事故で亡くなった彼氏のことを話す時の叔母さんは、彼氏のことはロクデナシのヒモとか言うけど、すごく嬉しそうだったり泣きそうだったりだった。だからロクデナシのヒモ男みたいに言ってるのは、きっとそうしないとつらくて仕方ないからなんだろうなって気もした。
「あいつさあ、自分が取り敢えず食べれたらいいって感じで料理すっから、味付けとかいい加減なんだよ。だから結局、私も自分の分は自分で作ることになるんだよね。だけど、作ろうとしてくれる気持ちは、嬉しかったな……」
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