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体が熱い。
何度目だろう。
もう数えるのも馬鹿らしくなるくらい、佐野くんに抱かれ続けている。
ベッドの上、汗ばんだ肌が絡み合い、息が混じる。
「んっ……あ……」
声が漏れるたび、佐野くんの瞳が満足げに細まる。
『ほら、先輩、声聞かせて?』
耳元で低く囁かれ、背筋がぞくりと震える。
『気持ちええなら、ちゃんと喘いで?』
関西弁なのに、甘く残酷な響き。
私は必死に唇を噛んで声を抑えようとするけど……
佐野くんの腰が深く沈み込むたび、甘い痺れが全身を駆け巡って、もう耐えられない。
「あっ……晶哉……!」
『ええよ、そうやって俺の名前呼んで』
彼は嬉しそうに笑いながら、動きをさらに激しくした。
リズムが速くなり、深くなり、私の体を完全に支配する。
頭が真っ白になって、ただ彼にしがみつくことしかできなくなる。
ふと、佐野くんが体を離し、私を抱き上げた。
「え……?」
『先輩、自分の顔見てみ?』
そのままバスルームへ。
大きな鏡の前に立たされ、後ろから佐野くんに抱きすくめられる。
鏡に映る自分は……
髪は乱れ、頬は真っ赤、目はうるんで、唇は腫れるほどキスされて。
完全に乱れた姿。
「や……見ないで……!」
恥ずかしくて顔を背けようとするけど、佐野くんの大きな手が顎を掴んで強制的に鏡に向けさせる。
『だめやで。ちゃんと見て。先輩がどんなエエ顔してるか』
彼は私の脚を広げ、再び深く繋がる。
鏡越しに、すべてが見える。
晶哉の黒髪が揺れ、私を見下ろす瞳が獣のように輝いている。
『ほら、ここで俺のこと締め付けて……気持ちええんやろ?』
「やっ……あぁっ……!」
鏡に映る自分の姿が、ますます乱れていく。
声が止まらない。
体が勝手に反応して、佐野くんを求めてしまう。
『先輩、めっちゃエロい顔してる……俺だけに見せてな?』
私はもう、ただ喘ぐことしかできなかった。
どれだけ時間が経っただろう。
バスルームからベッドに戻され、また何度も抱かれて。
ようやく少し落ち着いた頃、時計を見るともう夕方近い。
「……チェックアウト、何時だっけ……?」
ぼんやり呟くと、晶哉が隣でくすくす笑った。
『先輩、チェックアウトは明日なんですよ』
「……え?」
『俺、最初から連泊で予約しといたんや』
晶哉は私の腰を抱き寄せ、耳元で囁く。
『まだまだたっぷり時間あるから……先輩と、たくさんセックスできますよ?』
その声は、優しくて、残酷で。
私はもう、逃げられないことを完全に理解していた。
この休日は、まだ終わらない。
晶哉の腕の中で、私はただ甘く囚われるだけ…