ー大瀬視点ー
「あっ、大瀬さん!おはよう御座います!今丁度朝御飯が出来た所なんです!」
こんなクソ吉にも挨拶をしてくれるこの方は本橋依央利くん。
「ぁ…おはようございます……」
うわぁ…言葉大丈夫かな…うぅ…。
それにしても、いおくん、いつもより元気そう…。
「?どうしたの大瀬さん」
「わぁぁっべ、別に何でも!!!ごめんなさいこんなクソ吉世の中から消えた方が良いですよね!!ごめんなさい死にます…喉を掻き切らせてもらいます」
「ちょっと!?急に喉掻き切らないで!?」
「はぁ…負荷があっていいけどさ…君情緒ヤバいよ?分かってる?」
「…そんなの分かってます。だからもう放って置いて下さい!」
あーあ…自分は何て事を言ってしまったのだろうか…。その言葉を聞いたいおくんからさっきの笑顔が消えた。
「はぁー…もう良いです。さっさと席に着いて下さい。後は全部僕がやるので!」
あ……いおくん、怒ってる。
ああああああ……!!!またこのクソ吉の湊大瀬が人を怒らせてしまった!!本当にこいつは……
本当にごめんなさい…いおくん。
縄…まだあったかな。
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