僕の名前はフィン・エイムズ アドラ寮の1年生! (🐬)
こっちにいるシュークリームを食べている子は、マッシュ・バーンデッドくん (🍄)
そしてマッシュくんを見ては照れ見ては照れを繰り返している子は、レモン・アーヴィンちゃん (🍋)
フンと少し乗り気じゃないイケメンでクールな子は、ランス・クラウンくん (🪐)
そのランスくんに最悪な眼差しを向けている子は、ドット・バレットくん (💥)
これだけを聞いていると皆ちょっとやばい奴だと思うかもしれないけど、皆いい子なんだ!優しくて、面白くて、友達思いな子達です!僕は皆に感謝をしてるし大好きなんだ!あ、友達としてだよ?wでも1人だけ友達としてじゃなくて、恋愛感情で好きな子がいるんだ…それはマッシュくん!
でも僕は恋なんてしちゃいけないんだ…なんでかって?あ、別に同姓だからっていうしょうもない理由じゃなくて、え?しょうもなくないって?だって、恋愛に性別なんて関係ないでしょ?したい恋愛をすればいい。まぁそんな話は置いておいて、なぜ僕が恋をしちゃいけない理由…それは…僕はある病気だからなんだ…病気?って思う人も居るだろう…そう僕は、好きな人と両思いになると、自然と両思いな人との思い出、顔、容姿、性格、そして両思いな人のは存在さえ忘れてしまうって言う最悪な病気なんだ…だから僕は恋なんてしちゃいけないんだ。でもしてしまった。元々僕には好きな人なんていなかったでも、次第にマッシュくんの事を好きになってしまっていたんだ…まぁ正直、100%の確率で両思いになんかなれないんだ。だってマッシュくんはレモンちゃんがいるから、実際マッシュくんはレモンちゃんをどう思っているかは分からないけれど、結局マッシュくんはシュークリームしか愛してないから。多分あ、一応レモンちゃんも…
🐬 (でも最近ボディタッチが多い気がするな…?)
【皆は好きな人と両思いになりたいと1度思うことはあるはずだ…好きな人に振り向いて貰うために、メイクしたり、オシャレしたりする。でも僕の病気はメイクやオシャレなんかで上書きされるような病気じゃないんだ、僕がメイクをしたりオシャレをしたりしても希望なんかはない…でも僕には叶わないって考えると、胸が苦しくなる、しんどくなる、辛くなる。でも僕は皆に迷惑なんてかけたくないから、大丈夫なフリをする。いつまでもつか分からないけれど…】
🪐「……ン!」
🪐「…ィン!」
🪐「フィン!」
🐬「は、はい!?」
🍄「大丈夫?フィンくん具合悪い?」
🍋「確かにさっきからぼーっとしてますよ?保健室行きますか?」
🐬「え!?いや大丈夫だよ〜気のせい気のせい!」
🪐「…ならいいが今度の休みに皆で街中で遊ぼうって話しなんだが…」
🐬「街中!?いつ!?」
🪐「今度の休みだと言っただろう」
🐬「あぁ!今度の休みねぇわかったわかった〜あはは僕ちょっと忘れっぽいからさ!」
🪐「…」
🐬「大丈夫?ランスくん…?」
🪐「いや俺は大丈夫だ…」
🐬「いや俺はってどゆこと?」
🪐「おいフィンお前こそ本当に大丈夫なのか?」
🐬「ふぇ!?大丈夫だよ〜もぉランスくんたらっ!」
🪐「声がデカイな…て言うか、同様してるな…何かあったのか」小声
🐬「あぁ…ごめんランスくん。まぁちょっと?でも全然大したことないし大丈夫だよ!」小声
🪐「その感じやっぱり何かあるんだろう?後で俺の部屋にこい、相談でものってやる」小声
🐬「いやいや!?本当に大丈夫だから!」小声
🪐「お前はそうやってすぐ誤魔化すからな…絶対に来るんだぞ」小声
🐬「は、はぁい」小声
🐬 (ランスくんって感もいいし、面倒見もいいよね…これもモテる秘訣なんだろうな…)
無事シュークリームパーチィーを終えランスの寮部屋に入ろうと思った瞬間いきなり緊張が走った…
🐬(ランスくんは相談に乗ってくれるって言ってたけど…病気のこととかどうしよう…)
そんな事をフィンが思っている時、ランスの寮部屋のドアが開いた
🪐「こんな所で何をしている、さっさと入れ」
🐬「あ、ごめん」
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🪐「で、何があったんだ」
🐬「……」
🪐「言うのが辛いならゆっくりでもいいぞ」
🐬「引かないで真面目に聞いてくれる?」
🪐「あぁ…大丈夫だ」
🐬「……スゥゥゥ僕実は…ある病気に生まれつきかかっているんだ…」
🪐「そうなのか…内容はどんなのなのか…?」
🐬「えっと……内容はね…好きな人と両思いになると、自然と両思いな人との思い出、顔、容姿、性格、そして両思いになった人の存在も忘れてしまう病気なんだ…だから僕は恋なんてしちゃいけないんだ…」
🐬「でも、最近…マッシュくんのこと好きになっちゃって…気持ち悪いよね僕…しかも叶わない恋なんて…辛いよ…」
🪐「いや…全然気持ち悪くなんてない…辛いのに俺に話してくれてありがとうな…辛かっただろう…泣きたかっただろう…泣きたかったら泣いてもいいんだぞ…何時間でも付き合ってやる…」
🐬「ありがとう…優しいねランスくんは、じゃあ…ランスくん…泣いてもいいかな…?」
🪐「大丈夫だ…安心しろ…今俺しかいないからな」
🐬「……うぅ…うぁぁぁぁん…ぐすっぐすっ…」
【ランスくんは僕を優しく包み込んでくれた…暖かい手でなでてもくれた】
【こんなに暖かい手は初めてだった】
🪐「大丈夫か?おさまったか?」
🐬「うん…お陰様で…」
🪐「フィン…」
🐬「どうしたの…?」
🪐「お前は悪くないんだ…自信をもて楽しく生きろ、後辛いなら誤魔化さないで皆に相談にのってもらえ、もちろん俺もいつでもうけてやる」
🐬「ありがとうランスくん…!本当にランスくんには感謝してもしきれないよ…」
🪐「大事な友達だからな」
🐬「ランスくんが初めてそう言うこと言った…!?」
🪐「何びっくりしているんだ、俺だって言うぞ」
🐬「あはは!そうだったね!wごめんごめん !」
🪐 (フッ、やっときちんと笑ったな、最近ずっとぼーっとしていたしよかった…)
🐬「わ!!もうこんな時間…早く部屋戻らないど…今日は本当にありがとうランスくん!ランスくんも何かあったら僕に相談して!」
🪐「あぁ、ありがとう、じゃ気おつけろよ…後フィン…」
🐬「何〜?」
🪐「マッシュなら何があってもお前を幸せにしてくれるだから大丈夫だ」
🐬「ふふっありがとうランスくん!じゃあね!お邪魔しました!」
🪐 (あいつあんまり意味わからずに返事したな…まぁいつかわかるようになるか…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーはい…皆様…誠にすいませんでした!前回の続きやろうかなって思ったんたんですけどこれ書きたくなって書いちゃいました!まだ続きます!なので…2つとも続きは気長にお待ちしていただけると助かります!ではありがとうございました!
コメント
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(`・ω・)b👍