初投稿です。せなでございます。このノベル、1万字以上ありますので暇な時にお読みください。
また、ご本人様方に迷惑のないようにお願いします。挿絵にわたしの名前が書いてあるのは無断転載防止のためです。
最初はほのぼの日常からはじまって、エロまで発展します。
マジでほのぼのいちゃらぶシーンも、前戯シーンも、エロシーンも長いです。読みにくいかもしれません。もし読みにくかったら申し訳ございません。
お楽しみいただけると幸いです!
ではどうぞ!
「もう、若井!起きてよ〜」
「んー……」
がばっ
「ちょっ、朝ごはん作れないじゃん」
「あー……今日も元貴かわいい」
「……、寝ぼけてんの?離して」
「……下行こ。リビング」
「なんなの、もう!」
大森元貴と若井滉斗は、付き合っている。最近同棲し始めたところだ。
「「いただきまーす!」」
ふたりの明るい声が響き渡る。
今日は仕事やそのほかの予定もなく、ふたりで家でのんびりと過ごす予定だ。
Wki side
夕方
「若井ー、お風呂湧いたよ。入る?」
「あー、じゃあ先入るね」
「はーい!」
突然だが、俺、若井滉斗にはひとつ悩みがある。
それは、未だに元貴とそういうことまでできていないことだ。軽いキスで止まってしまっている。
元貴はそのキスだけでもだいぶ緊張するようで、真っ赤になっていてかわいい。だからこそ、その先を見たいという気持ちが強くある。
別に元貴に行為の誘いを断られているとかではなく、タイミングがつかめなかった。ただ、それだけなのだが。そのタイミングとやらがなかなか難しい。
元貴の様子を見ていてもそういうことをしたいという雰囲気は感じられていないし、いつ言い出すか迷っていた。
でも、今日。今日こそは言おう。
シンプルに付き合ってから数ヶ月は経っているし、普段の元貴のかわいい様子に欲が溜まってきている。
元貴はたぶん処女だろうから、入念な準備をしないといけない。だから、事前準備もこの日のために怠らずにした。まあ断られたら終わりなんだけど。
「元貴、でたよ。今度元貴が入れば?」
「あっ、うん……!今はいるよ。早く髪乾かしなね」
そういって、元貴は俺からふい、と顔を背け、そそくさとリビングを後にする。
……?どうしたんだろう。
Mtk side
「ぅ〜……」
お風呂上がりの若井を見て、不意にドキドキしてしまった。
髪が濡れていて、まだお風呂のあたたかさで顔がすこしほてっていて……端的に言うと、色気があった。
そろそろ、言っちゃおうかな……?
僕、大森元貴には、ひとつ悩みがある。
それは、若井とまだ……その、……そういうこと、ができていないこと。
若井はモテるし、そういう経験があるのかな……と思っては嫉妬してしまったり、はたまたドキドキしてしまったりと最近は情緒が忙しい。でも若井は僕としたいとか、そんな素振りは見せていないからなんとなく言えずにいた。恥ずかしいし。
でも、最近は欲も溜まりに溜まってきている。
正直、男同士の……そういうこと、は大変だと言う。でも、僕は若井としたい。
念の為後ろの洗浄までしてからお風呂場を後にした。
Wki side
「……わかい、まだ髪の毛乾かしてなかったの」
「あー、忘れてた」
「もう、風邪引いちゃうよ?僕が乾かしたげるからこっちきて」
むっとした表情で腕を広げる元貴がかわいくて、素直に元貴のそばに寄った。
お風呂上がりなせいでかわいい顔が赤くてさらにかわいい。 彼氏の髪の毛を乾かしてくれる彼女(概念であり性別は男性)とか最高でしかないだろ。
あー……そういえば、するときって攻め受け?決めないとじゃん。元貴はどっちがいいとかあるのかな。
まあ、ツンデレな照れ屋さんで力がよわよわな元貴に攻められるわけないか……笑
俺も攻める気しかしないし。
ぶぉー……
色々考えているうちに、ドライヤーの音が聞こえてくる。
「……う、……たい」
「?元貴、なんか言った?」
「な、なんでもないっ!」
変だなあ、と思いつつ、直ぐにドライヤーは終わった。
今度は俺が元貴の髪の毛を乾かしてやろうと思い振り返ると、先程よりも顔を赤く染めた元貴が目に入った。
Mtk side
「きょ、きょう……若井と、ぇ……ぇっち、したい……」
ドライヤーの風が吹き荒れるなか、ちっちゃな声でそういう。
「?元貴、なんか言った?」
「な、なんでもないっ!」
やっぱりまだ僕には直接言う勇気はないみたい。
案外直ぐに若井の髪の毛を乾かし終えると、若井が振り返ってきた。
「今度は俺が元貴の髪の毛乾かすね」
そう言われると、気付かぬうちにドライヤーを手に取られていた。
「ほら、おいで」
若井が膝の上をぽんぽん、と叩く。
膝の上に乗れってこと?
「……」
ぽすっ
「あれ。今日は素直に従うんだね。反抗しちゃう元貴も素直な元貴もかわいい〜」
「う、うるさい!」
恥ずかしいけど、若井とくっつきたいから従ったのに。かわいいとか言われて、
……嬉しすぎるんだけど。
でもこんなこと本人に言ったら絶対にうっとうしくなるぐらいかわいいって連呼されるだろうからやめておく。あと単純に恥ずかしい。
ぶぉー……
ドライヤーで乾かされる。なんだか心地がいい。
けれど、若井の手つきが妙にいやらしい気がしてきて、意識をほかのことにずらそうと色々考えることにした。
「っ、」
若井の指が僕の耳をかすめる。危うく変な声を出すところだった。
かちっ
ドライヤーが終わる。
「ねえ、元貴」
「なに?」
「元貴って、耳弱い?」
Wki side
「ぁっ、うぅ〜……っ、」
「おおー……」
ドライヤーをしていて、耳に触れたときに元貴がびくりと反応した気がしたから、すこし確かめることにした。
ふー、と元貴の耳に息を吹きかける。
「やめて……っ、!はぅ、」
いや、何その反応。誘ってるでしょ。
俺は元貴を無言で寝室まで連れていく。
「ちょ、わ、わかい?、なにっ、!」
がちゃり
ドアを閉め、ベッドまで行く。
どさっ
「……元貴」
「……っ、!」
元貴をベッドに押し倒す。すこし乱暴だったかもしれない。
「俺……元貴と、したい」
いいよね?
Mtk side
いいよね?
若井の声でそんなことを言われてしまえば、たちまち顔が熱くなっていく。自分でもわかるほどに。
夢を見ているみたい。若井にも、欲があったんだ……ちゃんと、僕とえっちしたいって思っててくれてたんだ……
脳内は喜びとドキドキで満ちていた。
「う、うん……いいよ……?♡」
「本当に?無理してるとかじゃなくて?」
「本当に、だよ。僕、ずっとわかいと……ぇ、えっちしたかったから……」
「そう、なんだ……。俺も、元貴とずっとしたかった」
ちゅ、と額にキスをされる。
「あのさ……元貴はどっちがいいとかある?」
主語がない、具体的な事を言われなくても、それが何を指しているのかはすぐに分かった。
僕は男だ。でも……
長くてすらりとした指を持つ、少し骨ばった手。
綺麗な顔立ちで、キリッと切れ長な吸い込まれそうな瞳。
僕よりも遥かに力が強くて、引き締まっているからだ。
僕の答えは、もうひとつしかない。
本当は攻めてやろうとか思っていたときもあったけど、僕は、若井に抱かれたいんだ。これが、僕の本当の気持ち。
「僕は……」
「ゆっくりでいいから」
「うん……あのね、僕は若井に……その、抱かれたい……です……っ、」
改めて言うとなると、恥ずかしい。羞恥で涙が滲む。
「……ふは、なんで敬語?」
「!!……笑うな!!」
ぽかぽかと若井の体を殴る。殴られた本人はくすくすと笑ったままだ。
「ごめんごめん、かわいいね」
今度は頬にキスをされ、たちまち何も言えなくなってしまった。
「まあ、分かってたけどね」
ついに、くちびるにキスをされる。
ああ、ぼく、今から若井に抱かれるんだ……♡
Wki side
ちゅっ、ちゅぷ……ぢゅうぅ……
「っは、ん──ッ!んぅ……♡」
手始めにキスから。
フレンチキスのあとに、元貴の口のなかに舌をねじ込む。
元貴は一瞬驚いたような反応を見せたが、すぐに舌を合わせてきた。
元貴の動きは拙いが、俺に応えてくれようとしているのがわかって愛おしさが込み上げてくる。
「ん──っ、ぢゅ、ふ……ッ♡」
元貴にぽんぽんと胸を叩かれ、口を離した。
「はあ、はあ……、な、ながすぎ……っ!」
「ごめんごめん。ねえ、今度は口開けて舌出してくれない?」
元貴は一瞬戸惑ったような顔をしたが、素直に俺に従ってくれた。これまた珍しい。
元貴の特徴的なかわいい形をした唇。俺はそれが大好きだ。
ひかえめに口を開け、ちろっと赤い舌をのぞかせる。
んー、えろかわいい。これ自覚済みか?
舌をすり合わせ、くちゅくちゅと扱くようにする。上顎をなぞり、さらに、舌の裏筋をなぞる。
ちゅぷ、ぴちゃ……、ちゅう、ちゅっ
部屋には俺たちふたりの吐息と水音のみが響いていた。
元貴がもどかしそうに湿っぽい声を漏らすから、舌の付け根をぢゅぅ、と強く吸ってやると、ビクビクと反応した。かわいい。
唇同士を離すと、ふたりの間には銀色の糸が紡がれた。
Mtk side
ぷち、ぷち、ぷち……
今度はシャツのボタンを外す音だけが室内に響く。
「ちょ……っとまって」
「どうしたの?」
「こ、心の準備が……」
「ふは、かわいい。でも、元貴も早く繋がりたいでしょ?」
「そっ、そうだけど〜っ、」
ちゅぷ……
「んむッ!?」
ちゅ、ぢゅー……♡
ぷち、ぷち……
ぷは……っ
「ん、脱がせた♡」
「〜〜〜〜ッ!!」
つくづく、こういうところでは若井には勝てないな、と思ってしまった。
(思った以上にこれ……、は、恥ずかしい……)
下の服も脱がされ、上の服が腕にまとわりついているような、ほとんど裸みたいな格好になる。
そしてその上の服も完全に脱がされ、ついに生まれたままの姿になった。
若井が、僕の後孔に顔をちかづける。
「ちょ、近い……やめて、」
「んー?元貴のココってピンクで綺麗だね〜」
こ、こいつはまた恥ずかしげもなくこんなことを言って……!
ぬとぉ……♡
「はうッ!?」
突然、孔にねっとりとしていて、はたまたざりざりとした感覚が広がる。
まさか……
「なっ、なんで!なんで舐めてるのっ!?」
「うるはい」
「やめ……!……ぅ〜ッ♡」
解かすためなのか、あろう事か若井は孔を舐め始めた。
初めてのはずなのに、雰囲気と若井のテクニックで快感を拾い始めてしまっている。
「っぷは……舐めるだけじゃ足りないかな」
「ふぇ……、?」
「元貴。指、舐めて」
ずいっと3本の指が差し出される。
え、僕……3本入れられるの?ナカに?
緊張して、はむはむと指を甘噛みしてみる。
「……、」
若井が熱を込めた瞳でじいっと見つめてくるので、このままこうしていたらまともに解かされずに挿れられるかもしれないと思い、慌てて指示通りに指を舐める。
ちゅぷ、ちゅぽ……
ゆっくりと唾液をからませながら若井の指を舐める。
なんか、これって……ゆび、フェラみたいな……
ぺろぺろと舐めていくうちに、若井からも刺激を与えられる。
上顎をなぞられ、舌の裏筋までなぞなれる。さらには、舌の付け根を引っ張るように……
これ、さっきのちゅーみたい……
だんだんと息も上がってくる。まだ、性感帯に触れられてすらいないのに。
「ん、ありがとね」
ちゅぽんっ、と指が抜かれる。口のなかがさみしい。
僕の前からは、期待からの先走りが止まらない。
「まだ触ってないのに……キスとさっきのだけで、こんなに濡らしちゃったの?」
「ぅ、ごめんなさい……」
若井に見つめられ、とぷとぷと先走りが溢れる。
「はっ、淫乱だね……?」
「んぅ……、」
「指、挿れるね」
つぷ……♡
「っは、あ……っ、」
「元貴。力抜いて」
初めての感覚に、不安が募る。
しかし、それは一瞬にして破られた。
コリッ♡
「〜〜〜〜〜ッ!?♡」
「見つけた」
ある1箇所を若井の指がかすめると、今までにない感覚に体内が犯される。
「わかる?ここ、元貴の前立腺」
「あっ、♡ぜ、ぜんりつせ……?♡」
「もっと見つけるの大変かなーって思ってたんだけど……元貴、才能あるよ」
「ふぇ……?♡どゆ、こと……ッ♡」
コリコリ♡
「あ”〜……ッ♡なんか、やば、ッ、♡」
つぷぷ……♡
快楽の海に溺れていると、いつの間にか2本目の指が侵入してくる。
「ねえ、2本でコリコリしたらどうなっちゃうと思う?」
「んッ♡ど、なっちゃう、のぉっ?♡」
「んー、戻れなくなっちゃう、かな?♡」
コリコリコリッ♡
若井は人差し指と薬指で前立腺を挟むようにして刺激してくる。
「ぉ”〜ッ♡♡あ、ンっ♡」
「まだ指だけだよ?こんなに乱れてさ。かわいすぎ」
「いっ♡イっちゃ……あ”ッ♡♡」
ぴた……
「っ、ふ、……?♡なんで、ぇ♡」
「指だけでイっちゃうとかさいっこうにかわいいけど……イかせないよ♡」
「やらッ♡ぼく、いきたいぃ……♡」
「だーめ♡」
「若井の、♡いじわるっ、!」
そういって、若井のものに触れてやろうと思ってふと顔を向けると、パツパツで苦しそうな若いのズボンが見えた。
正直、こんなに興奮してくれるなんて思っていなかったからびっくりした。
「……っ、♡」
Wki side
いじわる、なんて言って俺を睨みつけていた元貴が、俺の苦しげなズボンを見て急に黙った。
え?かわいいかわいいかわいい。
睨みつけられたときも全く怖くないしむしろエロかわいいとしか思ってなかったけど、かわいすぎる。
俺は3本目の指を元貴のナカに挿入した。
つぷぷぷ……♡
「あ、ンっ♡」
でも、わざと前立腺を避けてパラパラと動かす。
「ふ、……っ、♡ん、ぁ♡」
元貴はもどかしそうに吐息を漏らしている。
「わかぃ……、♡さっきの、してよぉッ♡」
ついにしびれを切らしたのか、うるうるの瞳でそう言ってくる。
「んー、元貴の前立腺、どこかな〜」
「っあ、うぅ……♡」
まあまだ本番じゃないし、焦らすのは他のとこでやりたいからもう前立腺を刺激してやることにした。
人差し指と薬指で前立腺をやわめにはさみ、上から中指ですりすり♡と優しくさする。
「お”ぉッ、これ、すきぃ……♡」
優しめに刺激してるのに、元貴は激しく反応した。
今度は、人差し指と薬指で強めに前立腺をはさんで、ゴリゴリと中指で強く、円を書くように刺激してやる。
「お”───ッ♡つよッ、ぃ♡やば、ぁ、ッ♡イ、くっ♡イ〜〜〜〜ッ♡♡」
ぎゅーっ♡
「んぉ”ッ!?♡♡イ、けなぁ……ッ!♡」
「指のときはイくの我慢だよ?」
「やらぁっ♡わかぃのばかぁっ♡いじわるっ、!このどへんたいッ♡どえすのばか〜ッ♡」
ゴリっ、
「っ、あッ」
元貴に足で俺の限界まで昂ったものをグリグリされる。なんか足コキみたいでエロいな……
「ちょ、やめ、やめろ……ッ、」
視界的に……エロすぎて、目に毒なのでやめてほしい。
「あはッ、♡わかぃ、ぼくのかわいい姿見て、限界なくせにッ♡」
!?
こいつ、自分のかわいさを自覚してる……?
いやでもいつもかわいいって言うと照れながら怒るし……相当乱れてる証拠かな。
ゴリゴリっ
「……ッ、は、」
「ねぇッ♡ぼくのあしで、こーふんしちゃうッ?♡」
当たり前だ。こんなにエロい恋人を見て興奮しない人はいない。
ゴリゴリゴリっ、
「ッ♡黙っちゃって、なに、♡あははっ、♡ざこ、♡ざこじゃんっ♡ざーこ♡ざーこッ、♡」
「……そんなこと言っていいんだ」
調子に乗ってどこまで煽ってくれるかな、って思って観察してたけど、思った以上に言ってくれた。
そろそろいいかな。俺も挿れたいし。
Mtk side
ちゅぽんッ
「あ”ぁッ!、?♡♡」
3本の指を一気に抜かれる。
かちゃかちゃ……
若井がベルトを外し、乱暴に上の服を取っ払い、下の服を脱ぎ捨てたのが見えた。
やばい。言いすぎちゃった?怒らせたかな……
「ね、ねぇわかい……」
「元貴」
ぴと……♡
「──ッ♡」
若井の大きなソレが、僕の孔に充てがわれる。
ちゅぷちゅぷと浅瀬に入れられたり抜かれたりを繰り返され、頭がおかしくなりそうだ。
すると、若いの動きが突然とまる。
ぱちゅんッ!!♡
「お”〜〜〜〜ッ!?!?♡♡」
そして、一気に貫かれた。
ぴゅッ♡ぴゅるるる〜ッ♡
「はッ、挿れられただけですぐイくとか……ッ♡どっちが雑魚なんだよ、♡」
「だって、一気に……ッ!♡」
「まだ半分だけど……?」
え……?
まだ、半分……?
「──ッ♡」
そのことに、僕は思わず息を飲んだ。
これ以上の快感が、この先には待ち受けているんだ……。
そんな、期待している僕を裏切るように……というか、察したうえで敢えてなのか、若井はずるずると浅いところまで、ギリギリまで抜く。
「ぇ、……、?」
「なに、その顔……♡ねえ元貴、欲しいの?♡」
そんなの、欲しいに決まってる。
若井の顔をみつめて、わかってよ、と目で訴える。
「そんなに見つめてさ……口で言わないと、わかんないよ?」
「は、ふ……ッ、♡」
若井に思いっきり奥を突かれたい。今すぐに。
でも、そんな恥ずかしいこと言えるわけないじゃん……しかも、ざことか言っちゃったし……。
「はあッ、♡ぁ、♡」
焦らされて完全に出来上がった身体は、若井のものを求めるようにしてナカを締め付けてしまう。
「、♡腰、揺れてるよ。かわい〜……♡」
「は、ァ、♡こし、ゆれちゃ、ぅ、♡の……っ、!♡」
いいところにあたらなくてむしろ余計に欲しくなるだけだとわかっていても、無意識に腰を揺らして、若井のものがいいところに当たるようにしようとしてしまう。
はやく、はやくうごいてよぉ……♡
「ッ、わかぃ……っ、♡はやく、うごいてぇ、♡」
「どうやって動いて欲しい?♡」
「ぜんりつせ、ごりって、して、ぇッ♡おく、ごちゅッて、ついてほし、ぃのぉ……ッ♡♡」
「ん♡よく言えました……♡」
耳許でそう囁かれる。若井の声が脳を蝕んだ。
「……ッ♡、ひゃ、ん……っ♡」
ずぷぷぷぷ……ぱちゅんッ♡♡♡♡
「ん”──っ♡あ、ンンっ♡」
ぴゅッ♡ぴゅる〜ッ♡
「はーッ、♡ぜんぶ入ったよ……♡」
「あ、へ……ッ?♡ほん、とぉ……ッ?♡♡」
「うん♡ほらみて、元貴のお腹、俺のでぽこってなってる♡」
こすこす♡
「あ”、♡ほんとだぁ……♡ぼく、わかいの、ぜんぶうけとめられた……っ、♡ぁ、♡」
「うん♡すごいよ……♡」
そういって、若井のかたちがみえるようになったお腹をぐりぐり♡とされる。
「お”、ッ!♡お”さないれ”、♡ッ、♡、らぇ、♡」
「っ、♡また動くね?」
「う”、んァ”ッ♡わか、ぃッ、♡♡」
「元貴かわいい♡ここでも気持ちよくなって?」
コリコリッ♡
「ん、あぅッ!?♡♡」
突然、若井が胸の突起に手を這わせてきた。
そんなとこに触っても僕は女じゃないからきもちよくなんてなれるはずないと思ったのに、反応してしまう。
「な、なんれッ、♡きもちいぃよぉッ♡♡」
「元貴、♡はじめてなのに、ちくびで気持ちよくなれるの?♡かわいい♡」
ちゅぅ、ぢゅ〜〜ッ♡
片方の突起を吸われながら、もう片方はくにくにと指で弄られる。
その間にもナカに若井のものは入ったままだし、若井の体に僕の前が擦れて有り得ないほどにきもちがいい。
色んなところから快楽の波がおしよせてくる。
壊れてしまいそうだ。
「口も寂しい?♡」
ちゅう、ちゅぱ♡ぢゅう〜♡
「はっ、ン──ッ、!♡はぁ、♡ちゅぅ……♡ぷはっ、」
「っはあ、あ〜……、その顔、さいっこう、……♡」
「あ”ッ、やぁ”ッ”♡こん”なきもち、ぃ”、♡のはじめてでッ”♡ぇ、こわ”ッ”♡い、よぉ”ッ”♡」
怖い、というと、若井は愛おしそうに僕を見つめ、ぎゅっと恋人繋ぎをしてくれる。
「怖い?じゃあ、手繋いであげるね♡これで怖くないでしょ?」
「わ”か、ぃ♡あ”りが、ぁ”──ッ♡、も”、いろ”んなとこ、きもちくてぇ”ッ♡しぬ”……っ♡わか……っ”、も、やめ”、……ッ、♡」
「やだ♡」
どちゅんッ♡♡
ぴゅくっ♡ぴゅっ、ぴゅるる〜っ♡
「っあ”、はっ、う”……ッ!♡♡」
「もときっ、♡かわいいッ♡」
「ぁあ”──ッ♡わか、ぃ♡すきぃっ♡だいすき、ッ♡♡」
「ん、俺も……♡、っ、イく……ッ、♡」
ちゅぽんっ♡
どぴゅっ♡ぴゅるるるるっ♡
急に胎内から若井のものが抜かれる。孔はヒクヒクと寂しげにしていた。
それと同時に、若井の精液が僕の顔にかけられた。
いわゆる顔射だ。
なんで、ナカにだしてくれないの?
「っは……、ごめ、顔にかけちゃった……」
ぺろり
「ちょ、」
僕は顔の周りの精液を舐めとって、ごくりと音を出して飲み込む。
若井の精液がナカにほしい。僕のナカに、濃い若井の精液をぜんぶだしてほしい。僕が全部、若井のことを受け止めたい……♡
「ねっ、わかぃ……、♡」
くぱぁ……っ♡
若井に見せつけるようにして、孔を拡げる。
そこは未だにヒクヒクと痙攣していた。
「も、元貴!?」
「ぼくのなかに、わかいのせーし、ぜんぶだして……♡ぼくがぜーんぶ、受け止めるの……♡」
ごくり、と若井が唾を飲む音が聞こえた。
ばちゅッッ!!♡♡
「ぉ”あ”ッ”!?!?♡♡」
「ッ、あんま、煽んなよ……ッ!」
ばちゅっ♡ごちゅごちゅっ♡
「お”ッ”?ん”────ッ”!?♡♡」
ぴゅッ♡ぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅっ♡
「元貴のために我慢して外に出したのに……ッ♡元貴はナカに欲しいんだッ、?♡」
突然、激しかった律動がゆるやかになる。
「ッ、あ”、♡うんッ♡ほ、しぃのっ♡」
「じゃあ、ココに入ってもいいよね、♡」
こちゅこちゅ♡
そういって、奥をやわくたたかれる。
「元貴の、赤ちゃんのお部屋」
「ふぇ……、あかちゃんの、おへや……?♡」
「そう。元貴の子宮だよ♡」
僕の子宮……?ぼく、男だよ……?
まって、まさか……ここ、けっちょ……
ぐぽんッ♡♡
「────────ッ!?!?♡♡♡♡」
全身に、今まで感じたことの無い強い電流が駆け巡る。
「きっつ……ッ、!♡あっ、もとき、メスイキしちゃったぁ、?♡」
ビリビリと快楽が止まらない。前からは何も出ていないのに、ずっとイってるような感覚が続く。
「め”すいき……っ、?♡ぼく、め”すじゃな、”ぁ”っ♡お”とこの、こっ”♡ぉッ♡、だも”、ん”……ッ”♡♡」
「でも、自分で女の子系男子って前言ってたじゃん、?♡それに、今の元貴はメスでしかないよ、♡」
「ふぇ……ッ、♡めすッ、♡ぼく、めすなんだぁッ♡」
激しいピストンは止まることを知らない。
ばちゅばちゅっ♡どちゅんッ♡♡
すると、なんだかまた未知の感覚が迫ってきた。
今日は、知らないことばかり起きてて怖いけど、きもちいい。
「”まッ、なんか、きちゃ”、?あ”──ッ”、♡」
「ッは、かわいいっ♡今度はどうしたの、♡」
「や”ッ、♡なんか、お”し、っ”こ、?でちゃ”、ァ”ッ♡」
ぷしゃ──ッ♡
僕の前から、勢いのある透明な液体が放たれる。
なにこれ……?わからないけどきもちいよ……♡♡
「ッあ、ぐす、ごめ、なしゃぁッ♡、」
「、!元貴、これ潮だよ……!♡」
しお?……潮?僕、男の子なのに潮吹けたの?
……ちがう。ぼくはメスで、若井専用の女の子なんだった♡
若井は僕の潮吹きにさらに興奮したようで、一段と動きが激しくなる。
ごちゅッ♡ぱんぱんッ♡ぱちゅッ♡
「んぉ”────ッ♡、しぬ”っ、♡、ぉ”、ァ”ッ”♡」
「はっ、喘ぎ声、きったな……っ♡」
きゅうぅ……♡
「ッ、♡」
若井にも早くイッてほしいのと、きもちいいのとで思わずナカをきつく締め付けてしまう。
「元貴、締めすぎ……ッ♡そんなに俺のきもちいい?」
「お”……ッぁ、ッ”♡ひ、ァ”、んん”ッ♡きもち、れ”すッ♡♡」
「そっか〜♡ねえ、元貴の赤ちゃんのお部屋に俺のだしていいんだよね?」
「う”んッ♡ひろとッ”♡、ぼくのあかちゃん”のお”へやに”、ッ、だしてぇ”ッ”?♡ぼく、ひろとのあかち”ゃ、”ん”、はらむの”、ぉ”ッ”♡♡」
「っ、そう、♡じゃあ、ちゃーんとこぼさないで受け止めてね?──ッ、イく……ッ♡♡」
どぴゅ〜♡びゅ──ッ♡びゅるるるるッ♡
お腹に熱い感覚がひろがる。
「ァ”、あ”あ”──ッ♡♡ひろ、との”ッ♡せーえき、きたぁッ”♡あかちゃ”、できちゃ”、ァ”──ッ”♡♡」
「ッ♡ほら、孕めよこの淫乱ドMメスガキが……ッ♡俺と元貴の子、ちゃんとつくるんだよッ?♡」
「ひゃい”ッ♡ぼくおんなのこだから、ぁ”、ッ♡ひろととの”、あかちゃん”、はらむッ”♡はらんじゃぅ”ッ”♡♡」
どくどくどく……ッ♡
最後の一滴まで注がれると、こすこすと奥に塗りつけるように動かれる。
「────ッ♡♡♡♡」
ぷしゃぁッ♡ぷしゃ──ッ♡♡
「ぉ”ほ……ッ”♡ぁ”、あ”あ”──ッ♡」
ぷしゃッ♡ぷしゃ──ッ♡♡
「連続アクメ決めてんの……、♡かわいい……っ、♡」
「〜〜〜〜〜ッ♡、ひぉ、と、♡すきッ♡だいすきぃ……ッ♡♡」
「俺も、だいすき、元貴、だいすきだよ……ッ、♡」
頬に添えられている滉斗の手にねこのようにすり寄る。
「っはあ、は……、♡えへへ、♡あかちゃん、できちゃうね……ッ?♡♡」
「ッ、♡、そうだね、♡」
段々と意識が遠のいていくなかで、滉斗が僕にキスをしてくるのを感じた。
ぱち
ここは、寝室?あれ……僕、何してたんだっけ
「ん……、い”ッッッッッ!?!?」
動いて時計を確認しようとすると、尋常じゃないほどの痛みに腰を襲われる。
そうだ、若井に抱き潰されたんだった……
辺りを見回すと、いつの間にかシーツやらなんやらは交換されていて、綺麗になっている。
僕の身体も綺麗にふかれていて、ちょっと雑だけど服もきせてくれていた。
アフターケアまで完璧とか……
「ひろと、ありがと……」
隣で寝息を立てている僕の大好きな彼氏に感謝を伝える。
ちゅっ
恥ずかしくて普段は自分からこんなことはできないけれど、寝ているなら……と思い、滉斗に軽いキスをした。
がばっ
「、!」
「なにかわいいことしてんの」
まずい。起きていたのか。
「また俺に犯されたいの?」
「え”、」
「じょーだん♡元貴、腰痛いでしょ。喉もガラガラだし笑」
「ッ、だれの、せいだと!」
「あはは、ごめんってば〜笑、ねえ、夜食でも食べない?お腹すいたでしょ」
「たべる」
「じゃあ、リビング行こ」
「ん」
滉斗に向かって大きく腕を広げる
「?」
「う、動けないからっ、運べ……!」
別に動けないわけじゃないけど、今日はいつもより甘えたい気分。だから、だっこしてほしい。
でも本人に言うのはやっぱり恥ずかしくて、途中で目を逸らしてしまった顔が熱くなるのを感じる。
「そっかぁ……♡じゃあ、運ぶね?俺のお姫様」
「ば……ッかじゃないの!?」
滉斗はそういって、僕のことをお姫様抱っこする。まって、これ恥ずかしすぎる。
でも、鼻腔内に滉斗の匂いがひろがって安心感もあった。
どろっ
「ひ、♡」
「え……?」
ナカから白濁が溢れてくる。
「あ……」
「ッ、ほんと、どこまで俺を誘惑すれば済むんだよ……!」
滉斗は悶々とした表情でいる。襲いたい欲を我慢しているかのように。
どろ……♡どろぉ……♡
「っ、あ、のさ」
「な、なに」
「さ、さきに……ぼくのナカ、きれいにして……?」
滉斗を見上げながらそういった。これ、また……、結構恥ずかしいこと言ってる気がする。羞恥で涙が滲んできた。
そういうと、急に滉斗はなんか変な声をあげてうろたえ始めた。
「上目遣い……!!」
「ね、ひろと、おねがい……ぼくひとりじゃ、できないからさ……?」
滉斗は顔を真っ赤に染めている。
でも、きっと、僕の顔もまた真っ赤に染っているに違いない。
楽しんでいただけましたか?
非常に長かったですよね。スクロールお疲れ様です。
誤字脱字等のミスがありましたらコメントにてお伝えいただけますと助かります。
また、リクエスト等受け付けておりますので気軽にどうぞ✨
カップリング、左右は固定でございます。
カプと左右が合っているものなら、どんなリクでも受け付けます!
今後、3P(Mtkさん総受け)や🎹×🎤のノベルも作ろうと考えておりますので、できたときには是非見てください♪
読んでいただきありがとうございました。
コメント
3件
最高すぎます!!!!マジでこの才能もっと活かせるわまじ関心しか出来んし感謝しかできない😭
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ちょっと待て。。、ちょっと待て。。。可愛すぎないか??挿絵とか最高すぎるんだが。。り
え待って待って、絵かわよ……✨️✨️ ストーリーも神とか……まじ好きです😇😇😇😇