昼食で食べてるの?」
「うん、友達少ないから」
m「あー!だからか、休み時間僕を執着するように見てたのは、、、」
急に大声を出したと思えば、衝撃的な言葉に咳き込んでしまう。
m「さてはバレてないと思ってたでしょ〜」
「、ごめん」
m「謝んないでよw僕は別に何とも思ってないし」
「うん、」
m「ん?聞かないの?」
「?、」
m「いや?別に〜」
俺が想像してた通り、性格も見た目のまま不思議で、ミステリアスな雰囲気を纏っている。
そしてまた独り言のような、でも、返事を待っているような口調で言葉をこぼす。
m「景色って面白いよね〜
だって、1日1日景色が変わって、空なんか
ほんと見てて楽しい」
俺が疑問詞していた、物のひとつが今ここで解消されたように、心が揺れる。
「俺は全然いつものように見えるけどね、」
そういうと何も言わず、クスッと微笑んで、また空を眺め直す君。
347
#ご本人様とは一切関係ありません
暖かく淡い陽の光と共に溶けて消えてしまいそうな程の神秘的な美しさにとても見入ってしまう。
m「空になりたいなぁ~…」
消えそうな、泣きそうな、そんな小さな声でこぼれた君の言葉に、君の本音のような部分が見えた気がした。
「なんで」
m「あれ、言葉に出ちゃってた?w」
あれれ?と言わんばかりに、ここにて天然発動。
また不思議な子だなぁと、ちくいち思う。
その後も、元貴は思ってることを、沢山話してくれた。
m「だってさ〜
雲は毎日毎日、どんな形になるのも
自由でさ〜、何も言われなくて、時に
は誰かの幸せになって、
また何処かでは誰かの絵画になって__… 」
雲だけで、何故そんなに語れるのかと感心していると、聞いてる〜?と聞かれ慌てて返事をする。
一言一言大切に言葉を紡いでいて、いつもの緊張感がほぐれるような、自分には関係のない話でも包容力のある言葉ばかりでとても癒された。
そうしている間に予鈴のチャイムが、校舎に鳴り響いた。
早く戻らねばと、そそくさと、立ち去ろうとしたが、元貴は急ぐ仕草ひとつせず、まだのんびりと床にお尻をつけている。
「元貴は、戻んないの?」
m「え?」
「ぁ、え、チャイムなったから」
m「あぁ、 」
そこで再び沈黙が続き元貴は少し考えたあと、僕は後で戻ると、若井は早く戻りなと急かされた。
「、?あぁ、うん」
そう言って、疑問をもちながらも元貴がいる屋上を後にした。
「ん、、?、」
ふと気が付き目を開けると、オレンジに包まれた教室が視界に飛び込んでくる。
どうやら、授業中睡魔に見事に負けて居眠りしていたことを思い出し、大きなため息を着く。
wwwッ、、
「ぅあ”ッ、!?」
罪悪感に打ちひしがれていたら、誰もいないと思っていた教室の後ろから漏れ笑いが聞こえてきて、つい肝を潰してしまった。
m「ビビりすぎだし寝すぎw 」
「そんな、寝てたっけ、」
m「2時間も机に突っ伏してさ〜」
数十分だと思っていた仮眠が、2時間も居眠りしていたと知って、また胸が罪悪感でいっぱいになる。
「元貴も2時間用事あったの?」
m「?ないよ〜」
「じゃぁ、なんで」
m「ここから見える景色や音、五感で感じるもの全てを忘れないように、僕なりにメモリアルとして記憶してたんだ 」
頭の中が、?で埋め尽くされた時、元貴の机に1つのキャンバスが目に止まった。
俺は無意識に元貴の元へ近づき傍で絵を見ていた。
「すげぇ、、」
m「へ、?」
ついこぼれた本音が元貴に聞こえしまったようで、驚いた顔をしていた。
「ぁ、ごめん。めっちゃ絵上手だなって思って」
m「」
そう勢いで言ってしまったものの、元貴は俺と真反対に顔を向けてしまった。
よく考えると、1回しか喋っていない相手に馴れ馴れしくしすぎたか、と思い焦って言葉を探した。
「あぇ、、ごめん、やだった?」
m「や?別に?」
涙を堪え、平常心を保とうとして声が震えている元貴に、若井は気づかなかった。
しばらく経つと、元貴がじゃ、ばいばーいと、さっきのことは無かったかのように、そそくさと教室を出ていってしまった。
「俺もかえろ」
誰もいない教室に独り言をひとつこぼし、俺も家を目掛けて足を進めた。
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