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るぅころ

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24

第24話

♥

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2022年05月27日

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青side






~stprオフィス前~






青『え、えっとぉ、、


  気持ちだけ受け取っておくね?』






モブ「何でダメなんですか!


  好きな女でもいるんですか!?」






青『はぁ…


  だから誰とも付き合えないんだってば…』






もーやだ、誰かマジでヘルプ。






stprオフィス前で


知らない女性ファンから熱烈なアプローチを


受けてます…






一体どこからこの場所が漏れたんだか。






いや、もちろん好きって言ってくれるのは


凄く嬉しいんだけどね!?






モブ「1回デートしましょ!


  そしたら気持ち変わるかも!」






全然諦めてくれないから


さっきから同じような会話


ずっと繰り返してるんだわ…






あぁ~もお!!


無理って言ってんじゃん!泣






青『あ、あはは…』






何を言っても無駄だと判断し、


苦笑いしながらそっと後退りしたその時。











青『ぁ…ッ、!』フラッ






恥ずかしながら、小さな段差につまずいて


体勢を崩してしまった。






やばい、転ぶ…!




















.




















青『…あれ?』












全然痛くない。











黄『大丈夫?』






青『るぅとくん…!』






後ろを振り返ると


るぅとくんが涼しい顔で僕の体を支えていた。






そして何を思ったのか___






黄『……』ギュッ






そのまま僕を抱き締め、


女の人に向かって言った。






黄『悪いけどこの子、


  彼氏持ちだから諦めてくれますか。』






モブ「え?彼氏?」






黄『そう、彼氏。


  お似合いでしょ?』






そう言ってるぅとくんが


僕のシャツのボタンを1つ外し、


僕の鎖骨あたりをつぅっと指先でなぞった。






…ん、?


そういえば昨日ここらへんに


キスマつけられた気が…






青『…ッ、////』カァァ






だんだんと顔が熱くなっていく感覚を覚え、


思わず両手で顔を覆った。






モブ「あっ、その…私帰ります…///


  お邪魔しました…っ」ダッ






女の人はめちゃくちゃ動揺した様子で


急いで帰っていった。




















黄『ころちゃん。』






青『は、はい…』






黄『僕、焦ったんですけど。』






青『はい…すみません…』






黄『やっぱりキスマは


  見えるところにつけるべきですね?』






青『スゥーー…


  い、1ヶ所だけ…なら…』

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