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花乃視点
昨日教師をやめに行きました。
結局、隼人くんにも伝えに行くときについてきてもらいました。
そして今…
花乃「…ふぅ。こんなもんかな?」
隼人くんの家を掃除しています。
なぜかというと
昨日
加賀美「え、家の手伝いをしたい?」
花乃「うん…!住まわせてもらってるのに、お金も払わず何もしないなんてできないよ…!」
加賀美「それは助かりますけど…いいんですか?」
花乃「一応これでも、料理と掃除は得意なんだ…!任せて…!」
加賀美「…それではお願いします、自分も会社やライバー活動で疎かになっていることがあるので…!」
花乃「うん…!」
ということで
花乃「ご飯の支度もしちゃおうかな…?」
ガチャッ
花乃「あ」
加賀美「?どうしました?」
花乃「いや、隼人くんが終わる前に終わらせちゃおって思ってたから…」
加賀美「あぁ、そういうことですか!手伝いますよ?」
花乃「そうなっちゃうから終わらせたかったのに〜…」
加賀美「ふふっw」
加賀美・花乃「「ごちそうさまでした。」」
加賀美「花乃さんは料理上手ですね」
花乃「料理は、母に教わったので自信があるの!」
加賀美「そういえば、昔も手伝ってましたね?」
花乃「うん、喜んでもらえてよかった。」
加賀美「あ、そうだ。明日は収録があるので、少し出かけてきますね。」
花乃「あ、そうなんだ?じゃあご飯用意しておいておくね。」
加賀美「ありがとうございます。」
翌日
本社前
加賀美「…あ、しまった。」
ライバー用スマホを忘れてきてしまった…。あれがないと収録が…
加賀美「…花乃さんに頼んでみるか。」
チャット内容↓
加賀美:すみません、私の部屋にスマホがあるか確認していただけますか?
花乃:あったよ。これ必要なの?届けようか?
加賀美:お願いしてもいいですか?場所は送ります。
花乃:わかった!
花乃視点
花乃「…こんな大きいところなの…?」
届けるとは言ったけど、めちゃくちゃ大きいし入りにくいんだけど…!
不破「ん?誰っすか?」
花乃「えっ…?」
誰…?めっちゃチャラそうなんだけど…怖い…
花乃「え、えっと…」
不破「…俺は不破湊って言うんやけど、そっちは?」
花乃「あ、朝日花乃(あさひ かの)っていいます…」
不破「花乃ちゃんやね!どこ行こうとしてたん?新しいライバーさん?」
花乃「あ、いえ…忘れ物届けに…」
不破「誰に?」
花乃「隼人くんです…」
不破「はやとくん…って…加賀美ハヤト?」
花乃「そうですけど…?」
不破「…え?!ちょっ…ついてきて!案内するわ!」
花乃「え、はい…!」
ガチャッ
不破「社長ー?!!いるー?!」
加賀美「あ。不破さん、お疲れ様です。」
甲斐田「あ!やっときた!遅刻ですよ?!」
剣持「でもいつもよりは早かったんじゃない?」
不破「いや、お疲れ様じゃなくて!この人社長の彼女?!」
加賀美「え?」
花乃「ヒョコッ」
剣持「え、誰」
甲斐田「え?!社長彼女いたの?!」
加賀美「あ、いえ。いませんよ?」
加賀美「忘れ物を届けてくださったんです。」
花乃「あ、はい。これであってる?」
加賀美「はい!助かりました、ありがとうございます。」
剣持「で?この人は社長とどんな関係なんですか?」
花乃「あ、朝日花乃といいます…!少し事情があって、隼人くんの家に住ませてもらってます…!」
甲斐田「は、隼人くん…?!」
花乃「隼人くんとは元婚約者で…小さい頃からそう呼んでるんです」
・・・・・
「「「婚約者????!!!!」」」
加賀美「なんで言っちゃうんですか…説明大変なんですよ?」
花乃「あ、そっか…」
剣持「でも聞いてしまったからには説明してもらいますよ…!社長!」
加賀美「あ、はいw」
甲斐田「なるほど…」
不破「それは大変やったな〜」
花乃「…あ。」
加賀美「どうしました?」
花乃「家の家事途中だったの忘れてた…!」
加賀美「あ、じゃあ車呼びますよw行きましょうか。」
花乃「皆さんさようなら…!」
甲斐田「さようなら〜」
不破「社長のことお願いしますね〜?」
剣持「違うでしょw」
加賀美「すみません、色々と…w」
花乃「面白い人達だね…!」
加賀美「えぇ、そうですね。」