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お久しぶりの投稿です
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イリーナ「わかったでしょ?
サマンサとキャリーのエロトークの中に難しい単語は1コも無いわ
日常会話なんてどこの国でもそんなもんよ
周りに1人はいるでしょう?
「マジすげぇ」とか「マジやべぇ」だけで会話を成立させる奴
その「マジで」にあたるのがご存知「really」
木村言ってみなさい」
木村「…リ,リアリー」
イリーナ「はいダメー
LとRがゴチャゴチャよ
LとRは発音の区別つくようになっときなさい
外人(わたし)としては通じはするけど違和感あるわ
言語同士で相性の悪い発音は必ずあるの
韓流スターは「イツマデモ」が「イチュマデモ」になりがちでしょ
日本人はLとRは私にとってそんな感じよ
相性が悪いものは逃げずに克服する!!
これから先発音は常にチェックしてるから
LとRを間違えたら…公開ディープキスの刑よ」
イリーナの授業が終わり,荷物を持って校舎裏に行き鞄からある服を取り出し着替える
この後殺し屋とあう予定があって椚ヶ丘の制服で会う訳にはいけない
相手に気付かれないかもしれないからな
黒いニット服,砂色の外套,深緑のズボン
髪を低い位置でむすめばポートマフィア幹部の夜桜恋花の出来上がりだ
イメージ↓
此の姿だとよく男だと言われたり思われたりする
慥かに男らしいという自覚はあるが…
私は兄さんをイメージしているだけだ
声や顔立ちは女だろう(顔も声も中性的です)
そんな事を思い乍ら其の姿の侭教員室に入る
イリーナ「あーッたくもう!!
面倒臭いわ授業なんて!!」
だいぶお疲れみたいだな
烏間「……その割には生徒の受けは良いようだぞ」
評判は良い
私もイリーナの評判,良く聞くぞ
イリーナ「………何の自慢にもなりゃしない
殺し屋よ私は!!あのタコを殺すためにここにいるの!!」
の割には嬉しそうだ
まぁ,殺す為に居るのは私も同じだが
イリーナはチラリと殺せんせーを見る
イリーナ「その肝心のタコと言えば!!
私のおっ○いを景色に見立てて優雅にお茶を飲んでいる!!」
『胸を見ながら飲む茶は果たして美味いのだろうか…』
烏間「(だっ誰だ?!)」
イリーナは手当たり次第に殺せんせーに対先生ナイフを刺す
全部避けられているがな
国木田「居たのか恋花
まぁ焦るな
そういう暗殺対象(ターゲット)だ此奴は
機会を窺う為に教師になったのでは無いのか」
烏間「(夜桜さんだったのか?!)」
イリーナは刺すのを辞めて何処かに行く
イリーナ「Fuak!やってらんないわ!!」
殺せんせー「…気が立ってますねぇ」
烏間「全て誰かのせいだがな」
全くもってその通りだ
30分程経ってもイリーナは戻って来ない
ふむ,心配だし追い掛けるか
追い掛け教室に入るとイリーナがワイヤートラップで首を絞められていた
作者「作者の都合でロヴロの話す言葉をロシア語にします」
ロヴロ「Я была удивлена, Ирина.
Посмотри на своего учителя.
Веселитесь с детьми
Дружественное приветствие со студентами
Как будто… Я смотрел комедию комика.
(驚いたよイリーナ
教師をやってるおまえを見て
子供相手に楽しく授業
生徒達と親しげな帰りの挨拶
まるで…コメディアンのコントを見てるようだった)」
…来たか
今日会う殺し屋のロヴロさんが
イリーナの師でもある
其れにしても選りに選って露西亜語か…
魔人達を思い出すから辞めて欲しい…
イリーナ「………!!
Мастер…
(師匠(センセイ)…)」
後ろから烏間先生と独歩が来る
国木田「何してる」
烏間「下ろせ
女に仕掛ける技じゃないだろう」
ロヴロ「… не волнуйся
Я научил вас защите от проводов.
(…心配ない
ワイヤーに対する防御くらいは教えてある)」
ロヴロさんはワイヤーを切りイリーナを解放する
露西亜語を話すのは嫌だが…致し方無い
『Господин Ловро, пожалуйста, говорите по-японски.
Потому что я не знаю их двоих.
(ロヴロさん,日本語で話して下さい
2人が分からないからな)』
ロヴロさんは頷く
ロヴロ「…これは失礼日本語で話そう
別に怪しい者ではない」
『この人はイリーナ・イェラビッチを国の政府に斡旋した人です
“俺”が本日会う予定だった人でもあります』
云い忘れていた
私は普段マフィアとして活動する時は一人称を俺としている
ONとOFFの切り替えは大切だからな
烏間「…!!」
ロヴロ「Mr.ヨザクラ
“殺せんせー”は今どこに?」
『殺せんせーなら上海迄杏仁豆腐を買いに行かれた
30分前に出た故じき戻るだろう』
ロヴロ「フ…聞いてた通りの怪物のようだ
来てよかった。答えが出たよ
今日限りで撤収しろイリーナ
この仕事はおまえじゃ無理だ」
あっさりだな。あっさり咖哩みたいだ
烏間「…?ずいぶん簡単に決めるな
彼女はあんたが推薦したんだろう」
イリーナ「現場を見たら状況が大きく変わっていた
もはやこいつはこの仕事に適任ではない」
プルルルル…
あ,やべ
『すいません,俺です』
外に出てスマホを見る
電話をかけて来たのは森鴎外と書いてある
私は直ぐに電話を取る
『首領(ボス)
何か御用でしょうか?』
森「《やぁ,夜桜君
暗殺は順調かい?》」
『まだ動いてません
まだ其の刻ではありません』
森「《なるほど
ところで君に任務がある》」
先程よりももっと冷たい声が私の耳に響く
『…はい』
私は首領(ボス)から任務の内容を聞き椚ヶ丘を出た
…其の日から私は数日学校には来なかった